2023/01/11 のログ
ネロテア > 平民地区の奥の美術館。平民地区に似つかわしくない豪華な展示物に、さらに似つかわしくない無料という入場料。謎に包まれた館長の素性に、行方不明者の噂……そのどれもがまるで自分を誘っているように好奇心を誘った。
そこがどんな場所であれ、退屈しのぎのネタに訪れるには十分でいくらかの期待を抱きつつ館内を見て回っていたものの…。

「思ったより普通ですわね……」

内装も展示品も確かに素晴らしい。質も数も十二分で決して広大ではないはずの館内で一日過ごすことが出来そうなほど。けれど、それらは飽くまで普通の美術館としての評価。現状では、これが平民地区にあるという一点が奇異なくらいか。
期待とは異なる結果に、館内の散策にも次第に飽きが見え始めて張り巡らせていた周囲への注意が疎かになっていく。

「せめてお噂の館長さんにでもお目にかかれると嬉しいのですけれど」

誰にともなく呟き、順路を回り終える。館内を振り返り、もう一周するか思案して。

ロブーム > 彼女が振り返ると、そこには目新しい展示品があった。
見るもの全てが見たことのない、新鮮な作品だ。前衛芸術が多く、中には裸像などの少々過激な物も多く見受けられる。
どうやら、出口はまだ先の様で、帰るにはもう少し歩かねばならない様だった――
  ・・・・・・・・・・
――順路は全て回り終えたにも関わらず。

「やあ、お嬢さん。こんばんは」

彼女の後ろから、肩を叩かれる。
例え彼女が壁を背にしていたとしても、あたかも壁自体が動いたかのように空間ができている事だろう。
そして、そこには、ローブを着た太った男がいる。
脂ぎったその顔は、醜悪と言っても良いだろう。

「私は、館長のロブームと言う。
声をかけるか少し悩んだのだが、どうやら退屈している様だったのでね。
少々、展示の方も、毛色を変えさせて頂いた」

さらりと言うが、この館内全ての展示を、一瞬で変える事など尋常な方法ではできるわけがない。
彼自身が、相当な魔術の力量を持つと、そう理解できるだろうか。
だが、彼自身はと言えば、そんな事など委細構わず、

「宜しければ、ご案内致そうか。
我が美術館の、裏の顔――というやつを」

親切そうに笑う男だったが。
その裏には、卑しい悪意が忍んでいる。

ネロテア > 「……あら?私は確か回り終えた、はず……?」

思わず口から漏れる声。振り返った先に陳列されていたのは、ここまでで見た覚えのない展示品の数々。見回るのに飽きていて観察が疎かになったなどという次元の話ではない。さっきまで見ていたのは、美術館の展示として「真面目」というか「普通」だった。けれど、今目の前に並んでいるものは系統からして全く違う。前衛的で刺激的な意匠…明らかに見覚えはない、まるで自分が背を向けている間に館内がその広さを増したような有様に目を見張り、

「ひ………っ」

館内の異変に文字通り気を取られているところへかけられる声と肩をたたく手。口から漏れかけた悲鳴を辛うじて押し殺して振り向くと、忽然と現れたような男の姿。その顔を一目見て、人前に姿を現さない理由はこれではないかと思いつつも表には出さず、内心の動揺ごと押し殺して微笑を作り

「あなたが噂の館長さんですのね。お目にかかれて光栄ですわ」

造り慣れた外面、育ちの良い娘の仮面で話しながら、相手の言葉の意味を考える。大掛かりな仕掛けか、それともこの場の全てを自在に操れる力があるのか?この美術館が魔族の手によるものではないという噂も聞いたがある。
けれど、続く館長の言葉は、現実的な危機感を麻痺させ猫をも殺す好奇心をくすぐるのに十分すぎる魅力を持っていた。

「退屈だなんて……ですけれど、せっかくのご厚意ですしお言葉に甘えさせていただきますわ」

言葉を濁しながらも答えは決まっていた。突然のことに動揺していたが、もともと普通ではない何かが起こるのを期待してここに来たのだからこれ以外の答えがあろうはずもない。

その姿は、親切の仮面をかぶった館長にはさぞ無防備に見えたことだろう。

ロブーム > 「ありがとう。それでは、ご案内しよう。まずは、あの作品からだが、アレは、作者曰く『性的な魅力と美的な魅力の融合が――』」

作品の解説をしながら、男は彼女を連れて歩いていく。
男の解説は、時に作家の内面まで踏み込んだ、丁寧なものだったが、しかしともあれ、美術館の案内人としてのロールを忠実にこなしているとしか言えないものだった。

様子が変わったのは――とある裸婦像の前だった。
否、それは裸婦像ではない。
          ・・・・・・・・・
どう見たって、それは磔にされている人間だった。
猿轡をされているので表情は分かりにくいが――しかし、女性器からしとどに濡れる愛液から、発情しているのは解るだろうか。

「彼女は、戦友を取り戻すために、私の城まで乗り込んできた冒険者だ。
制圧したところ、戦友の身代わりになると言い出してな。
その心根の美しさ故、今はこうして展示品となってもらっている」

その後も、男の"作品紹介"は続いた。
一級品の美術品の中に、紛れるように――否、寧ろこれこそが美術品でございと展示されている、女性たちの数々。
悪趣味と言えるそれは、しかし淡々と続けられて――そして。

「そして、これが最後の展示品となる場所だ。
今はまだ、何も展示されていないが、ね」

そう言って、指を指した場所には、食卓と椅子、それから犬用の食事皿が置いてある。
まるで、食堂の一室と言える場所だがタイトルは――『ペットのネロテア 主人の愛を待つべく』とある。
それは、彼女が名乗った事もない、彼女の名だ。

「美術品の展示となると、どうも肩肘を張ったものが多くなるが、こういう可愛らしいものも、一つぐらいはと思ってな」

良い考えではないかね、と振り返り、さっきと変わらぬ笑顔を向ける男。
最初から――彼の目的は"それ"だったと、今更になって気づくだろうか。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にロブームさんが現れました。
ネロテア > 「お礼を言うのはこちらですわ。珍しいものを見せていただけるのでしょう?」

そうして始まった館長直々の解説付きの観覧ツアー。けれど、そのツアーは一人で館内を巡っていた時とほとんど同じような経過を経ていくことになる。
身の上に相応しい教育を受けてきた。それ故に美や芸術の話は理解できる。そして話の中にどことなく興味を惹かれる要素も混じっている…けれど、美術館の裏と聞いて期待したものとは違う。これではただ解説付きの少し、変わった展示を見せられているにすぎない。
つらつらと展示とその解説に内心焦れながらも自分からお願いしておいて中座するわけにもいかなまま時間は過ぎ、

「え…?」

このように呆けた声が漏れてしまったのは二度目か。当たり前のように展示品と飾られたのは紛れもない人間。像などではない。魔法を用いた仕掛けなどでもない。
立ち上ってくる汗と溢れ続ける愛液の発情した臭いに顔を顰めながら、朗々と何事もないかのように続く館長の説明に言葉を割り込ませることができない…。
そこからの観覧は、あえて言葉にするのならとてもとてもお上品に飾られた拷問の展示室といったところか。平民地区よりもバフートの方が似合いそうな光景が続き、芸術という概念を冒とくしているかのような悪趣味な「美術品」に館長の言葉がもう一層趣味の悪い来歴を付け加える。
展示されている女性たちのされている行為と、誰かのため献身や身代わりなどやむにやまれぬ事情が美術品というパッケージでラッピングされている様はそのグロテスクさを一層引き立て目を背けようとしても視線を逸らせず、聞くまいとしてもその解説が耳に入ってしまう。

「っ……これは、何の冗談…ですかしら?」

最後の展示として示された空白の場所。そこに展示物の名として記された自分の名前とペットという人に劣る屈辱的な扱い。名乗ってもいないはずの名前を特定されていることへの戸惑いを押し隠しながら館主に問う。

「私はお客様…ですわよ。こんな場所の展示物になる気はありませんわ」

大人しく退けばよし、さもなくばと視線に威嚇の色を込めながら館長を睨みながら言葉を繋ぐ。
館長からはどう見えただろう?狼の威嚇か、それとも子犬の虚勢か?

ロブーム > 威嚇するようにこちらを睨む彼女に、男は「おっと失礼!」と両手を振った。
おどけるようなリアクションではあるが、しかしそこに敵意はない。
……尤もそれは、彼女程度の脅威、わざわざ「敵意」を持つまでもないという傲慢な姿勢でもある訳だが。

「少々、演出が過剰だったのは謝罪しよう。
だが、君を無理矢理展示品にしようとは思っている訳ではないのだよ。
雑然と振るわれた絵筆に神は宿らない。同様に、ただ屈服した女性を陳列するだけでは、美とは呼べない」

そう言うと、男は今までやってきた順路を指し示す。
そこには、捕らわれた女性もだが、本来であれば傑作と言えるものが、ずらりと並んでいる。
中には、無名の作家も多くいたが、それでもそれが『傑作』である事を認めざるを得ないような、珠玉の作品たちが。

「君も芸術を介するならば、この中に一つぐらい心震わされたものがあるだろう。
この美術品を巡って、賭けをしないかね?」

そう言うと、男はテーブルを指さす。
テーブルクロスが引かれた机は広く、一人一人分なら余裕で横たわれそうなサイズ感だった。

「展示を見た時の反応から見ると、君も性的な事に対して強い拒否感はないのだろう?
このテーブルの上に横たわり、三時間。その間に、屈服の言葉を言わなければ、この美術館の展示品を好きなだけお持ちになって結構。

勿論、それには私の愛する、善き心を持つ女性たちも含まれる――どうかね?」

と、鷹揚に言ってみせる男。
その声には、絶対の自信が見える。
彼女が二時間も、絶対に耐えられる訳もない、と。
とはいえ、ただ自信たっぷりに言うだけではなく、

「ちなみに、賭けをした者たちは、大抵一時間は耐える。
娼婦に類する者達なら、二時間は耐えるかな。

中には、性を知らぬ乙女が意思の力で最後まで耐えたという実績もある――不可能ではないと思うよ?」

実績。便利な言葉だ。
それが全体の中でどれだけ少なくとも、一回でもあれば、『実績』なのだから。
だが、自分が性を知っていると、性に対して強者であると、そう考えている人間にとっては、プライドを擽られる言葉かもしれない。

ネロテア > 「……否定は、しませんのね」

館長の見せる素振りは飽くまで平静なものでそこが気に入らなくはあったが、こちらの威嚇に態度を軟化させる様子は気分がいい。
相手の内心を知る由もなく留飲を下げて館長の続く言葉を聞いてやることにする。

「今度は物で釣るおつもりですの?」

嘲りとも軽蔑ともとれる声色を乗せた言葉を返しながら、頭の中で相手の提示した条件を計算する。趣向はともかくとしてここの展示品から好きに持ち帰れるとしたらそうそうあり得るはずのない好条件だ。ここまでの展示からしてどんなことをされるのかも想像がつく。たかだか三時間我慢すればいいだけ……だが、もしかすると展示品は実はよくできた贋作でこの男の懐は痛まない…?とまで考えたところで続く言葉に否応なく館長の本気を感じ取ることになった。

「誰々は一時間耐えた、二時間耐えたなど…そんな比較は無意味ですわ。結局は負けた人たちのお話でしょう?」

男の見せる自信とそれに裏打ちされた落ち着き、他に挑戦した者たちの話…要は普通は耐えられずに敗けるという示唆は腹立たしく、そして性に無知な乙女でさえ耐えきったのだという話はあからさまな挑発に聞こえた。こちらをただ小娘だと侮り、奇跡のような話に縋るしかないのだと。

「わかりましたわ…そんな条件でよろしいのでしたら、受けて差し上げます」

苛立ちの乗った声でそう応えてやった。
相手は自分を侮っている。それ故にこんな甘い条件を出した。三時間後には、この館長の鼻を明かして手土産までもらえる。頭の中で勝利を確信し、勝った暁にはどうしてやろうかと頭を巡らせる…。

自分がまんまと挑発に乗せられたことに気づかぬまま。

ロブーム > 「ま、私とて勿論、負ける為に賭けをする訳ではないからね。
条件を指定するのは私なのだから、それなりに自信のある条件を出すとも」

腹立たしそうに言う彼女の言葉を受け流すようにそう言う。
勿論、彼女の考える通り、実際にはほとんどの挑戦者は勝てないのだが。
しかし、それを理解の上で、敢えて挑んでくるというのは中々見上げたものだとロブームは思う。
――つい、獲物を見る様な眼で、舌なめずりをしてしまったのは、ご愛嬌と言うものだろう

「受けて頂けるとは。これは有難い。
私も全霊を以て、お相手させていただこう」

そう言うと、男は指でテーブルを示す。
この上に寝そべれと言う事だろう。
仰向けかうつ伏せかの指定はない――まあ、何せ体格が違う。
その気になれば、体勢など幾らでも変えられる訳で、敢えて此処で指定する意味はないということかもしれない。

「君が寝そべったら、勝負開始だ。
覚悟ができたら、机の上に上がるといい」

ネロテア > 相手の余裕ぶった態度がますますこちらを苛立たせる。けれど、すぐに鼻を明かしてやることができるのだと考えれば気にもならない。そう思うことにした。

「勝負がついてから今のは無しだとか、本気を出していなかったというのはなし、ですわよ?」

苛立ち紛れに相手の退路を塞いでいく。それが自分にも適用されるのだとは考えることもなく男に一睨みをくれてから指示されるとおりにテーブルに上がり、仰向けになる。美術館の豪奢な装飾が施された高い天井が見え、

「さあ、お好きになさってくださいな…たった三時間しかありませんわよ」

煽るように口にする口上は、館長への苛立ちと蔑み、そして勝利を確信しながらも完全には消しきれぬほんの少しの不安の表れか。

ロブーム > 彼女が机の上にあおむけになると、まずは軽く頬に手を当て、そこから流れるように首筋まで一気に撫でる。
愛撫、とすらいかないスキンシップの様なものだ。
手は、身体のラインをなぞるように、服越しに脇腹、横腹、脚と続いて、足首まで。
そして、今度は逆順に撫でていく。

「あまり、最初からがっついても仕方ない。まずは、私の手に慣れて貰ってからでも遅くはないだろう」

そう言って、何度も彼女の身体を撫でる。
丁寧に、ゆっくりと。しかし、やがて触り方が、漫然と撫でるものから、敏感な所をいやらしく撫でるものへと変わっていく。
首筋を、指先で上から下に何度も何度も行ったり来たりしたり、顎の裏を犬の様に擽るのから始まって。

次に、太ももに来る際に、さりげなくスカートをずり上げて、その中の生足を、揉むと撫でるの中間ぐらいの力加減で、柔らかく、優しく這うような手の動きでマッサージ。
だが、それも一瞬。手指は這い上がって、また首筋を撫でて、顎を擽って、そしてまた首筋から下へ、そして太ももを撫でる――

「ふふ、拍子抜けしたかね?愛撫と言うよりは、マッサージの様だろう?」

所謂、性感帯は触っていない。
しかし、何度も何度も往復する中で、少しずついやらしく変化する指の動き。
それは、弱くて、擽ったさやマッサージの心地よさと区別がつきにくいぐらいで――しかし、それこそが罠。
強くない、無理のない快楽は、それ故に拒もうとさえ思えず――身体に蓄積していく。

スカートは、どんどんずり上げられ、それに伴って揉み解す場所も、どんどん秘所に近い場所になっていく。
首筋を撫で、相手にぞくぞくとした刺激を与えて考える余裕を奪いながら、男は彼女の犬耳に口を寄せて、ささやく。

「どうかね?私のマッサージは。
君は大事な客人だ……勝負も大事だが、しっかりと気持ちよくなって貰わねば、ね」

そう言った後に、ふうと生暖かい息をふきかけるのも忘れない。
身体と心を、存分に甘やかして。
そして、骨抜きになった身体は――もはや快楽を拒むことなど、できないのだから。

ネロテア > 勝負とはいえ、相手に触れられることに不快気が浮かぶ。けれど、触れてくる手の動きは当初に想定していたものとはあまりにもかけ離れていた。
飽くまで優しく丁寧に撫でていく手の感触。無理やりに犯して屈服を迫ってくるのだと思っていた…その予想とのずれが絶妙な居心地の悪さと不安を齎す。

「そんな、余裕がありますの?時間は有限…ですのよ?」

ゆっくりと撫で回す手に身体をもぞつかせてしまいながら平静を装うけれど、繰り返しの中に少しずつ織り交ぜられる予想しない動きと感覚に張り巡らせようとしている我慢を絶えず揺さぶられて

「ただの…マッサージで、私が参るとでも……ぁ…っ」

紡ぐ言葉の合間に漏れそうになる吐息を咄嗟に嚙み殺す。堪えようと思って身構えても、拒絶するべき感覚は訪れず、身体が張り詰めた体をほぐすような柔らかく暖かささえ感じてしまう手業に戸惑うばかりでどう我慢すればいいのかわからない。

「こんな方法で…私を……ひっ」

耳に吹きかけられた吐息にとうとう漏れてしまう短い吐息。不快や苦痛を耐えることに備えていた体にやんわりとした刺激はたやすくしみ込み、勝負が始まって間もないというのになけなしの心の障壁を侵食していく。自分の意思で抑えきれない体の反応を露呈してしまえば、もうその体は男の術中にはまったも同然で。

ロブーム > 「そう、時間は有限だ。だから、時間いっぱい、君を甘やかしてあげよう。
ペットとは、可愛がり、甘やかすものだろう?」

彼女は否定するだろうが、構わず額にキスをして、頭を撫でてやる。
慣れない"優しい"戸惑っている彼女にとって、それは屈辱であろうが、しかしその屈辱さえ、被虐心に繋がる。
可愛がられる事に対する、羞恥。そして、興奮。
それは、勝負のみならず、彼女を本当の"ペット"にする為にも重要だった。

「さあ、そろそろ本格的に触ってあげよう。
可愛いネロテアの甘い甘い歌声を、そろそろ私も聞きたいからね」

そう言って、まず触るのは彼女の乳首――正確にはその周り。
まだ布越し故、刺激を伝える為に浅く爪を立てて、円を描くように掻いてやる。
両の乳首の周りを、くるくる、くるくると。指は近づいたかと思うと離れて、離れた思うと近づいて。
思わせぶりに、彼女の乳首の周りをまわっていたが、

「ほれ、ネロテア。くに、くに。気持ちいいだろう?」

期待に固くしこった乳首を、ロブームの指がくにくにと弄る。
痛みが出ないぐらいの力加減で、親指と中指で痛くない様に摘まんで、くにくに。
女を"感じさせる"為の、甘い力加減で、彼女の身体を高めていって。

「さあ、お待ちかねだ。
ここが、一番気持ちいい場所だ。素直に、気持ちよくなってくれよ、ネロテア」

そう言うと、太ももの愛撫ついでにずり上げていたスカートの中身。
下着の上から、人差し指を女性器に。
そして、その小さなヴァキナにそう様に、つつつ、と指を撫で下げていく。
上から下に。下から上に。
少しだけ、ぷに、と圧して力を伝えながらの、優しい愛撫。
女性の急所が、一番感じやすい力加減で、彼女を絶頂へと押し上げていくだろう。
――そう。絶頂の味を。甘美で抗いがたく、もう一度味わいたくなるような、そんな禁断の味を彼女に教える為に。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からロブームさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からネロテアさんが去りました。