2022/09/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミンティさんが現れました。
■ミンティ > 大通りをずっと進んだ先、華やかな雰囲気に満ちた街中を、うろうろと歩き回る。いい時間になれば外で昼食を取ろうと散歩に出たついで、普段は足を運ばないところまでやってきている。
周囲には自分と同じくらいか、少し上くらいの、若い男女が特に多く行き来していて、なんとなく居心地悪さを感じつつ、こんなところまでやってきた理由であるお店を探し、きょろきょろとまわりを見回して。
「…え…と」
しばらく来ないうちに新しいお店ができていたりと入れ替わりの激しいエリア。きっと迷ってしまうだろうと、家を出る前に手書きの地図も用意してきたのだけれど、そこに記した目印がなくなっていたから、困り果てて眉を下げる。
あっちへ行っては戻ってきたり、そのついでに、すこし気になるお店を覗いてみたり。
すこし不審な行動を繰り返していたけれど、結構な通行人で賑わっているおかげか、悪目立ちする事もないと思いたい。
■ミンティ > しばらくうろうろ歩き回っているうちに、ふと見覚えのある建物が目についた。手にしていた地図と見比べて、やっと自分が行くべき方向がわかって、ほっとする。財布の中を見て持っているお金も確認すると、すこし早足に、細い路地の方へと入っていって…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からミンティさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシェルティさんが現れました。
■シェルティ > 平民地区の住宅地区と商店地区の間
大きな区画ではないので開発や整理がされてなく大きな街道と並木道になっている
その御蔭で大きな空き地を利用しできた教会。ノーシス主教の神父と数人のシスター、それと一人の少年が暮らす教会である。
教会から続く住宅地までの道を少年は歩き、手に持った箒で落ち葉を拾う
ゴミも麻袋に入れる。賃金のある仕事でもないし教会か言われたことではない。私的な奉仕作業だ。
「――ふう、暑いなぁ。今日は雨がふりそうだけど」
一息つく。空はどんよりとくもり空。
雨が降ったらすぐに教会に逃げ帰らないといけない。本当は居住区まで掃除をしたいが遠出はしないほうがいいのかもしれないな、なんて考えながら
■シェルティ > ―――あ、雨だ
ぽつ、ぽつ、と小さく雨があたった。すぐにやむのかどうかはわからないけど急いでゴミをいれたふくろを縛ってむんず、とつかむ。
服が汚れるのも濡れるのも困る。シスターの洗濯物がふえちゃう
少年は急いで教会へと走って帰る
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシェルティさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 王都マグメール、平民地区、どこぞの広場。
少々天候は微妙なものだが、季節的なものもあってか、それでも少々暑い。
そんな広場の中、散歩等で行き交ったり、催し物みたいなものをやったり、出店を出していたり。
まぁ、まだ人通りの、それなりにある時間帯か。
「そろそろ、涼しくなってきても良いと、そう思うんじゃがなぁ…」
少女も、そんな広場の片隅、設置されたベンチで寛いでいた。
手にした扇子をぱたぱたと扇ぎ、涼を取りながら。
のんびりと、広場の様子を眺めている。
何をしていたのか?と問われれば、いつもの散歩だ。
いつものように、興味を引くもの、楽しめそうな相手、等々、探しながらの。
こうして、のんびりと一人で…と言う事は。
今のところ、まだそうしたものが見付かってない、と言う訳で。
■タマモ > 遊び相手を探す、それが、いつもの少女のやり方。
以前、式の一人に、相手なんて呼べば良いだろう、とか、言われた事がある。
確かに、そうした事の出来る相手は、多いと言えるだろう。
だがしかし、そうした事が、当然に出来る状況、と言うのに少女は満足しないのだ。
遊ぶならば、まずは偶然絡む、出会いから。
それが、どのような形であれ、ある事が望ましい。
そんな楽しみの一つが、呼び出し、確実に出会う事が出来る事で、潰えてしまう。
うん、無駄な拘りだ、とは分かっているが、止められない。
まぁ、その分、そうした事には目敏いのもあり、勘付く範囲はかなり広いのだが。
「………せっかくならば、何か飲み食い出来るものを…」
さて、そんな事を考えていたのだが。
周囲を巡らせる視線、いくつもある出店の中、そうしたものが入れば。
小腹が空いてきたかもしれない、と意識してしまう。
そうした方向に思考がずれれば、今度は、そんな出店の中から、何を選び飲み食いしようか。
そんな事を、考え始める少女であった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にネロテアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からネロテアさんが去りました。
■タマモ > ふと、何か思い出したように、ぽむ、と手を打つ。
「おっといかん、忘れておった…
まぁ、すぐ終わる事ではあるが、さっさとやっておかんとな」
そう呟き、よいせ、と腰を上げれば。
改めて、周囲をもう一度だけ見回し…その場と後にするのであった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からタマモさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にセカンドさんが現れました。
■セカンド > ラストオーダー間際。
明確な時間は決めていない。セカンドが「あ、もう客来ーひんな」と思った時がその時だ。
今日は肉が余ったのでセカンド自身の賄いはステーキに決めた。早速焼き始める。
ラストオーダーの時間までに注文が入ればよし、入らなければ胃袋に。
地下の氷室機能がついた食糧庫に入れて置けば明日まで持ちそうなものだが、そんな気はさらさらないらしい。
先程客が注文すれば……と言ったが、おそらくその可能性は女の頭から消し去っている。
ちらちらと入口に目をやりながら、商品として出すよりも丁寧にフライパンの中の肉と向き合う。
■セカンド > 肉を育てながら先日のやりとりに思いを馳せる。
「ギルドには加入した方がええと思うんやけどなぁ……」
珍しい品物を手配する場合、ギルド構成員でない場合は当然だが料金が上乗せされる。
雇用主に利点を強調したが、「しがらみができるから嫌」という理由で却下された。
「雇われ店長が未加入によるデメリットを被るのは理不尽だ」と告げたら
営業ノルマをいくぶんか下げてくれたので引き下がったが、それでも腹の中にもやもやしたものが残る。
肉はその腹いせか。かえしでさっと引っ繰り返す。
「ん、ええ色しとるわ♪」
にまぁ、と笑う。口の端から少し涎が出そうになったので慌てながら、ちらりと入口を眺める。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にアンスさんが現れました。
■アンス > 最近、重い物、豪華な物ばかり食べている。そう王宮で思ったのは、将軍、アンス。
たまには、平民の姿を借りて、街で雑多なものを食べるのも悪くない。
そう思い、平民地区にある酒場にやってきたのは、一人の初老風の男。
王宮での仕事が以外にかかって、こんな時間までずれ込んでしまった。
「まったく、王宮の仕事など、若者に任せればいいのに、こんな老骨まで使いよって…」
そうぶつくさ文句をつぶやきながら、夜の街を行く男。
黒い服装に身を包んだアンスは、酒場の扉をくぐる。
「遅くに失礼、何か軽いものが食べたいのだが……用意できるかな」
そう店の奥で肉を焼いている様子の店主…?に伝えよう。
無論、時間が時間なので、無理と言われれば退散する心構えだが。
もし、示されれば椅子に向かっていくだろうか。
■セカンド > 入口の扉が開く音にびくっとする。機械仕掛けのように顔が正面を向き、来店客を認識した。
初老の男性、見ない顔だ。立ち居振る舞いから平民地区にはやや場違いに思える。
「来て早々申し訳ないんやけど、この注文でラストオーダーや。
軽い、軽いもんなぁ……その歳やと肉は重い、よなぁ。肉や野菜が入ったスープとパン、サンドイッチ、ナッツとチーズの盛り合わせ、ミックスピザ……くらいか。
エールはいらんか?酒場まで来たんやから飲むやろ?」
厨房内に視線をやって、作れそうなものを思いつくままに述べる。
肉は軽いからそれで、と言われないようにと祈りながら。