2022/07/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 オープンカフェ」にリノさんが現れました。
■リノ > そろそろ昼食時かと思えば、目についたのは昼下がりのオープンカフェ。
ここで良いかと足を向け、1人であると店員に告げる。
すると、ちょうど1か所空いていたテーブル席を進められた。
今後来客があった場合に相席は構わないかと店員に問われて
「ええ、もちろん。その時はおっしゃってくださいな」
頷いて諾意を返せば、注文を店員に告げた。
「この時間帯ですっと座れたのはラッキーでしたね。こういう幸運が続くといいのですけど」
本来は食事などとらなくてもあまり影響はないのだが、王都にいる限りはできるだけ他のものと同じペースで行動することにしていた。
だから、昼食もよるし、夜も寝る。
違う意味で寝ることもあるのだが、それはまた違う話だ。
■リノ > しばらく待っていれば、注文がテーブルに並ぶ。
オイル系のパスタとサラダ。それにアイスコーヒー。
昼食にはオーソドックスだが、奇をてらう必要もない。
フォークでパスタを巻いてから口に運び、
時折サラダを口に運ぶ。
時々口の脂を落とすためにコーヒーを飲んで、
またパスタへと……
ローテーションで続く食事。
そこまで早く食べていないのでまだ時間はかかりそうだけれど。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 オープンカフェ」にアンジェラさんが現れました。
■アンジェラ > うだるような熱気の中、どこか休む所はないかと探し…。
そういえばあの店があった。とやってきたオープンカフェ。
行きつけという程ではないが、それなりの回数来た事のある店。
室内よりは外の日陰が多少マシかと考えて…。
「…あぁ、一杯か。」
立ち寄ったものの、生憎席は埋まっている。
チラホラと空いているのはテーブル席の片割れ、相席のみのような状況。
店員にも相席で構わないかと確認され、少し悩む。
示された席は女性が座っていた。…ならば構わないかと承諾し、通される。
「すみません、お邪魔します。」
一言告げて向かいの席に座るだろう。
給仕の去り際に、注文は冷えた果実水を注文しておいた。
スーツ姿の女性、その向かいの席にゆっくりと腰掛ける…。
■リノ > 自分のマイペースで食事を続けていれば、店員から相席の依頼。
構わないと応じれば、ほどなく席にやってくる相席相手。
少し視線を向ければ、普通に一言かけてくる少女に、
「いえいえ、どうぞ」
と穏やかな返事を返しながら応じる。
果実水のみの注文に、食事は既にとってきたのかと考えつつ、
今少しで終わりそうな食事を続けながら、言葉を向けてみようか。
「それにしても最近、とみに暑いですね……少し休憩したくなるほどに」
会話をしていれば、視線を向けることはさほどおかしくない。
おだやかに言葉を向けながら、まだ魔力は込めずにそっと視線を重ねてみる。
そして、目の前の女性が、自分のどこに視線を向けてくるのかを探るように。
見てくる箇所によってはこの後、面白い事になるかもしれないという期待も込めて。
■アンジェラ > 席に着けばまずハンカチを取り出して汗をぬぐう。
そうしていればすぐに注文の果実水はやってくるだろう。
礼を言って受け取り、すぐに一口。
ようやく一息つけた…とはぁっと息を吐き出した。
「えぇ、さすがにこの暑さは堪えます。
あまり長時間歩いていれば軽い眩暈すら覚えますね。」
見たところ、自分より少し年上の女性だろうか。
なのであまり砕けた言葉遣いは発しなかった。
そこでようやく女性の事を見てみれば、端正な顔立ちのずいぶんな美人だった。
あぁ、綺麗な人だな、と口にはしないが思い…一瞬、スーツをぱっつりと押し上げる胸や、彩られたネイルに目線を取られる。
が、まじまじ見るのも失礼と思っているので視線はそこで終わった。
相手の向けてくる視線には、如才なく軽い笑みと会釈を浮かべるくらいの余裕はある。今はまだ。
■リノ > 自分の食事自体は、あと一口か二口程度。
そして、向けてきた視線は顔から胸に、そしてネイルへと向けられたことを理解すれば、いたずら心が目を覚ます。
「ええ、めまいを起こすほどの暑さともなれば、どうしても『汗だく』になってしまいますものね。
そうなると、『服が張り付いて』気持ちの悪い事にもなってしまいますが、冷たいハンカチなどで汗をぬぐえれば、『気持ちいい』のですけれど、『人前で』はそうもいきませんし。
それでも、こういう店の冷たい飲み物には、『私も目を奪われてしまう』んですよね。」
いたずら心は言葉に魔力を乗せた。
それも言葉の中、バラバラの単語に。
『汗だく』『服が張り付いて』『気持ちいい』『人前で』『私も目を奪われてしまう』
その言葉を文章として意識させて、汗で服が張り付いている、自分のはちきれそうな胸元に、カラフルなネイルの指を近づけて、そっとボタンを一つ緩めて見せる。
まるで淫魔の誘惑のよう。しかし、今は自分に興味を向けさせて、ほんのかすかな欲望を掻き立てるためのもので。
■アンジェラ > 「え、えぇ。そう、ですね。
こういった場所ではなかなか。どうしても帰ってからになってしまいますし。
小休止、という感じでこの時期はこういう飲み物が良いですね。」
端正な美人と思っていたが、見た目よりは饒舌でフランクさを感じた。
不意に言葉を向けられたので少しだけ言葉に詰まりつつも返答する。
その際、言葉に込められたモノ、アンジェラには気づけるはずもなく。
また抵抗される事もなく滑り込んでいくのがわかったかもしれない。
そしてその悪戯心は覿面に効果を発揮し……。
「……っ……。」
ぷつり、と緩められる胸元。
それに何の意味があるかはわからない。しかし、言葉通りに『目を奪われてしまう。』
汗で貼り付き、薄く透けた肌。それに匂い立つような色香を感じてしまい…。
人前だというのにむくりと何かが首をもたげていく。
頭のどこかがじぃんと気持ちよい感覚で痺れ…スカートの下で徐々に男性的な欲求が熱くなっていく。
いつの間にか視線は胸元に釘付けになり、微かに潤んだ目で見てしまっているだろう。
■リノ > 暗示にかかり、胸元に視線を奪われた少女に内心で、くすっと笑いをこぼせば、胸元緩めるために伸ばしていた手、そのネイルの指を少し動かして注意をそっちへと移させようと。
そして、ネイルに注意が移れば、自分の皿の上、一度置いたフォークにのびる手。
伸びたフォークの柄を摘まむ仕草と残ったパスタをくるくると巻けば、普通とちょっと違った巻き方。
フォークの先端から手元へと、ちょっと細長く巻き取られた光景は、スカートの下の熱と似た何かを思い起こさせて。
そして、そのパスタがゆっくりと開いた女の口の中へと突っ込まれる。
その意図の通りに少女の視線が誘導されれば、今一度重ねた視線には魔力が乗せられて、少女の中に灯った小さな欲求に薪をくべて燃え上がらせようとする。
そのあとで、ゆっくりとパスタを食べ切れば
「……大丈夫ですか?少し暑さに当たっているご様子。少し『涼しい所で休憩』しませんか?
私も付き合ってくれる方がいれば休みたいなぁと思っていたんです」
向けた言葉には魔力は乗っていない。
ただ、薪をくべた少女の欲望に逃げ道を与えるための誘い。
応じてくれば、その先に何かあるという期待を持たせるように。
■アンジェラ > すでに女性の思うまま。
彩り豊かな指先が動けばそちらに視線を奪われる。
白く細い指先がゆっくりとフォークを摘まみ、パスタを巻き付けていく。
細長いそれがゆっくりとその唇の中へと納まっていけば……。
「は……ぁ……。」
その光景をぼーっと見つめてしまうだろう。
少し溶かされた意識と視線。再び交わった視線に魔力が込められれば、
じぃんと痺れるような快感と、抗えないほどの情欲を女性に感じてしまい……。
「きゅう、けい……は、はい。そうですね……。
私も、すごく、あつく、て……。」
ただ持たされた期待に、頭の中では『そういう』妄想がチラついて、魅惑の誘いに抗う事もできず。
目の前の女性が仕掛けた蟻地獄にずるずるとはまり込んでいく。
とろんと蕩けた視線が女性を見つめているだろう。
場所の案内があれば抵抗なく、どこかふらふらとした様子で女性に従っていくだろうか。
■リノ > 「ええ、ご一緒頂けて嬉しいです。それでは一緒に涼しい所に参りましょう?」
少女にそう言葉を向ければ、立ち上がり、2人分の支払いを払った後で少女に手を差し伸べる。
そして、2人で連れ立って、『涼しい所』へと消えていった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 オープンカフェ」からリノさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 オープンカフェ」からアンジェラさんが去りました。