2022/11/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にアストラさんが現れました。
アストラ > 冒険者の朝は早い。依頼は報酬が良いもの、割が良いもの、その他もろもろ条件が良いものの取り合いだ。
貼り付けられた依頼書を冒険者たちが吟味し、他人にとられないように選び、時に諍いを起こして職員に叱られながら、
各々が手に持って移動を始める。
朝早くに出て、夜までに戻る移動時間も含めて、冒険者たちは仕事に精を出すのである。
自由気ままな根無し草、とは言え、生きる事に金は掛かるのだ。

「……出遅れちゃったわねぇ」

アストラが冒険者ギルドに顔を出したのは、朝のピーク時間がだいぶ過ぎた頃。
こうなると都市外に出るなら近隣フィールド程度しか間に合わないが、そう言った近場のカンタンな依頼は学生冒険者や新人冒険者のもの。
中堅であるアストラが受ければ批難の目を向けられてしまうし、そもそも報酬も美味しくない。
新人や学生たちに教えを施す、という名目での同行ならばギルドから幾ばくかの色も付けて貰えるのだが。
流石にもうその学生や新人たちも、とっくに依頼を請けて出払っている筈。

がらんとしているギルド内にいるのは、アストラと同じく出遅れた冒険者か、職員か、依頼者というところだろうか。

「どうしようかしら……」

旨味のない残った依頼書たちを見ながらため息を吐く。
休みにしちゃおうか、それとも都市内の個人依頼を請けにいこうか──。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にスーザンさんが現れました。
スーザン > 朝のピークを越えて、その後の事務処理をしに奥に入っていたがそれも一段落。
急ぎの仕事がなくなった状態でギルドホールの方へと戻ってくれば、どこか所在無さげな様子の人物を発見した。

魔の気配を感じるが故に一瞬身構えかけたものの、ギルドで全く顔を見たことが無い相手でもなく、書類上でも特に問題行動が見られないことも思い出して、気にし過ぎかとその意識を追いやった。
とはいえ、直接話をしたことなどないのだが。

この時間では良い依頼は確かにもうないが、この時間から飛び込んでくる急ぎの依頼と言うものもない訳ではない。
そこまで考えて、カウンタ―の中からホール側へと移動して、所在なさげな女性に近づけば

「やぁ、こんにちは。出遅れちゃった感じかしら?」

どこか気安い調子で声をかけた。

アストラ > 「あら、こんにちは」

頬に手を当ててしばらく掲示板を見ていたが、声を掛けられればそちらへと視線を向けて微笑む。
広い王都にいくつか点在している冒険者ギルドの一つ、此処にも何度か世話になっているアストラだが、彼女とこうして交流するのは初めてだろうか。

「そうなの、うっかり寝坊してしまって。美味しい依頼は全部なくなっちゃったわ」

残るのは都市内のものでも、冒険者からは倦厭されがちなものばかり。
苦笑を浮かべていたが、ふと思いついたように手を慌て少しばかり背の高い彼女を見上げる。

「何かギルドからの依頼はないかしら?」

民間からではなく、ギルド自体からの依頼もある時はあった筈。
もしくは、彼女自身からのものでもいいのだけれど、と期待するように金色の瞳をきらめかせて見つめ。

スーザン > 「あはは、寝坊をしちゃったのは仕方ないわねぇ。
この時間だとロクなものは残らないものね。」

寝坊したという言葉に笑いをこぼしてそう返せば、続いて向けられた言葉。

「そうねぇ……」

なるほど、その辺りの事を知っているのであれば一定以上の腕はあるし、それだけ周到な冒険者である事は間違いないだろう。
暫し、彼女を値踏みするように見やってある程度のタイプを把握してから、少し肩をすくめて

「ない訳じゃないんだけどねぇ……ここに貼ってあるモノに比べればはるかにマシなんだけど、多分貴女には少し簡単で、少し美味しくない位のものかしら。」

そんな言葉を向けてから、手元のファイルに閉じてあった依頼票をいくつかめくってから、開いて見せてみる。
その内容は、枯れた遺跡の安全確認。元々一週間前位まで探索されていた遺跡なのだが、どうやらすべて踏破されて枯れた遺跡になった模様。
そのため、学院の生徒向けの練習施設に切り替えようとしているものの、念のため安全確認が必要である、というもの。

報酬は彼女自身の冒険者としての相場から見ると、7駆け位の旨味は確かに少ないもので。
但し、内容と行先の割には期限は1週間と明後日くらいに出かけてもいいくらい余裕があるものだった。

アストラ > 「今日の宿屋が当たりで、ベッドがふかふかだったせいだわ」

ちょっと唇を尖らせながら冗談めかすように笑う。
実力を見るような視線を感じながらも、見た目だけで判断されることは少なくないので気にしない。
とくに露出の多い恰好であるが故に、知らない者は心配するだろうと自覚はある。
高難易度と呼ばれるような上級の依頼にはあまり手を付けていないが、
初心者やちょっと腕が上がってきた冒険者に比べれば、確実に実力がある方だろう。
それでも、こちらの実力を見抜いて見せてくれた依頼を見れば、隣からファイルを覗き込む。

「ふぅん……学院の生徒の練習場ねぇ。
 確かに、マッピングとか探索手段とか、学ばせるにはちょうどいいかしら」

遺跡が踏破されたということは、そこを根城にしていた魔物が倒されたのだろう。
とは言え、魔物が住み着いていないとも限らない。新しい魔物がやってきている可能性もある。

「ここからなら近いのね。
 そうねえ、それじゃあこれを請けさせて貰おうかしら」

依頼の確約があれば、今日一日休んで準備期間にあてても問題ない。
報酬の旨味は確かに少ないけれど、確かにアストラからすれば簡単な方に分類される仕事だ。
早速手続きをしてもらおうとカウンターへと向かおう。

スーザン > 「あと、縦穴もあるみたいだからスカウトやレンジャーの練習場に、って意図もあるみたいね。
普通だったら、その辺のスキル持ちのパーティにお願いするものだけど、多分貴女だったら魔法で何とかなるでしょ?

……ありがと。正直、報酬のせいでなかなか受け手が見つからなかったのよ。
とはいえ、ギルドもそんなにお金があるわけじゃなし、この依頼にこれ以上つけるのは、ね。」

受けると言ってもらえれば、少しほっとしたような表情で、カウンターの方へと誘導して。
それから自分がカウンターの中へと入ってから戻ってきた。

冒険者であればいつも通りである依頼の手続きを手際よく終わらせれば

「はい、これでOK。こっちは依頼票の写しね。
ちなみにどうする予定?これからすぐに出てぱっぱと終わらせたり?」

手続き後の書類記入を彼女の前で済ませていきながら、スーザンとしては世間話程度のつもりで振った言葉。
カウンター越しの至近で、スーザンが腰かけている状況になったため、ドレスの中で窮屈そうにしている胸部の谷間辺りも見て取れる状態かもしれない。

アストラ > 「あら、落ちたら大変ねぇ。
 私の魔術、そんな便利なものばっかりじゃないのだけれど」

確かに風と水の魔術の応用で、縦穴ぐらいならどうにでも対処出来るだろう。
あまり問題視はしていないようで、楽観的に笑いつつ、ギルドも資金繰りが大変なのねぇと職員の大変さを改めて感じた。
カウンターへと向かって椅子へと腰をかければ、向かい側で手続きの書類を書く姿を眺めてみたり。
アストラよりはだいぶ年上ながら、美貌と抜群のプロポーションをした熟した女性の魅力。
依頼票の写しを受け取りつつ、じっと胸元を見つめる。

「ありがとう。
 ひとまずは必要なアイテムとかを揃えてからだから、明日にしようと思ってるけれど……」

そこまで言ってから、じっと彼女の顔を見る。
少しだけカウンターに身を乗り出せば、彼女と同じくらい豊満な白い谷間が見えるだろう。

「ねえ、スーザンさん。
 今どんな下着つけてるの?」

好奇心と興味本位の質問。

スーザン > 「その割には何とかなるって顔が言ってるわよ?」

こちらも軽口めかした様子の返答を返していれば、明日にするという言葉を聞いて

「そうね、それがいいと思うわ。もうそれなりにいい時間だし。
この依頼はアストラさんみたいに周到に考えてくれる人に受けてもらえるとありがたいのよねぇ。」

そんな返事をしている間に書類の後処理が終了。
薄いファイルに挟んで依頼実行中の箱へとその書類を滑り込ませれば、身を乗り出して、大分至近に白い谷間が目に入る。
続けて向けられた質問に、くすっと小さく笑いをこぼせば。

「私みたいなトウの立ったおばさん相手にモノ好きねぇ……」

軽口めかしてそう返事をすれば、ドレスの胸元を少し下ろして下着の色、黒だけが目に入るように見せてから立ち上がる。
立ち上がる時にアストラの耳元唇寄せれば

「色はこれ。形や柄に興味があるなら、『私の部屋でお食事』でもどう?」

会話の言葉は普通だけれど、やけに意味深に響く言葉をむければ、やや妖艶な色を含めた笑みを向けた。

アストラ > 「ふふ、そこは任せて貰えると嬉しいわ」

今残っている依頼をこれからするよりは割が良い。
それに美人な職員のお姉さんにおだてて貰うのも嬉しいという単純な思考である。

「あら、おばさんなんてとんでもないわ。
 私も歳を重ねていくなら、貴女のように美人であり続けたいと思ってるもの」

本心から彼女のことを賞賛しつつ、何か美貌を維持するコツなどあるのかしらと興味津々といった様子。
そしてドレスの内側に秘された下着の色を見せて貰い、耳元に寄せられた声に誘われて、嬉しそうに微笑む。

「本当に? ええ、是非お願いしたいわ!」

妖艶な色を含むそれの意味がわからないほど無知でもなく、察しが悪いわけでもない。
そう言って立ち上がれば、彼女の部屋へと案内してもらうためにうきうきと楽しそうにしながら、共にギルドを後にするだろう──。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からスーザンさんが去りました。
アストラ > 【移動】
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からアストラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシャルレさんが現れました。
シャルレ > 気温が下がって冷たい夜の空気
頭からかぶったポンチョに、今夜は手袋もはめてる
鞄を斜めがけにしてお使いの帰り道

大通りは人も行き交い、街灯の灯りの下を小柄な娘が歩いていく
店の灯りもあるので、通りは比較的明るくて

シャルレ > ついつい足早になるのは、寒いせい
普段から、あまり物欲もないのだけど

夜になると街灯がついたり、店先に灯りをつけたりで
昼間とは違うキラキラした感じを
眺めながら隊舎へとかえっていく

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシャルレさんが去りました。