2022/09/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からユニスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/小さな料理屋」にユイリンさんが現れました。
ユイリン > 平民地区と富裕地区の間にある小さな料理屋。
昼間の一番忙しくなるはずの時間なのだが客の姿はなく。
先ほどのお客が帰ってからは次の客が来ないで店主が暇をしているというありさま。
しかし店主は全くそれを気にした様子もなく。

「今日は3組来たから上々ね。後は来れば御の字御の字」

元より場所が判りにくいのがあり、常連か迷い込む以外での客が少ない店。
なので例え数組でも客が来れば満足だとある意味道楽に近い営業。
儲け二の次でお客の喜んでいた顔が見れただけで満足であり。

後は何人か来ればいいかなという感じでお客が来るまでカウンター席に座って時間を潰して。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/小さな料理屋」からユイリンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にトーラスさんが現れました。
トーラス > 王都に幾つか存在する冒険者ギルドの支部の一つ。
とは言うものの、その実態は冒険者が客として集まる酒場兼宿屋であり、
申し訳ない程度に店内の掲示板に日銭を稼ぐための依頼文が貼られているに過ぎない。
それでも、1階の酒場では冒険者を始めとした荒くれ者や、彼らを相手に春を鬻ぐ娼婦、
その他にも飲食の為に訪れた一般客達にて相応の賑わいを見せていた。

その賑わいの中心、客達がそれぞれの卓にて同席の身内や仲間と思い思いの
時間や食事を愉しんでいる中で、独り、周囲の卓の客にちょっかいを掛ける中年男の影が一つ。
本来であれば、嫌われそうな行為であるが、誰も文句を言わず、また、店主も黙認する理由は至極単純で。

「いやぁ、運が良かった。ゴブリンの懐を漁ったら、まさかの宝石を見付けてよぉ。お陰で俺の懐が潤ったぜ。
 お、グラスが空じゃないか? マスター、俺の奢りで同じのもう一杯。ほら、乾~杯~♪」

等と、傍迷惑ながらも、明快にて、周囲の客達に見境なくも奢りを振る舞う故。
奢られた方は多少困惑するも、ただで酒が飲めるとあって強く文句を口にする事もできず、
店主も彼のお陰で儲かる上に支払い許容額も抑えている為に、この行為を見て見ぬ振りをする始末。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からトーラスさんが去りました。