2023/01/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にキルシュナさんが現れました。
■キルシュナ > 年明けのお祭り騒ぎも落ち着いて、街人達も徐々に普段の生活へと戻っていく新年の午後。
愛用の対魔〇装束に比べれば余程にまともな、それでもすれ違う男達の二度見、ガン見を誘うに十分な露出を見せる褐色肌の猫娘が、これといった目的も無さそうな足取りで平民地区を歩いていた。
黒皮のアビエイタージャケットは襟まで飾る裏地の羊毛こそ暖かげなれど丈は短く、閉ざされていない合わせからはニット地のタンクトップに押さえつけられてそのボリュームを際立たせる爆乳の谷間を見せつける。
腰穿きのジョッパーズパンツは革の太ベルトこそ無骨なれど、程よく引き締まった腹筋も色っぽい腰の括れや、ローライズの晒すハイレグカットのTバックショーツの赤紐は、マニッシュな装いにも関わらず過剰なまでの色香を匂わせていた。
上着のポケットに両手を突っ込み、切れ長の金眼を気ままに周囲に巡らせながら通りを歩くその姿は、ふにゃりふにゃりと揺れる猫尾も相まって隙だらけ――――に見えるのだけども。
■キルシュナ > 「―――――おぉっとぉ!」
傍らの路地から不意に駆け出し、ぶつかりながらすれ違おうとした少年の手首をひょいと掴んで捩じり上げる。
一体何事かと向けられる通りすがりの注視の中、『いてててててっ! は、離せよ、なんだってんだよぉ!』と悪態をつきつつ暴れる彼の手に握られていたのは、先ほどまでキルシュナの腰ベルトにぶら下げられていた小銭入れだ。
「あかん……あかんでぇ。 まぁ、ウチにとっては別にこの程度スられたトコでなぁんも痛ないけども…………」
少年の腕をさしたる力も入れて無さそうな細腕で極めたまま、ボリュームたっぷりの双乳を彼の後頭部に押し付けて、小躯を背後から抱きしめる様に八重歯の覗く大口を耳朶に寄せ
「こーゆー事はちゃぁんと相手見てせな、ぱっくり喰い散らかされてまうでぇ?♡」
『――――あひィっ!?』
むんず。
卑猥な動きで下肢へと滑り降りた猫娘の手が、着衣の上から少年の逸物を鷲掴みにしていた。
そのままふにふにとショタペニスの未成熟な感触を堪能した後、ぱっと拘束を解いて少年を解放する。
スリ少年は思わず漏らしてしまった声音が恥ずかしかったのか、それとも美貌のお姉さん(自称)からの不意打ちにすっかりやられてしまったのか、『ば、ばっかやろう! この痴女っ。 ヘンタイ! 死んじまえっ!!』と真っ赤な顔で捨て台詞を残して掛け去っていった。
そんな後ろ姿を「にゃはははははは」と勝ち誇った猫笑いで見送りながら、キルシュナはさり気なく取り戻していた巾着を再び腰のベルトに結び直す。
こう見えて一流の冒険者でもある猫娘の鮮やかな手並みであった。
■キルシュナ > 『おぉー、やるなぁミレーの姉ちゃん』
『いや、大したもんだ』
『胸がでけぇだけじゃないんだなぁ』
などなど関心の声音を飄々とした笑顔で受け取って、再び歩き始めた猫娘は
「さぁて、今日はどないな娘とどないなプレイして楽しもかな♡」
やはり普段と変わらぬ脳内ピンクの遊び人だったのだとか―――。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からキルシュナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にイグナスさんが現れました。
■イグナス > 夕暮れ時の平民地区
「ん、ぐ、……ぐッ……。」
一軒の飯屋の前で呻いてる男がいた。
…もともと今日は、厄日である。食事処をまあ、探していたわけだが。
どこをどう歩いても今日は閉まってる店ばかり。
やっとこさ一軒、店を見つけることができたはいいものの。
「出入り禁止………だとう。」
そんなトラブルは起こしてない、起こしてないはずだが。
…いやそうでもないか、食べ過ぎて店の倉庫をからっけつにしたり、
絡んできたチンピラと大乱闘をした…とかはあったかもしれない。
どちらにしても希望が一つ絶たれたわけで。
大きな大きな大男が、店の前で肩を落として、がっくしとしていたのだった