2023/01/22 のログ
■ハシュレイド > 「猪は、罠にはまったら横からじゃないととかあるね」
少女の言葉に頷く、動物も、貧民地区も言う通りだと。
豚に驚いたのは此方も驚いて。
森にも。野生化したのはいるが、ほぼ猪と同じだしと苦笑して。
褒められ納得を得られると、嬉しそうに微笑む。
「はいはい、お酒も打った人は強いって言うよね。
あはは、確かに普通なら返り討ちだね、でもよってたら?」
馬鹿と言われ、何処か意地になって、もう一度告げて。
お代わりの言葉に。
「いいけど、潰れたら何処かつれてっちゃうかもよ?」
まぁ、少年の性格的に近くの宿などだが、それは言わずに。
注意を促して、自分はしっかりジュースを飲み。
■ラフェッテ > 「正面だと罠を外して突っ込んでくるんだよね」
あれは怖かったと思い出しながら楽しそうに口にして。
貧民地区でもまだ安全な所にしか行かない少年はしっかりとしているなと。
野生の豚は見たことがあるのでそれだと思っていたが、猪と同じと聞くと不思議そうにして。
「私はいつも……4杯まではいけるんだよー。
酔ってても年下には負けませんー」
それでも大丈夫と赤い顔で言い切っては2杯目を完全に飲みつくし。
「いけるものならーねー…にゃははー」
そんな度胸ないよねと酔ったまま笑って。
しかし3杯目を飲む前にはすっかりと酔ってテーブルに半ば伸びていて。
■ハシュレイド > 「そそ…前に何かいると突進再開するから」
何度かそれで、召喚獣が吹き飛ばされたので、良く知っていて。
自分の普段の実力はきちんと知っているので、無理はしない。
猪を飼いならした荷が豚でと説明しながら、酔いが進む様子にどうするかと首を傾げて。
「そうなんだ、というかもう呂律も怪しいよ、お姉さん。
いや負けないとは思うけど、意識ないのとは別だよ」
真っ赤な顔の少女に、声を掛けて。
注いだ3杯目をもったまま、テーブルに伸びる少女をみて大きくため息。
周りの食器や、調理器具を屋台の中でマジックバックへしまい込み、店じまいをして。
「ほら、おねえさん、定宿何処。あんないできる?
無理なら、連れ込むよ?」
と、揺すり。ダメそうだと思えば、少女の体を気張って持ち上げて。
近くの宿に向かっていく。
■ラフェッテ > それは飛び越えて避けたよと思い出しては嫌そうにし。
同行者が見事に吹き飛ばされたのを思い出しては、並の妖魔よりも強いかもと。
豚と猪が同じと聞けば知らなかったと感心し。
そんな為になる話を聞く間もお酒は進んで。
「そんなことないよーわたしはだいじょうぶー。
ワインなんかにまけてないんだよー」
まだ飲めるんだからと自信満々に言うが体はテーブルに伸び。
ワインをまだ飲もうとするもその手は動かすに、にへっと笑っていて。
「やどー……?あっちだよー」
コップから手をはして指を向けるのは通りのある方向で検討が付かない案内。
揺らされてもそんな状態は変わらずに少年に持ち上げられてしまって。
■ハシュレイド > 自分よりも大きい少女を持ち上げるのは小柄で筋肉も無い少年には結構重労働で。
指さす方向は定まっておらず、とはいえ、放置するわけにもいかず。
この辺はまだ貧民地区が近いので、安全と言える宿は近くにはなく。
「はぁ…いや、役得と思おう。
…柔らかいのは確かだし」
そう呟くと、もう少しギルド近くへと、ゆらゆらと腰の定まらない恰好で移動して。
その感触よりも、腕に掛かる少女の重さと、安定しない足腰の方がつらいのだが。
それを声に出す愚は侵さずに。
んしょっと、声をあげて、足を引きずらない様に、持ち上げて。
結果としては、広場から数百メートル歩いた場所にある宿へ部屋を取り。
体力が尽きていたので、二部屋と頼んだはずなのに、宿の女将さんのお節介か、一部屋に放り込まれて。
少女をベッドへ横たえ、布団をかぶせた所で力尽きて。
その布団の端に顔を乗せ、体はベッドの下にぐてっと延びて、少年も眠りについて…―――。
■ラフェッテ > 小柄とはいえ少年よりも大きな体は持ちあげられるとそれなりに重く。
もう大丈夫という安全と予想外の豪華になった食事にすっかり気をよくしての飲酒。
その結果は見事に潰れてしまったわけであり。
「ンにゃぁ………わたしはよってないよー…」
持ち上げられた感覚に酔ってないと口にするも完全に酔っていて。
持ち上げられたことで柔らかな部分も少年に当たってしまうのだが、酔っ払いには素知らぬこと。
そして少年の思いなど気が付かないままに半ば眠ってしまい。
広場の近くの宿につくころには完全に熟睡。
宿の女将に同じ部屋に放りこまれ。少年の手でベッドに横にとされ。
そのまま完全に熟睡をしてしまって…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 屋台」からラフェッテさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 屋台」からハシュレイドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にセカンドさんが現れました。
■セカンド > 朝の喧騒が一段落した後に冒険者ギルドに顔を出したのは、黒髪眼鏡の女。
依頼が貼りだされた掲示板を眺めた後、依頼人用の受付カウンターへと向かう。
防寒着を兼用した白衣を脱いで、椅子の背にかけた後に腰掛ける。
「硝石の回収依頼を」
自らの店で貼りだしてもいるが、駆け出し冒険者だけに任せていては数が集まらない。
時折こうやって、冒険者ギルドを通して依頼を出すことにしている。
単体で行うには割の悪い仕事だが、荷の嵩張り具合が他の採集の仕事と比べると割がいい。
そして、一度関係ができれば後はギルドを通さずに済む。ギルドに出向く手間、仲介手数料が浮く。
本業の片手間に硝石を持ってくる冒険者が増えれば、己の店の売り上げにも繋がる。
掲示板のどこに、どれだけの期間貼り付けるかを受付と交渉する。
女が提示したそれは過剰要求だったのか、受付は上役に相談するからフロアでお待ちを、と告げられた。
白衣を片手に飲食用を兼ねるテーブルの、手近な椅子に座る。
銜えた木製品を指で挟み、長い息を吐いた。
■セカンド > どうやら方がついたらしい。
受付から呼ばれる声を耳にすると立ち上がり、再び商談へ。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からセカンドさんが去りました。