2023/01/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にラミラさんが現れました。
■ラミラ > 徐々に薄暗くなってくる夕暮れ時。
酒場のテーブル・ペア席の一つを一人で陣取ってグラスに入った薄いアルコールを傾ける。
まだ席の埋まり方はまばら。なので一人でテーブルに居座っても特に文句は言われない。
何なら踊ってくれよとマスターには言われるが、どうしよっかなーと考えながらぼんやり。
まぁたまには踊らない日もある。好き勝手生きているのだからそんな日もあるのだ。
とは言えこのままぼんやりするのも面白くはない。
もっと人が増えたら踊ってあげてもいいけどなぁ、と考える。
「今日の食事もまだですしネ……。」
ぽつり呟く。所謂酒場飯とか夕飯ではなく…。
失礼しまーす、と言いながら、不意に給仕が目の前に手を伸ばしてテーブルのランプに火を入れる。
忙しくなる前にやっておこうという事だろう。
忙しくなれば相席で目の前にやってくる者もいるかもしれない。
面白そうなら相手もするけれど。
…さて、どうしようかなぁと唇を笑みの形にしながら考える。
行動するか、待つか…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にあやめさんが現れました。
■あやめ > 丁度冒険を終えたパーティが二組み、入店。
それぞれはそれぞれで顔見知りらしく、がやがやと酒場内の喧噪を強めている。
……鬼族の女は、その一団の合間を縫うようにして、物静かな顔で店内へ足を踏み入れる。
まばらな席の埋まり具合を一瞥し、壁際のひとりがけの席に向かう。
店内のデッドスペースを有効利用する意味で設けられたその席は、
料理を4、5品も並べたらテーブル板がいっぱいになってしまいそうなこじんまりとした席だ。
しかし女はもとから大食漢どころか小食なほうだし、不都合はない。
本来はテーブル上に置かれているはずのメニューも、この席は横手の壁に紙に書いて張り付けてある。
今日の注文を決めたところで、癖で店内に一瞥を走らせる。
危険の有無を確かめるためだが、危険を見付けるケースなどそうそうあるわけでもなく、まあ、癖だ。
■ラミラ > にぎやかな喧騒と共に入ってくる集団。それも二組。
それなりに騒がしくなってきたなぁ、とアルコールの入ったグラスを乾す。
それに紛れるようにして女性が一人入ってくるのも見逃さない。
踊りながらでも周囲が見れるくらいには目が良い。
入ってきたのがちょっと風変わりな種族なのも気が付いている。
ふぅん。と思いながら席を立った。
それなりに人も増えたし、短時間なら踊りを披露してもいいだろう。
カウンターに向かい、時間と値段の交渉。これは事前に済んでいる話なので簡単に終わる。
サービスしろよな、といつもの言葉を受け取りながら、ステージというには粗末な酒場の端へ。
少しだけテーブルを寄せて広げたような場所に立つと、かつんと一度音高く踵を鳴らした。
何人かが気づいて視線を向ければ―――ゆらりと踊り子は踊り始める。
小柄な身体をゆっくりと揺らして。興奮を誘うように。視線を絡めとるように。踊り始める。
■あやめ > 「────?」
店員を呼ぼうか、というところで「かつん」という音が耳朶を震わせた。
なんとはなしに顔をそちらへと向ける。
ステージ──と言っていいのか怪しいところだ──の上に、踊り子がいた。
大した距離があるわけではないが、仮にもっと遠くから見ても眼を引くであろう、
何やら独特な雰囲気のある通り子だ。
年齢は……小柄だが、よくわからない。
ステージ上で臆した様子が微塵も見られないあたり、場数を踏んでいるのだろう。
その自然体が年齢をやや上に見せてもいる。
自分でも悪い癖だと思うが、ついつい相手の立ち振る舞いを観察してしまう癖がある。
どこからその癖が来ているかと言えば、武術の鍛錬で自然とついてしまった癖だ。
片足を前に数センチすべらせるだけでも、数十という意味が込められている世界に身をおくと、
自然と身についてしまうところもある……
ともあれ、そんな癖もあって、また、特にやらなければならないことも考えなければならないこともないため、
女はその踊りをじっと眺めることにした。
■あやめ > 【部屋を移動致します】
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からあやめさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からラミラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシャルレさんが現れました。
■シャルレ > ワンピースの上から、フード付きの長めのポンチョをかぶって
通りを歩く小柄な娘
お使いも全部終わって、夕暮れ時の時間
通りの店前には人も多く行き交っていて…あとは帰るだけなので
ちょっとだけ、散歩のつもりで寄り道をしてた
温かい飲み物を売ってるワゴンを見つけて、近づくと
甘いホットミルクを注文して、ポンチョの下でしっぽが揺れそうになるのを我慢しながら
出来上がるのを待ってた
■シャルレ > 陽も暮れかかって街灯の灯りもともりだす
出来立てのホットミルクを嬉しそうに受け取ると、近くのベンチに座って…
「ふー、ふー…おいし」
猫舌なので息を吹きかけながら、ちびちびと口をつける
甘くしてもらったので、白いミルクの湯気と一緒に
温かくて、甘くて…美味しい、とついニコニコと
ベンチに座ったまま、ご機嫌で足先を揺らしたりして
■シャルレ > ちびちび飲んでても
半分くらいになると、そのまま飲めるくらいまで
あとはコクコクと飲み終わると
近くのごみ箱に捨てて
楽しそうな足取りで隊舎へと戻っていく
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシャルレさんが去りました。