2023/02/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にソカレさんが現れました。
■ソカレ > <<待ち合わせ中です>>
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にウィンさんが現れました。
■ソカレ > (平民地区にある冒険者ギルドで。
珍しく薬草採取の依頼の中でも常設されているものでなく、一枚紙で貼りつけられていた依頼表を掲示板から剥がして受付に向かう)
「今日は珍しくこの依頼が残ってて運が良かったなぁ。
いつもの薬草採取だと、あんまりお金にならないけどこれだと普通の採取の2倍は稼げるし。
でも、この依頼票、何回か剥がして貼り付けてしたみたいな痕が付いてるけど、なんでだろう」
(不思議そうに首を傾げながら受付へと向かい、この依頼を受けたいです、と依頼票を差し出して。
受付の女性はその依頼票を見た後、少年の方を見て困ったような表情を浮かべ、お一人ですか、と尋ねてくる)
「はい、僕一人ですけど、何か問題があるんですか?」
(駆け出しも駆け出しの少年と組んでくれる冒険者はおらず、仕方なく一人で活動をしていて。
そう答えるとますます受付嬢は表情を曇らせて難色を示している)
■ウィン > 「今日は良いの……あるかな」
日課のように冒険者ギルドに向かえば良い依頼があればと願い掲示板へと向かう。
丁度その時に依頼表を手にした少年とすれ違い、良いのを見つめたのかなと視線で見送り。
そうして自分も良い物がと探し始めるが、探し始めて直ぐに受付から聞こえる声。
何かあったのかと思えば先ほどの少年と表情を曇らせる受付が目に入り。
何かあったのだろうかと気になり、普段ならあまり気にはしないが受付の様子がなんとなく気になってはそちらに向かい。
「どうか……した?」
近づき少年と受付の女性を交互に見て、少年は駆け出しかな、受付の女性はよく見る顔。
ちょっと聞こえた範囲では少年に対して女性が難色を見せている様子。
それで何かあったのかと気になる横から口をはさんでいき。
■ソカレ > 「え、誰……?」
(突然、声をかけられたことに驚いた声を上げてしまって。
振り返ると立っている女性にびっくりしてしまう。
そして、少年にどうしたものかと思っていた受付は、天の助けとばかりに説明を始める。
実は、この依頼票にある薬草の群生地に魔物の出没情報があり、この子に一人で向かわせる訳にはいかず。
ただ、真面目にいつも仕事をしているので、どう説明して諦めて貰うか困っていたと)
「え、魔物が……?」
(背負っているのは木を削って作った槍のようなもの、腰に下げているのも木を削って作った剣。
防具らしい防具も付けておらず、もし魔物と出会ってしまったら最悪、命を落としかねないと受付嬢の目には写っていた)
■ウィン > 「誰って……君の先輩?
驚かせてごめんね」
驚いた少年の問いかけに少し考えるようにして先輩と返す。
そして突然に知らない人が声を描ければ驚くよね、と小さく謝り。
そして何があったのかと問おうとするが、その前に受付の女性が説明をはじめ。
それは時折にある薬草の群生地に魔物がの出没情報と言うもので、少年にどう説明、諦めてもらうかと聞き。
「魔物は時々出るけど……その装備だと…きついかも。
良ければ……付き合うよ?」
少年にもう一度目を向ければ持っている武器はお手製なのか木製のもの。
それでも魔物次第では戦えなくはないのだが、問題は防具らしい防具がない。
その姿に受付嬢の不安がよくわかり、ちょうど自分も依頼を探し暇をしている。
ならば保護者兼護衛でついて行こうかと名乗りを上げて。
■ソカレ > 「じゃあ、お姉さんも冒険者なんだ?
ううん、別にいいけど……」
(先輩、と聞いてこの人も冒険者なんだ、とびっくりして。
謝られれば慌てて手と首を振って、気にしてませんと意思表示をして。
女性に免疫がないのと、こんな綺麗な人が冒険者なんだと驚いたように見つめて。
受付嬢は少年に諦めるように説得してくれるだろうと、自分より同じ冒険者から言って貰えた方が納得してくれるかなと期待していて)
「装備については、僕、お金がなくて……もうちょっといい装備を買うのにお金がいるから、こういう依頼は請けたくて。
えっ、いいの……?本当に?ありがとう、お姉さん。
依頼料は、え、うん、それはもちろん構わないです、受付さん」
(装備のことを言われると、元孤児だった為にお金がなく。
加工するための木は見繕うことが出来たものの、防具に関してはそうもいかず。
そして諦めるように言われるかと思っていたら、付き合う、と言われて驚いたように顔を上げて。
嬉しそうにきらきらと輝くような瞳で女性を見つめる。
受付嬢はそうきましたか、と思うものの保護者が付いて行ってくれるなら、発注するのは可能ですと。
ただ、女性の方に依頼料は多く分配されると少年に説明をして、それに関しては素直に頷いていた)
■ウィン > 「うん……そうだよ。
次は気を付けるね。ありがとう」
驚かれると見えないかなと首を傾げ。
気にしていないと意思表示をしてくれる少年に笑みを向け。
受付嬢の期待の視線を受けては、どうしようかと考えるも先ずは話を聞こうと決め。
「お金がないのは…最初はね……。うん、今はお金欲しいよね。
良いよ、私も依頼を……探しに来たんだし。
依頼料は…後で渡すね」
お金がなくてと聞けば自分の駆け出しのころを思い出し。
それでも自分で武器を木とはいえ作っている事には感心し。
こうやって頑張っているのだから応援したくなり、同行を申し出る。
嬉しそうに擦る少年に微笑めば受付嬢に視線を向け、自分がいれば受けれると聞けば、お願いと告げ。
報酬に関しては自分が多めになるのは経験ゆえだが、今お金が必要なのは少年。
後で半分になるように渡すと小さく少年に告げて。
■ソカレ > 「そんなことないです、凄い格好良いです!
あ、えっと、その、どういたしまして?」
(そんなことなくて、格好良いと憧れの眼差しで見つめて。
ありがとう、と言われると戸惑いつつも首を傾げながら頷きを返し、お礼を言われるところだったかなと不思議そうに見つめる)
「ゴミ拾いとかどぶさらいとか、出来ることは頑張ってるんだけど、宿代とかご飯代とかでなくなっちゃって、装備まで手が回らなくて。
ギルドさんに紹介して貰ったから、格安なんだけど。
ありがとう、お姉さん。
えっと、いいの……?」
(駆け出しの受ける依頼の中でも特に賃金の安い依頼、生活をするにはどうにかなるだけで、貯金や装備費に回せるほどには稼げず。
だからこそ今回の薬草採取の依頼は珍しくお金の稼げる依頼だから受けたくて、一緒に受けてくれるという相手に頭を下げてお礼を言って。
小さく告げられた言葉に、ただでさえ自分の為に保護者として一緒に依頼を受けてくれたのに、そんなにして貰っていいのだろうかと相手を見つめてしまう。
受付嬢はそんな様子を微笑ましげに眺めて発注手続きを済ませ、女性の方へと依頼票を渡してこれで出発して頂いていいですよ、と告げる)
■ウィン > 「そう…?だったらうれしいかな。
こんなことで…怒る人もいるから、ね」
格好いいや憧れの眼差しを受けた事などなかったので恥ずかしそうにし。
戸惑い不思議そうにする少年に、今みたいなことで怒る人もいると説明して。
「うん…出来る事をやるのは、いい事だよ。
宿と食事は……結構かかるから…ね。私も最初は…配達とかで稼いだよ。
ギルド紹介のお店は、安いけど報酬が少ないとね…。
いいよ、一緒にいこう。
うん、お金……必要だよね」
少年が受けているという依頼は格安で受ける物が少ない依頼、そう言う物を受けていると言聞けば応援もしたくなり。
そんな少年が依頼を受けれないのは可哀そうに思ってしまえば放っても置けず。
お礼を告げられると、気にしないでと首を振って。
良いのかと問われれば、自分がそうしたいから気にしないで良いよと微笑み。
微笑ましく眺めていた受付嬢が手続きを終わらせ依頼表を渡してくれば受け取り。
「これで受けれたよ…。
あ、名前……私は、ウィン。あなたは?」
これで出発できると少年に依頼表を見せ、そこで名前を知らないことに気が付き、先に名乗って。
■ソカレ > 「怒る人がいるんだ……?
じゃあ、僕も気を付けないといけないかな」
(恥ずかしそうにしている相手を見ると、なんとなく自分も気恥ずかしくなってもじもじしてしまって。
あれぐらいのことで怒る人がいるんだ、と思うと驚きながらも、自分もしてしまわないようにしないとと)
「もうちょっと大きくなって、身体が大きくなれば出来ることも増えると思うんだ。
だから、それまでは今できることを頑張ろうって思って。
うん、だからお姉さんが一緒に依頼を受けてくれてとっても嬉しいんだ、ありがとう、お姉さん」
(子供だから、任せて貰えない依頼もあるから、大人になって身体も大きくなれば他の依頼も受けられるようになるはずと。
だから、それまでは安い依頼でも我慢してしていると。
気にしないで、と言われると改めてまたお礼を言って頭を下げて。
微笑まれると女の人にそういう表情を向けられることが滅多にないので照れてもじもじしてしまう)
「うん!ありがとう、受付のお姉さん。
あ、ごめんなさい、僕はソカレです。
改めて宜しくお願いします、ウィンさん!」
(お世話になるのに名前を言っていなかったことに気付いて、自分も名前を名乗ってから、宜しくお願いしますとまた頭を下げて一例をする)
■ウィン > 「驚かせるな……って、そんな人もいるよ。
私みたいに…いきなり声、かけなければ大丈夫」
慣れない経験に恥ずかしくなってしまっていれば、少年ももじもしとし始め我に返り。
中には気の短い人もいると告げて。
「出来る事をわかってて、無理しないのは良い事だよ。
どんな依頼でも……いい経験になるから、ね。
お節介じゃないか…心配だったけど、よかった」
受けれない依頼を無理に受けずに出来る事をやっているという姿に感心し。
安い依頼だとしても冒険者に必要な体力などは付くよと告げて。
またお礼を言われればお節介と思われていなくてよかったと笑い。
微笑めば照れている様子に異性に慣れていないのかとみて。
「良いよ、私もうっかりしてたから。
よろしく…ソカレ君」
先に自分が名乗っていなかったことを恥ずかしそうにして。
お互いに名乗れば頭を下げる少年によろしくと言っては右手を差し出して。
■ソカレ > 「そうなんだぁ、うん、気を付けます。
僕は知らない人になかなか声をかけられないから、大丈夫かな」
(孤児院にいた頃に、余り良い目で街の住人から見られなかったせいで、大人に声を掛けるときは緊張するので、いきなり声を掛けるのは苦手だから、大丈夫と頷いて)
「うん、無理をして怪我したら、駄目だから。
いい経験、そうかな……良く分からないかな……あ、うん、確かに前に比べると体力は付いた気がする。
ううん、おせっかいなんかじゃないよ、本当に助かったから……」
(怪我をしてしまえば、自分のような駆け出しはそこで色々と終わりになってしまう。
だから無理は出来ないし、寧ろしてはいけなくて。
いい経験になると言われると、ゴミ拾いやどぶさらいもいい経験になるのかな、と良く分からない顔をして。
お節介、という相手にそんなことはないと首をぶんぶんと横に振る)
「こちらこそ、よ、宜しく、ウィンさん」
(手を差し出されると、その綺麗な手を見て慌ててごしごしと右手を服で拭いて。
それから、恥ずかしそうに手を握り返し、その感触にどぎまぎしてしまう。
孤児院で年下の子の世話をしていたので、年下なら平気なものの年上の女性には不慣れで緊張してしまっていた)
■ウィン > 「それがいいよ…。
声、かけれないと……受けれない依頼もあるから、頑張ろうね」
気を付けるという少年によろしいと頷き。
知らない人にと聞けば、報酬のいい依頼ほど人数制限がある事を説明をして。
「それをわかってるのは……立派、無茶して怪我をする人も多いから。
そうだよ、どんなことでも役に立たないことは……そうないから、ごみ拾いとか、体力に力が付くんだよ」
新人ほど少しの成功などで、実力以上を受けての怪我での引退が多い。
少年はそれがなさそうに思えればいい事だと告げ。
この先遺跡などに行けばそれこそごみの山、どぶのような場所もあり得るので、先に経験していると思えばと説明し。
少年が首を横に振る姿に嬉しそうにして。
そして手を差し出せば、服で右手を拭いてから握り返す姿に気にしなくてもと苦笑し。
緊張している様子の少年の手を優しく握り返して小さく揺らしては離して。
「ソカレ君の準備、よかったら行けるけど…どうする?」
そうして挨拶も無事に終えることが出来れば、少年のタイミングで依頼に出発できると口にして。
■ソカレ > 「そっか、自分から声を掛けないと受けられない依頼もあるんだ。
うん、頑張ります!」
(物怖じしていたら、良い依頼は確かに受けられないと思えば元気よく頷いて。
ありがとう、と言うように相手を見つめる)
「怪我して駄目になった人、見たことあるから。
うん、それならこれからもそういう依頼も頑張る!」
(孤児院の近くにはスラムもあって、そこに怪我をして引退したものの、その後にどこにもいけなくなった、何もできなくなってごろつきに身を落とした冒険者がいることもあることを知っていて、怪我をしたらいけないと頷いて。
今の経験が、後々に役に立つ実例を出されると、目を輝かせて頑張ると大きく頷く)
「えっと、僕はもう大丈夫です。
薬草採取とかの依頼も受けられるように、いつも準備だけはしてるから」
(背負い袋の中に、採取用のスコップ、小さなナイフ、小分けしていれる為の小袋が入っていて、準備はもう大丈夫だから、行けると頷く)
■ウィン > 「募集してるところに…自分から声をかけないと…向こうからは来ないから、ね。
うん、いい返事」
ああいう依頼は自分から売り込んでいかないと受けれないと。
それを告げては元気よく頷き、見つめてくる少年に笑みを返し。
「知ってるなら、大丈夫だね。
それにそういう依頼を受ける人…ギルドはちゃんと見てるよ」
少年がどんな人を見たのかは判らないが、そういう人を知っているなら同じことにならないと思え。
大きな依頼や目立つものばかりを受け、いざ遺跡で役に立たなかった例もあるから、そうならない為にと告げ。
「そっか、準備もいいんだね。
そういう準備が出来てるのも…いいよ。
私は……魔物対策、でいい?」
準部が大丈夫と聞けば、即動けんるのも良いねと褒め。
自分は採取の準備は出来てはいないが、そこは少年に任せて万が一の魔物へ備えようとして。
そこでそれでいいかな?と少年に問いかけて。
■ソカレ > 「うん、依頼票も黙って待ってたらいいのは持っていかれるし、そうだよね」
(朝早くに並んでようやく良い依頼を見つけることが出来るので、相手の言うことは確かに良く分かって。
いい返事、と言われると少し照れたように笑って、相手の笑顔を見ると恥ずかしそうに頬を染めてしまう)
「うん、だからそうならないようにしないといけないって。
ギルドの人が見てる……?」
(いつかは孤児院に仕送りが出来るくらいになるには、怪我をして脱落は出来ないと大きく頷いて。
ギルドの人が見てる、と言われると不思議そうに受付の人を見て。
受付嬢は見てますよ~、と言うように笑顔で手を振って、女性には保護者としてだけでなく、教導手当もつけようかしらと考えていた)
「いつでも受けられる依頼は受けられるようにしておかないといけないから。
準備できてなくて受けられませんってなったらいけないし。
うん、僕は魔物とまだ戦えないから、申し訳ないけどお願いします。
その分、採取は僕が頑張るから」
(褒められると嬉しそうに笑顔を浮かべて。
薬草の採取は常設依頼の方で良く納品していたし、今回の薬草も採取の仕方と見分け方、群生地は覚えているから、自分には出来ない魔物対策をお願いして。
いつかは自分でも戦えるようになりたい、とは心の中で想っていた)
■ウィン > 「そういう事……自分から売り込んで…相手が、実力を認めてくれたら、向こうからもあるから」
良い依頼は行動あるのみ、待つのは駄目と判っているであろうを口にし。
しかし実力を認められれば、向こうから来る事も、かなり先な話も混ぜておき。
照れたように笑い、頬を赤く染める姿を微笑ましくみてしまい。
「自分でわかってるなら、大丈夫。
ギルドはね……良い依頼だけ受けるより、こういう細かな依頼を受ける人、大事にしてくれるよ」
そうならないように気を付けているなら大丈夫と、頷く姿に偉いねと。
不思議そうにする少年が受付嬢を見て、手を振っている姿に、見ているでしょ、と微笑んで。
「良い心構え……だけど、多すぎる荷物は邪魔になるから…適度にね?
受けたい依頼に狙いを絞って、準備はする方がいいから。
うん、魔物は任せていいから、採取はお願いね?
あ……剣の使い方、ついでだし……採取が終わったら教えてあげる」
準備が良い事はしっかりと褒め,ただし不要なものまで持つのは駄目と釘を刺し。
採取の仕方や群生地を覚えているのは感心し、それならば猶のこと魔物は任せてと請負。
そしてどうせならと、依頼先で少しとはいえ剣の扱いを教えようとお節介を口にする。
■ソカレ > 「認めて貰えるくらい、実力がつくのはずっと時間がかかってだいぶ先になると思うけど、そうなれるくらい頑張るよ、ウィンお姉さん」
(遠い将来だとしてもそれくらいの冒険者になれたら、きっと孤児院出身でも世間は好意的に見てくれて、後進の仲間達にも良い影響を与えてくれるだろうと思えば頑張ると告げる)
「そうなんだ?こっちの都合ばっかり押し付けるより、相手の都合もきちんと考えた方がいいってことかな。
ゴミ拾いもどぶさらいも、やりたがる人っていないけど、相手の事を考えてそういう依頼もしましょうってことだよね?
あ、受付のお姉さん、本当に見てた」
(受付のお姉さんが手を振ってくれてるのを見て、ありがとうと小さくお辞儀をして。
本当に見てた、と嬉しそうに相手に頷く)
「あ、うん。荷物が多いと採取した薬草を持って帰られる量が減っちゃうしね。
まだ、あんまり選り好みは出来ないけど、なるべくそうやって準備出来るように頑張る。
え、いいの!?一緒に依頼を受けて貰えて、付いてきて貰えるだけでも嬉しいのに……そこまでして貰っちゃっていいのかな?」
(駆け出しの自分の面倒を見て貰えるだけでもありがたいのに、剣の扱いまで教えて貰うなんて、初対面なのにそんなに良くして貰ってもいいのだろうかと、嬉しいながらも申し訳なさそうに相手を見上げる)
■ウィン > 「ゆっくりな方がいいよ……早くについちゃうと…まだいける、まだいけるいなって危ないから」
そうなれるぐらいに頑張ると聞けば、頑張れとエールを送り。
早くに実力が付けば加減も判らなくなるからと告げ。
「ん……ちょっと違うかな。実力を見せたい、目立ちたい、よりも…縁の下の仕事、そういう目立たないのは見ている人には評価されるんだよ。
どっちもやりたがる人がいないけど……それをやってるソカレ君はね、ギルドでは評価してくれてるんだよ」
目立てば世間的な評価は上がるがギルドとしてはそんな依頼ばかりがあるわけでもなく。
そんな目立つよりも地道な人ほどしっかりと見てくれると嬉しそうに擦る少年に説明して。
「判ってるなら……大丈夫、だね。
選り好みは駄目だけど……同じ採取でも…続けてれば指名もはいるよ。
私の気まぐれな…お節介だから、気にしないでいいよ」
依頼を受けれないで困っている少年に声をかけたのは最初は興味からで、ついお節介で同行を申し出て。
初対面でそこまでは少年のようになるのは仕方ないと思うが、つい応援したくなったのもあり。
お節介だからと小さく笑ってから、行こうと告げて。
■ソカレ > 「そう、なんだ……?
そういえばまだいける、はもう危ない、余裕があるうちに引くのも大切だって孤児院の近くに住んでたおじちゃんが言ってたかな。
いつも賭け事をしてておばちゃんに怒られてたけど」
(頑張れ、と言われると照れながらも頷いて。
加減が分からなくなる、と言われるとそういうものなんだ、となんとなく納得する)
「それじゃあ、僕がしてきたことってウィンお姉さんが言ってた通り、体力つくりにもなったし、ギルドの人にも評価して貰えてたんだ。
なんだか嬉しいな、そうやって言って貰えて見て貰えるのって」
(こつこつするのが大切と分かってはいても、やっぱり冒険者らしい仕事、というのもしてみたくて。
それを我慢しながら頑張っていたのが評価されている、と言われると嬉しそうに明るい笑顔を浮かべる)
「採取でも指名ってして貰えるんだ。
それなら、指名して貰えたときにがっかりされないように、丁寧に採取しないとだね。
うん、でも、僕に出来ることがあったら何でも言ってね?
ウィンお姉さんより弱くて、出来ることってあんまりないと思うけど」
(採取でも指名して貰えるようになるのなら、早くそうなれるように、そして指名までしてくれた依頼人をがっかりさせないように頑張る、と奮起して。
お節介だから、気にしなくていいと言われても何かで少しは恩を返したいと思えば自分で出来ることならなんでもすると、ただ自分ではまだまだ出来ることが少ないけどと少ししゅんとして。
行こう、と促されるとうん、と言いながら相手の後ろを追いかけて歩き出す)
■ウィン > 「あんまり早いと…実力が付いたのか…運が良いのが続いてただけか…判らないときもあるから。
うん、それは本当。まだいけるで無理をすると、駄目になった時にどうにもできないから…余裕があるときに引くのは大事。
……賭け事と一緒にするのは駄目だよ?」
照れながらも頷けば小さく笑い。
判っているならいいのだが、賭け事とは違うと告げて置き。
「そう、体力は付いたし……ちょっと汚いぐらい、大丈夫になったよね?
お給料が安いのは…仕方ないけど……見てくれてたでしょ」
冒険者になった以上、そう言うことをしたいのは判るが下準備の大事さも押し。
少年はギルドでも受付嬢が心配するぐらいには評価があるのだからと。
「量と品質……とか良ければ、だよ?
うん…その気持ちがあれば大丈夫。
それなら……時々でもいいから…私と依頼、一緒に受けてくれる?」
討伐や護衛と違って派手さはないが、採取での指名は本当に信頼を得なければ難しいもの。
しかし少年のような考えがあれば大丈夫だろうと告げ。
出来る事と言われれば、時々でいいからと依頼を一緒にとお願いする、討伐は得意だが採取は不得意、そういうのを一緒にと頼み。
落ち込んだような少年に、この依頼は君は活躍するよと明るく告げては共にギルドを後にして依頼に向かっていくことにして。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からソカレさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からウィンさんが去りました。