2023/01/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にロブームさんが現れました。
ロブーム > 【お約束待ちです】
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にネロテアさんが現れました。
ネロテア > 「くっ……誰が、ペットになど………」

それ以上、言葉を紡げないことが余裕のなさの証左。
わざとらしく、ご機嫌を取るようにキスをしたり頭を撫でたりしてくるような相手もいた。けれど、これは何かが違う。下卑た欲望の類の感じられない…それこそ本当にペットに対するような……
こみ上げる感情を消化する間も表に出す間さえなく相手の行為は次の段階へと進む。

「……ぃ…っ」

小さく漏れる、息を呑む声。与えられる刺激は覚悟したものよりも小さい。もどかしささえ感じてしまうほどその指の動きは飽くまで緩やかに、敏感な場所に近づいては離れを繰り返す。少しずつ近づいては触れる瞬間をすかすように刺激を取り上げられる。強い刺激が与えられないことに自分が安堵しているのか焦れているのかわからなくなりながらやり過ごすにも堪えるにも絶妙にずらされた刺激に悶えさせられて、

「んひっ…ぁ……あ…っ……く…っ」

見計らったように乳首に直接刺激が加えられる。乳首を指で弄られるだけの行為に声が抑えきれない。戸惑いと屈辱を覚えながらも体の反応を抑えることは出来ずに甘い吐息を溢しながらテーブルの上で体をくねらせる。

「ぁ…え……?」

相手の宣告に覚えたのは、今味合わされている感覚のさらに先があるということへの恐怖か期待か?

「う…ぁ……っ そこ…は……っ…あく……ん…ぁ……こんな…こんな……っ」

布地越しに触れ、撫で上げてくる指先。飽くまでも、飽くまでも優しく布地の奥の割れ目をなぞってくる。「勝負」に乗ってからされたのは普段の退屈しのぎにしている性行為にはまるで及ばぬ児戯のようなもののはず。それなのに、どうしてここまで体が反応してしまうのかわからない。指が秘裂の上を一往復するたびに下着の布地が湿っていくのが感じられて羞恥と屈辱が止まらない。

「こんな…こんなことで……ひ…く……っ…く……ん……!」

辛うじて声は堪えた。けれど、計算し尽くされた刺激の齎す絶頂からは逃れること叶わず全身を突っ張らせながら屈辱交じりの絶頂へと押し上げられ、その体には甘い快楽の名残と意に添わぬ形で迎えさせられた絶頂への屈辱がのしかかる。

ロブーム > 絶頂すると同時、手を離す男。
どうやら、

「おやおや、意外と絶頂するときは静かなのだね。
噛みついてくる君も素敵だが、こうしてしおらしい君も中々可愛らしいよ。
……しかし」

少しだけ表情を曇らせ、男は思案気にする。
顎に手を当てて悩む表情は、何処か白々しい。
……そう、実際彼は悩んでいる訳ではなく、単に遊んでいるのである。
プライドの高い彼女を挑発し、ムキになる様を見て。

「此処まで快楽に弱いようだと、この先が心配ではある。
この先の責めこそ本番なのだが……君のような幼気な娘に耐えられるかどうか。
敗北するならまだしも、壊れてしまっては……私としても心が痛む」

如何にも痛ましそうに言う男。
無論、彼女の性格上、此処で逃げるという選択肢はまずなかろう。
それを理解の上で、男は敢えて選択肢を見せるのだ。
彼女を逃げられなくして――そして屈辱を与える為に。

「どうかね、此処で降参すれば、この先辛い思いはしなくて済むが……そうするかね?」

ネロテア > 堪えきれなかった絶頂は当たり前に見透かされ、向けられる男の思案顔もその芝居がかった仕草も癪に障る。

「余計なことは、言わなくて結構ですわ……っ」

乱れた呼吸と脱力した体では、言い返す言葉も力ない。耳障りな言葉に自分がこんな相手に容易く絶頂を迎えさせられてしまったのだと自覚させられ、そのことがまた癪に障る。
そんなこちらの様子をまるで構う様子もなく館長の言葉が続く。館内を見回っているときの解説と同じく長々と続くけれど、

「ば、馬鹿にしないでくださいまし…っ……い、一度絶頂したくらいで…勝ったつもりになるのは早いですわ」

明らかにこちらを容易い相手として、まるで子ども扱いのようにするのは許せなかった。続く館長の提案という名の罠にも黙ってはいられない。

「壊れるだなんて、そんな脅しで降参すると思いますの…?何をされても、あなたに屈服なんて致しませんわ。さあ、お好きになさってくださいまし…!」

こう応じる他ない。そこまですべて館長の計算の上で誘導されているとも気づかぬまま。

ロブーム > さっきの責めで、こちらが性的技巧に優れている――それも、彼女が経験したことのない類の責め方に習熟している事は分かっている筈だ。
だが、それでも彼女は自分の意地を張った。
それは、子供らしい意地だが、しかしその愚かさも、裏を返せば無垢という心の美しさだ。

故に、男は笑みを見せた。


「ふむ……これは失礼した。
ならばこれからは、本気で君を嬲り、愛し尽くすとしよう」

そう言うと、男は何処からか、鋏を取り出す。
そして、その鋏で彼女の衣服をじょぎじょぎと切り始める。
下から上に、彼女の衣服をゆっくりと。その理由は当然、彼女を下着姿に剝くためだ。

「これからの責めは、衣服を着ていては少しやりづらいのでね。
勝負の如何に問わず、後で必ず弁償する。少しばかり我慢してくれたまえ」

そうして、衣服に切れ込みを入れれば、それを開いて彼女の身体を晒す。
そして、更に下着を剥がせば、彼女を守るものは何もなくなる。
背中に、先程着ていたものの残骸こそ残るが、しかしそれは単に、彼女の裸体を装飾する綺麗な布切れに過ぎない。

「どれ……まずは、このまま触ってみよう」

そう言うと、再び彼女の身体を、前の様にマッサージする様に優しく触る。
だが、さっきと違うのは、布越しではなく、直接触ると言う事。

ふくらみの少ない胸をすりすりと撫でる、ぞくぞくとする感触。
お腹やわき腹をこちょこちょと擽る感触。
女性器の周りの肉をぐにぐにと揉む、もどかしい感触。
絶頂したばかりで今も少し熱を保っているであろう子宮をわざとらしく撫でる感触。
彼のしっとりとした手で与えられるそれらに対して、無防備に。

そんな彼女の反応を楽しんでいる様子の彼だったが、不意に彼はこんな事を言いだした。

「所で。君はハニーヌガーとショートケーキ。どちらが好みかな?」

ネロテア > こちらを侮っている相手に勝負の続行を告げる。それでも館長の余裕が崩れることはない。相手の「本気」という言葉に底の知れないものを感じつつもこれ以上隙は見せまいと気を引き締める。

「え……な、なにを…」

鋏で切り裂かれ布切れに変えられていく服。取り立てて思い入れのあるものでもないが、それでも戸惑いは残る。しかしこちらの反応を予想したように館長の言葉が勝負後の補償を約束し、抗議の声を上げる理由はなくなる。

「もったいぶらずに、早くなさったらどうですの?」

この身を包む布地が開かれ取り除かれていくたびに湧きあがる心細さと不安を押さえつけるように先を促す。時間制限付きの勝負に、相手にとって不利なはずのゆったりとした進め方は館長の余裕を物語っているようで不安に拍車がかかりそうになる。

「いちいち宣言なさらなくても…ん……く…っ……ふぅ…んん……っ」

触れてくる館長の手の感触。そこに感じるのは嫌悪よりも戸惑いが勝っていた。飽くまで優しくゆっくりとした刺激は変わらない…はずなのに、触れられるたびに予想して身構えているのを超えた感覚に襲われて先程の絶頂の残り火が燻らされるように声を漏らしながら悶えてしまう。

「え…?それは何の……」

不意の質問に快感と我慢の狭間から意識を引き戻されてその意味を問い返しそうになるが、思い直して

「どちらかといえば、ハニーヌガーですかしら…」

返答する声にも疑問の色が混じる。本音を言えばどちらが好きかなど比較したことのない問いだったが。ショートケーキという響きにどことなく子供っぽさを感じてしまい前者を選んだ。
一体何の意図かと館長の顔を見つめて

ロブーム > 「そうか、ハニーヌガーか。
なら、こちらの方が好みかな」

そう言うと、男の手にはいつの間にか琥珀色の瓶が握られていた。
男はまず、その中身を、少しだけ彼女の口元に垂らしてみせた。
口に入ったそれは、仄かに花の風味のある、甘い蜜だった。

「私の国で採れる、ちょっと貴重な花蜜でね。
これを、まずはこうして……」

今度はそれを、彼女の鎖骨の辺りに垂らす。
そのまま、そこから脇腹を経由して、股の辺りを回って、反対側にも花蜜をかけていく。
そして、最後にお臍にかけてやると、

「綺麗だよ、ネロテア。君の肌に、琥珀色の蜜が映えて……君自身が、高級なお菓子のようだ」

そう言うと、今度は花蜜を両掌で塗り広げていく。
蜂蜜に包まれた肌は滑りが良く、にゅるにゅると身体の上を手が滑っていく。
所謂一種のローション責めだ。
マッサージする様な手の動きだが、しかし今度は花蜜のぬるぬるとした感触を活かすためか、乳首を重点的に虐めてくる。
親指の腹で、乳首の先に花蜜を塗り込む様にぐりぐりと。少し強めの責めだが、花蜜のせいで痛みはなく、快楽だけを得る事ができるだろう。

「ふふ、先程からずっと優しい責めだったが、こういう責めも中々良いだろう?」

ネロテア > 男の意図はわからぬままに問答は終わり、男の手に現れたのは得体のしれない液体の入った瓶。ねっとりと糸を引くそれが口元に垂らされ拒む間もなく口の中に甘い蜜の味が広がる。その自然な甘みに感じた安堵を続く館長の言葉が裏付け

「んっ……つ、つめた……く…っ」

食べ物を肌に塗られるのには、単に汚れるのとはまた違った感覚がある。羞恥あるいは不純な形で飾り立てられているような背徳感か?

「私を…甘く見ては……っ…ぅ……あ…っ」

館長の手が肌にはちみつを塗り広げてくる。ぬめりを纏った手がぬるついた感触を広げていき、また新しい感覚となって男の手で翻弄されていく。

「そんな…っ……む、胸ばかり…っ……指が…滑って……ぅく…ん……」

先程までの、まんべんなくいろいろな場所を均質に触れてくる動きとは異なり明らかに胸を標的にした動き。気を逸らすことも、息を整える隙も乏しいままはちみつ塗れの体をのたうたせ、館長曰く「快楽に弱い」様を晒してしまう。

ロブーム > 「甘く見るなと言うが、君の肌はとてもおいしそうだよ。
こうして勝負の最中でなければ、食べてしまいたいほどだ」

そう軽口を叩きつつも、愛撫の方は止まらない。
乳首攻めが功を奏したとみると、片手はそのまま、もう片手を彼女の股の方に。
一度、彼女の臍のくぼみに溜まった蜜を掬い取って、手指に更に蜜を纏わせると、

「どれどれ。此処はどんな具合かな?」

そう言って、彼女の女性器に、ゆっくりと指を入れる。
少しずつ、少しずつ、彼女の膣の蠢くのに合わせる様に奥へ。
乳首を弄りつつも、膣内はくちゅくちゅと、弱く指を動かして膣肉を柔らかく揉むに留める。
それどころか、乳首の方も、責めはゆっくりになり、彼女が少しずつ上っていく様に動きが調整される。

「火照った肌、蕩けるような声、ハチミツと君の汗が混ざった甘い匂い――ふふ、とっても甘くておいしそうだよ、ネロテア」

そう囁きながら、彼女が絶頂するタイミングを見計らう。
その直前で――彼女の膣から、指を引き抜くために。