2022/07/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にハシュレイドさんが現れました。
ハシュレイド > 【待ち合わせ待機中】
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にカティアさんが現れました。
ハシュレイド > 平民地区と貧民地区の間にある広場、その平民地区側に一軒の屋台が置かれている。
屋台横側に数人が座って食べられる様に作られた屋台。
近くには大き目の木箱とその周りに小さな木箱が置かれている。
簡易的なテーブルとして使われているんだろう事が見て取れる状況で。

「はぁ、そろそろ人も減ってきたかな」

屋台の中に木皿などを持ち込んで、洗っている少年が呟いて。
偶に中の炭火のコンロの端に掛けてある鍋の中をかき混ぜる。
その他に屋台の中にある、串焼きの材料や、濡れた布巾を掛けたパン、ハムの他にサンドイッチの材料などを確認して小さく頷いて。

夕食時を過ぎて、人通りが減った屋台の中、少年が洗い終わった木皿を乾かすために水きり板の上に置いてから。
屋台の側に出て、両手を組んで、んー、と声を上げて体を伸ばす。

カティア >  
 以前話を聞いた、広場にある屋台。
 丁度時間が空いたのもあって、様子を見に来てみれば。
 具合よく、ピークが過ぎて店主の手も空いたようだ。

「こんばんは。
 どう?
 繁盛してるかしら」

 大きなマスケットを背負ったまま、一息入れる小さな店主の元へ。
 これまた一際小さな客が声を掛けた。
 

ハシュレイド > 一息入れている所へ掛かる声に、そちらを向いて。
自分よりも小柄な、けれど年上の女性の姿を認めて。

「いらっしゃいカティアお姉さん。
さっきまで仕事帰りの人とかで結構お客さん来てたんだけどね。
いまは、少し落ち着いた所だよ」

微笑みながら、問いに答えて。
カティアを屋台横の飲食スペースへ案内してから。

「よかったら、何か食べていってね、前の約束通り一品は奢りにするから」

屋台の中へ入りながらそう告げてくる。

カティア >  
 案内された席に腰を下ろすと、少年店主に微笑みながら。

「あら、ほんとにいいの?
 なら、おすすめのお酒でも貰おうかしら」

 そう言いながら、一緒に軽食になるようなものをお任せで頼んでから。

「手が空いたなら、あなたも一緒にどう?」

 そう声を掛けて、飲み物を煽るような仕草で誘った。
 

ハシュレイド > カティアの微笑みに此方も微笑を返しながら。

「うん、そういう約束だしね。
りょうかい、んーと…今日は前に仕込んでたイチゴのお酒を出してたから、それで良いかな?」

言ったお酒をコップへ注いでからカティアの前へ置いて、その横に酒に漬けていたと思わしきイチゴのスライスを小皿に乗せてピックと一緒に置き。
軽食をと言われれば、パンを切り、軽く炭火で炙ってバターを塗り。
ハムを切ってパンへ挟み一品、さらに布をかぶせて居た入れ物からゆで卵の入ったポテトサラダをパンに挟んでサンドイッチ二品目。

「…ん、そうだね人も今いないし、カティアお姉さんがいいなら、そうしようかな」

カティアの言葉にうなずいて、自分用にも同じサンドイッチを作って準備して。
鍋からオニオンスープを木の器に注ぐと、それらを大き目の盆にのせて、持ってくると、カティアの隣へ近づいて。

途中で少年の喉の奥から、小さく異音が響いて…一瞬ながら魔力が動く。

そのままお互いの前に、サンドイッチとスープを置いて、自分も隣に座って。

「おまたせ、軽食のセットになるよ」

そう言って、どうぞと手を差し出して。

カティア >  
 
「へえ、イチゴの?
 いいわね、美味しそう」

 差し出されたコップの果実酒は、イチゴの甘酸っぱい香りが薄紅色に漂っている。
 イチゴのスライスも、いかにもと言った様子で美味しそうな色をしていた。

「ふぅん、ほんとに手際いいのね」

 軽食を用意する手並みを眺めながら、そんな感想を漏らす。
 やってきた少年店主が皿を並べて、責に座ると。

「ありがと、美味しそうね。
 ――どんな隠し味を仕込んでくれたのかしら?」

 そうにっこりと微笑んで、お礼を伝えた。
 

ハシュレイド > 「季節ごとに安くなってる果物をお酒に漬けて、少し熟成させてから出してるんだ。
自信作の一個だから、期待してくれていいよ」

酒や手際を褒められて、へへと頬を赤くして照れながら。

「これでも店だしてる以上はプロだしね。
隠し味っていうか…ん、と…カティアお姉さんに美味しく食べて貰えるように、心を込めたよ」

お礼に微笑を返して、食べてみてよと進めながら。
以前のように自分もサンドイッチを一口。
味を確認するような仕草を見せながら、そのまま飲み込んで。

「お姉さん来てくれて嬉しいな、今日は平民地区側に出せてるからまだ安全な方だし」

嬉しそうにしながら、小声で貧民地区側だと、偶に変な人もいるからね、と言って。
そういう意味でも、タイミングが良かった、と嬉しそうにして。

カティア >  
 
「ええ、見るからに甘そうだものね。
 甘い物は好きよ」

 照れている少年を、くすくすと笑って。

「あら、可愛い事をしてくれるのね。
 おまじないかしら、「おいしくなーれ」みたいな」

 どこぞの酒場なぞでやっていそうなサービスを、形だけ真似して見せて、可笑しそうに笑う。
 それ以上詮索する事はせず、カティアもまたサンドイッチを手に取った。

「いただくわね」

 そう言って一口食べる。
 想像以上に、調和がとれた一品は、食べやすく、味も匂いも好ましい。
 手順の簡単な料理こそ、料理人のセンスが問われるものだが、なかなかのものだった。

「――うん、自分でプロと言うだけあるわね。
 ちゃんと狙ってきたの。
 私だって、貧民地区の人間に目を付けられるのは面倒だもの」

 そう答えながら、オススメの果実酒を一口飲むと、満足そうな吐息を漏らした。
 

ハシュレイド > 「そうなんだ、ならよかった」

甘い物は好きと言うカティアに安堵したように、小さく息をついて。

「それに近いかなぁ…あそこまであざとくしないけど。
でも、基本は相手に美味しく食べてもらいたいから、そこは心がけてるよ。
カティアお姉さんには、もう一寸特別に、っていう感じかな」

そういう酒場の知識も一応あるらしく、苦笑しながら。
思いだけで美味しくはならないが、何も考えず作るのとは違うはずだからと、頬をかきつつ。

「ん、気に入ってくれたならよかったぁ、サンドイッチとかは主力だからね、力入れてるし。
まぁそうだよね、お姉さん傭兵だから強いと思うけど。
貧民地区の人って大抵人数で押してくるし」

数の力は馬鹿にできない事を、ある意味での実感として知っているので、カティアが其処を気を付けていると聞けば納得して。
満足そうな相手を見て、安心した顔で自分も食事を進めて。

「お姉さんて、その…可愛いから、目を付けられたら粘着されそうだもんね」

ちらりと、カティアをみながら、そんな言葉を呟いて。

カティア >  
 
「あらいいの?
 初めての客をそんな特別扱いしちゃって。
 常連のお客さんに拗ねられちゃうわよ」

 イチゴのスライスを摘まんで、その手で少年店主を指してから、口の中に放り込む。
 酒に漬けこまれたイチゴの味に目を細めた。

「ん――可愛い、っていうなら、あなたこそ危ないんじゃない?
 この街なんかじゃ特に、性別問わず見た目が好ければ手あたり次第――なんて連中はいくらでもいるじゃない」

 最近じゃ平民地区だって安全なわけじゃない。
 貴族が平民を嬲る様子なんてのは、ここで暮らしていれば一度くらいは目にするものだ。
 

ハシュレイド > 「そこは問題ないと思うよ、此処の常連の人って冒険者とかが多いから。
お姉さんみたいに可愛い人に、少しおまけしても気にしないと思う」

寧ろ、冒険者である常連がいれば、その常連もサービスしてやれと言い出したかもしれないと、苦笑し。
自分用に、桃の物らしきジュースを持ってきて、コップに注いで。

「うっ、いや…何回か実際危ない時はあったんだけどね、一応逃げる為の手段は持ってるし。
それで何とか逃げ切った感じかな、大体はその時の気分で言ってくる事が多いしね、そういう人達って」

図星を突かれたという感じで言葉に詰まった後で。ため息をついてからそう答える。
男女関係なく、貴族や一部の人間にそういう目にあわされた事もあるよと、苦笑し。
攻撃的な魔法も使えず、体も鍛えてはいないが、逃げるだけなら一寸した召喚術が使えるから、と呟いて。

実際、弱いとはいえ群れ全体を召喚する少年の召喚術自体は、足止めやらには向いている物。
戦闘力がほぼないのも事実なので、基本逃げになるのだが。

「まぁあと…いざという時用の切り札なんかも、あるからね。
切り札だから、お姉さんにも教えられないけど」

流石に、そっちは教えられないんだーと、苦笑して。

カティア >  
 話を聞けば、なかなか常連客も気前のいい様子。
 そういう連中に好まれるあたり、この少年もまた見たままの少年ではないのだろう。

「ふぅん、本当にあったんだ。
 ――へえ、どんな事されちゃったの?」

 などと聞いてみるあたり、少年の苦い思い出を酒の肴にするつもりのようだ。
 切り札を教えられないという少年には、当然でしょ、と返す。

「教えたら切り札にならないじゃない。
 そういうのは、親しい相手にも秘密にするものよ。
 ついでに、見せた相手は必ず口封じしないとね」

 なんて、イチゴの味を楽しみつつも物騒な事を言う。
 

ハシュレイド > カティアの疑問に対して、少し遠い目をしながら。
ぽつぽつと話し始める。

「んと、一番多いのはエッチなお誘いかな。
いや、貴族とかだと命令って言った方があってるかも。
…その、逃げきれないでとかの時は」

顔を赤くしながら、話すのは。
手でや口で、その他薬等の話も混ざった行為の話。
隙を作る為に、満足させるためにした、させられた行為等。
回数は多くない様子ながら、最低限の経験は男女どちらでもあった様子。

「うぅ、ていうか…よく考えたら話さなくても良かった、事の気がする」

目の前のカティアに聞かれ思わず答えてから、気が付いたのか。
顔を真っ赤にして、俯いて。

「あぁ、うん…切り札に関しては、見られたらその…ちゃんと対応してるよ。
そうそう使わないから、回数少ないけど」

切り札に関しては、俯いたままそう答えて。

カティア >  
 ついつい、と言った様子で答え始めてしまった少年を、笑いを堪えながら黙って聞く。
 もちろん、こんな素直な答えを待っていたわけじゃないが、少年なら答えてくれるかもという期待は少しあったりもした。

「――あら、私は面白かったわよ。
 おもてなしとしては、成功じゃない?」

 真っ赤になった少年は、薄紅色に染まって見える。
 羞恥に震えているのがよくわかる色だ。
 なんなら、その行為を思い出してしまったのだろう、わずかに少年らしい青臭い匂いが混ざって聞こえるくらいである。

「でも、そうなんだ。
 それじゃあ意外と、経験豊富なのね?」

 見た目と違って、とくすくす笑い。

「ついこの前まで生娘だった私とは、大違い、ね?」

 なんてテーブルに肘をついて楽しそうに少年を見つめた。
 

ハシュレイド > 話してから、カティアが笑いを堪えていた事にようやく気付いて。
うぅ、と赤い顔で唸りながら。

「俺は恥ずかしくて、その…今すぐ逃げたいよ。
成功なのかなぁ…いや、カティアお姉さんが楽しんでたみたいなのは判るけど」

小さく、カティアに少し抗議を込めた視線を送りながら。
真っ赤になった顔で、落ち着くためにか桃のジュースを一気に飲んで。
ただ、こういった話をした経験もほとんどなく、その話した相手が女性という事で、ある種の興奮も感じてしまった様子で、顔が赤いのは羞恥だけでもない様子。

「そう、なるのかな…望んでない経験な部分も多い、けど。
…きむすっ…げほ、ごほっ…いきなり何言ってるの、お姉さんッ!」

その言葉に、意表を突かれたのかむせながら。
じっとカティアを見つめて、ごくりと喉を慣らして。

「そ、それこそ、その…俺に言わなくても、良かった話しなんじゃない、かな?」

今自分がした経験談に、カティアが告げた言葉が頭の中で渦巻いて、少年の頭の中が一瞬で色々な想像、妄想で埋まって。
うぅ、と言葉を上げながら、思わずエプロンの上から股間を抑えて。

カティア >  
 見事に狼狽えた少年に、あはは、と笑い声をあげてしまう。
 喉を鳴らす少年を見つめていれば、見る見るうちに様子が変わっていく。
 見えてくる匂いが、思春期真っ盛りの青臭さが濃くなってくるようだ。

「あら、あなただけに話させたら不公平じゃない?
 それとも、自分の恥ずかしい話を聞いてもらうだけで満足できちゃう子なのかしら」

 くす、と笑いながら、股間を抑える様子に、経験からのギャップを感じて面白くなる。
 それとも、なまじ経験があるからこそ、生生しく妄想できてしまうのだろうか。

「ふふ、そんな様子で――一体何を考えちゃったのかしら。
 ――あー、おいし」

 少年の様子を楽しみながら、イチゴの酒漬けを味わう。
 まだまだ酔うような酒量じゃないが、気分が良いのは間違いなさそうだ。
 

ハシュレイド > カティアの様子にからかわれたのだというのは判るが。
一回浮かんだ考えや、反応した体は直ぐには静まらない。

「そうかもだけどさぁ…うぅ。
そんな趣味はないよっ、そもそも基本的に言う気なんかないし」

相手の声が掛けられる、なまじ隣に居るからか、先日渡されたタオルからした香りと同じ匂いを感じ取ってしまって。
それが、余計に体を昂らせていくのに気づく。

「何をって…お姉さんが、セックスして…っ!
ち、ちが今の無し…色々考えたけど、うぅ」

カティアが自分の漬けたイチゴを食べるのを見て、思わず視線がその口へ、その中に見えた赤に吸い寄せられる。
既に体は素直な反応を見せて、エプロンを離せばそれを下から持ち上げる何かが判るかもしれない。
とはいえ、其処までのサイズがある訳でも無いので、精々違和感程度だろう、ただ…抑える下では少年の興奮のせいか、先走りも漏れ始めていて、体質なのか先走りの多い少年の漏れるは、それなりに多い。

カティア >  
 少年の様子を見ていれば、青臭い少年らしい性の匂いを感じ取れてしまう。
 こういう時は、自分の共感覚体質を得に思えるものだ。

「ん~?
 なぁに、私がセックスして、乱れてる所でも想像しちゃった?
 それとも――」

 酒漬けのイチゴを摘まんで、少年の鼻先に持っていく。

「私を組み敷いてよがらせるような妄想でもしちゃったのかしら。
 ――はい、あーん」

 差し出したイチゴで少年の唇をつついて、口を開けるように促した。
 

ハシュレイド > 「そ、ち…が」

カティアの言葉に、詰まりながら答えを言おうとして。
その喉から出た言葉は、どちらともとれるような呻きにも似た言葉で。

実際少年の頭の中では、カティアが言った事、両方を想像してしまっていた訳で。

「お…あ、ぁー…ん、ぅ」

差し出されたイチゴを思わず開いた口でくわえて、食べてしまい。
酒精が混じったイチゴの味が口の中に広がって。

「う、ぅ…その、はぃ…そこら辺想像した、けど。
その、組み敷いては、してない、かな…それって無理矢理って感じだし、その。
そういう無理矢理は、やだし……ただ、それ以外は、想像した、だってカティアお姉さん、可愛いし」

それが潤滑剤になった訳でもないだろうが、股間を抑えたまま、そんな言葉を漏らして。
最後に、それに、すごくいい匂い、するしと、呟いて。

カティア >  
 
「ふぅーん?」

 イチゴを食べさせて、摘まんでいた指をこれ見よがしに舌で舐めて見せる。

「無理やりは嫌なんだ?
 ふふ、純情で優しいのね――かわいい」

 一生懸命我慢してる様子の少年は、実際とてもかわいく――カティアの嗜虐心を刺激する。

「でもそっか、そんな想像しちゃったから、こんなに男の子の匂いさせちゃってるのね」

 目で見える少年の様子から、耳で聞く少年の声から。
 若い性の青臭さを感じ取って、少なからず興奮を覚えてるのを自覚する。

「んー、もしかして。
 ――ほんとにあのタオル、使っちゃった?」

 と、急に声を潜めて囁くように。
 

ハシュレイド > カティアが舐める指と、赤い舌に視線が寄せられて。

「だって、無理矢理とか…その自分でされてやだったし。
可愛いって言われると、凄い複雑なんだけど…」

自分の外見が華奢だという事も、理解しているし。
可愛いと言われることもあるのだが、やはり男としてはそれは複雑で。

「っ、ぁ…うぁ、ぇ…そんなににおいしてる?」

その指摘に慌てて、思わず鼻を鳴らし。
そこまで匂ってるのか、と驚いて。

「タオル…つ……つか、った。
その、匂い嗅ぎながら…って、これも言わなくて、良い…事だって、ば」

囁くような声に、此方も小さく答える。
言ってから、慌てたように、匂い嗅いだだけ、だからと言い訳的には弱い言葉を告げて。
ますます、体を縮こまらせるよに、股間をぎゅと抑える、その様子とは逆に興奮の度合いは高まっている様で、薄い匂いも段々と濃さを増して。

カティア >  
 
「んふふ、素直に白状しちゃうんだ?
 ――気持ちよかった?」

 なんて、少年の興奮を逆なでするように言葉を投げかけて。
 また一つ、イチゴを少年に差し出しながら、問いかける。

「もしかして、今も、おちんちん、触りたくなっちゃってるのかしら?
 ね、そんなにしてるんだもの」

 と、わざと椅子の距離を縮めて、揶揄うような調子は崩さず。

「いいのよ、しても。
 見ててあげるから、ね?」

 と、近くなった距離で、少年の理性を揺さぶるように囁いた。
 

ハシュレイド > カティアの言葉に、小さく頷いて。

「う、ん…その、一回じゃおわらなか、った」

問いかけに答えて。
差し出されたイチゴを、口を小さく開けて食べていく。

「…ぁ…その、なってる。
ま、ってそのわかるの、俺のどうなってる、か」

縮まった距離と言葉に驚いて、問いへの答えは素直な言葉が出て。

「ぁ、でも…その。
おれの、みせるような、おおきさ、でも、ない、し。
皮…も……だし」

エプロンの上から抑えていた手が、もぞもぞと抑える動作ではなく何かを触る動きに変わって。

「…ん、ぁ、でも…きもちよ、く…なり、たい」

そっと、片手がエプロンの下に入って、何かを解くような音がして、少年の精の匂いが濃くなっていく。

カティア >  
 ぐら、と崩れ出した少年の理性に、背筋がぞくぞくとする。
 嗜虐心と支配欲が満たされるような錯覚。
 少年が自分の言葉一つで誘導されるような状態になってしまっている事が、とても楽しく――。

「ええ、分かるわよ。
 硬くなって――すっごい濡れてる、でしょ」

 囁くように答えながら、壮年の手がエプロンの下に潜っていくのを眺める。

「あら、じゃあ見てあげなくてもいい?
 私は別に大きさとか気にならないけど」

 そんな事を言いながら、しっかりと少年の手元と、表情を交互に視線で捉えて。

「ね、どっちがいい?
 一人でしこしこするのと――私に見られながらするの」

 と、少し身を寄せて、耳元で囁くような声で、少年を揺さぶり。
 

ハシュレイド > kティアの視線に、何処か興奮している自分を認識しながら。

「ぁ、うん…そう、なってる。
んぅ…見なくても、わかっちゃうんだ」

エプロンの下、ズボンと下着の紐を解いて手を入れた先は、カティアの言う通りの状況で。

「っ、ゃだ…ぁ、ぇと…。
ん、ぅ…お姉さん、に」

顔を羞恥と快感で赤く染めながら、しっかりと自分の股間に手を伸ばして。

「みて、ほしい…です。
んっ、みられ、てした、ぃ」

近づき、耳元で聞こえる声と、カティアの香りにその答えを告げる。
片手がエプロンを捲ると、ズボンと下着の紐は解けて、前が開いており。
少年の股間に見えるペニスは、上を向き、皮を被った幼い形状ながら先走りがこぼれ落ちるほどに中から溢れて。