2022/09/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にユイリンさんが現れました。
ユイリン > 平民地区と富裕地区の間にある小さな料理屋。
客の姿のない店内でカウンター席に腰を降ろして本を読む。
暇ならば客引きなりすればよいのだがそう言う事もせず。

「今日も暇で終わりそうね」

普通なら客が来ない事に危機感を覚えるのだが、そんな様子がなく。
来ればいい、来なければそれまで、そんな様子をみせ。
一応は客が来れば接客をする準備はできているので慌てる事もせず。
流し読むように本を読んでいる。

ユイリン > そうして暇な時間は過ぎていって…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からユイリンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にクレイさんが現れました。
クレイ >  
 ほとんど足を運んだことのない痴態に彼は足を運んでいた。
 平民地区、その中でもアクセサリーや衣類の類の店が多くエリア。
 ここに来たのは助手の件だった。新しい服も用意しないといけない。その上何か元気付けるプレゼントも用意したかった。
 とはいえ、毎回肉ばかりというのもどうなんだ? と思いながらもそれ以外というと思いつかない。

「……誰か引っ掛けてくるべきだったな」

 とはいえ、こういう商品の正解は全くわからない。こんなもの買おうと思った事も無いのだから。
 周りを見る。こういう場所にいるような子を参考にすればなんとかなるだろうか。
 そんな願望を期待したが。

「……ダメだな」

 なんというか、キャピキャピしたのが多い。あんな長いヒールの靴なんて渡した日には歩きにくいと言われそうだし、服に関しても無駄にヒラヒラとしているのは気に入らなさそうだ。
 出来るだけシンプルに、そしてプレゼントは別の形という事にして。

「……」

 と考えが色々t迷走する。それは自身も心中穏やかではないから。
 頭をガリガリと掻く。書類上、そして社会上での扱いとしては奴隷なんだろうが、自分としてはそんなつもりは全くない。大事な仕事仲間であり助手だ。
 それに何かがあった。なんとなくはわかっても詳細はわからない。

「クソが」
 
 オシャレな街に不釣り合いな傭兵らしいのが怖い顔をして突っ立っている。それはそれでかなり目立つ姿かもしれない。

クレイ >  
 悩んでいてもしかたないし、1人怒っていても意味はない。とりあえずなんとか用意した上で、さっさと宿に戻るとしよう。
 そうして似合わない恰好で似合わない場所を歩く。
 それなりに良さそうな物も見つけてなんとか宿まで戻る事だろう。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からクレイさんが去りました。