2022/12/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にロブームさんが現れました。
ロブーム > 太った男が、夕暮れの街を歩いている。
黒いローブを着たその男は、周囲から見るとそれなりに目立つのだが、しかし魔術師なのだろうという事で、すぐにその興味は失われる。

堂々と道を歩けば、魔族であっても早々気づかれる事はない。

「さて……偶には配下を通してではなく、直に王都を見て回らねばな。遠視の魔術は便利だが、肌で感じるものというものもある」

街の活気や、生きている人間の様子というものは、遠視で視ても分かりづらい。
なので、偶にはこうして市井の人間の様に、ふるまう事も必要だと考えていた。
特に、この時間は仕事が終わった人間が街に出る時間だ。
少し聞き耳を立てれば、有用な情報が手に入る事もあるだろう。

「取りあえずは、適当に道を歩こうか。
店に入るのは、その後だ」

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からロブームさんが去りました。