2022/07/03 のログ
■クレイ >
「……ふーん? まぁ了解」
いいえという声、その時の恥ずかしそうな様子。おそらく興味はある、もしくは知っているという所だろうか。
まぁだがとりあえずは押すのを止め自分は宣言した通り、ベッドの方に体を向けた。
壁を向いていた。そうして後ろでは始めたのだろう。
無視して寝ようとでも思ったのだが……流石にこんな状況で眠れたり休めるわけもなく。
だが、見ないといった以上動くわけにもいかず。どうにも難しい時間が続く。
そこでふと思い至った事があった。
「……丁度盛り上がってる所悪い、少し思ったんだが、片手でソレしながらするのと、しっかりと両手で込めるのどっちの方が早く魔力込め終わるんだ? 一応体調悪いって事になってるしあんまり長いと様子見に来られて場合によっては医者呼ばれるが」
それはある意味1番不味い状況ではないだろうか。
そんなことを考えて彼女に問いかける。
自分としても正直この状況で長く居続けるのは何ともしがたいわけで。
■フェリーチェ > 男が存外に理性的な配慮をしてくれたせいだろうか。
なにやら悶々と考え込んでいる間に、大胆な行動に出る。
声を押さえるのとオナニーのやりやすさ、一挙両得を狙ってドレスを再び捲りあげ、何も履いてない下半身を曝け出したのだ。
その裾より手の平一枚分ほど上を口に咥え、さっきの真剣味を帯びた細い目つきとは雰囲気を変え、潤んで細めた目を中空に向けながら指を剥き出しの秘部に這わせる。
その縦筋の奥に浅く沈めた中指の腹には、生暖かい蜜がぺったりと付着する。
手の平の下で青い光を放つ紋様は、魔石に魔力が流れた分だけ少女に性的な高揚感を与え、自らも刺激する事によって段々とオナニーそれ自体にのめり込みかけたところで……。
「んむっ、ふっ、ふぁむぅッ!?
っ……ぷぁ、わ、分からないけど、お医者さんは……い、いりません、来ないでほしい、です」
丸めた背筋に浸透して上り詰めるような性感にビクビクと小さな身体を震わせながら、言われたことを一拍ほど遅れて理解する。
店側に恥ずかしい事情を何も語っていない少女の願望通りに事が運ぶとは、流石に思っていない。
だが、心地よさに手を出してしまった今、不味い状況だからもう止めると言い出せない。
椅子を軋ませて立ち上がり、裸足で静々と寝そべる男の後ろまで歩いていく。
しゃがみ込んで内緒話をするように…………実際のところ人に聞かせられない言葉を少女は耳元で呟く。
「両手で魔力を込めるとき、もしその、弄って、くれる人が、いたら……試せるかも」
■クレイ > 「……了解、じゃあ早い内に魔力込めちまうか」
ささやかれれば座り、向きなおる。
服が濡れては色々と手間だ。上だけ脱いでしまうかとシャツを脱ぎ棄てる。
肩までの短い袖のシャツからは先ほどまでは隠れていた腕が見える。それはは文字通り鋼のよう。鍛え上げられたそれは部屋の中でも明確な力強さを示す。
腕に軽く力を籠める。一瞬腕が淡く光ると煙が出て、それは収まる。
「これで良し……消毒だ消毒。汚れたまま突っ込まれても困るだろ」
戦場用の簡易消毒魔法。戦場において食あたりは1番怖いので衛生面の魔法はある程度覚えておいた。それがここで役に立つとは。
そのままベッドの縁に座ればポンポンと膝を叩く。
「ほら、上座れ。ついでに……あー、下着はともかく上の服は脱いだ方が良いぞ。濡れた時の着替えねぇだろ見た感じ」
さっきのカバンにもねぇだろうし。なんて付け加える。見ていなかったので下着をすでに脱いでいた事には気がついていなかったらしい。
さっき座った時の音的にそれなりに濡れやすい性質のようだ。それなのにドレスなど濡らして帰りますといっているような物だろう。
■フェリーチェ > さっさと済ませると言わんばかりの雑な言葉なのに、無意識下で少しだけ期待感が沸き起こったのを感じて目を逸らす。
けれど、魔術を嗜むものとして、男のその行為には素直に興味を惹かれてしまう。
床を少し観察して水抜きの細い溝を探し、少女がそれを見つけるなり手元に水色の絡まる蔦のような光が渦を巻く。
そこへ手を差し伸ばせば、ちゃぷんと中空に出現した水球にジャストタイミングで蜜に濡れた指が突っ込み、指同士を軽く擦る。
更に払い除けるように手を振れば、足元から掬うように男の近くまで埃っぽい石畳を水が流れ、目標とした溝へと流れ込む。
「こういう風に使うのもありなんですね。
普段はちょっと、気分がふわふわになっちゃって出来ませんけど。
…………うひゃ、あっ、はい」
感心しきりで言葉を取り繕う程度に冷静に戻りかけるが、脱げと言われれば返事はひどく上ずった声になってしまう。
躊躇いがちにボタンに手をかけ、一度はだけてしまえば手早く脱いだシスタードレスを、さっきの椅子へタイツやショーツと一緒に椅子へ引っ掛ける。
下は既に何も守るものが無いどころか無毛の割れ目には指で広げた蜜が塗りたくられ、上も今は薄手のインナーキャミ一枚。
さっき服の上にも薄っすら浮いていた乳首は、控えめな小山に乗っかってやや上向きに尖った形を薄布の上に浮き彫りにされている。
ちょっと意識的に歩幅を縮めてゆっくりと、それでいて着実に男の前まで歩み寄れば、肩をぎゅっと縮こまらせて膝の上に腰掛ける。
そのお尻は小ぶりで大人の沈み込む肉付きとは無縁ながら、肌と肉の子供らしい柔らかさが硬い鍛えた筋肉の上に落ち着く。
■クレイ >
「色々と便利な魔法があるからな。てか俺からすればお前みたいな魔法の使い方できないんだが」
なんて言って座ってくるのを待つ。
濡れるに関して自分のズボンは良いのかという話だが、自分の服に関してはそれこそ付与で温度を上げれば乾燥させられる。
ドレスを脱げば。あぁと椅子に目をやる。
「もう下は脱いでたのか見えなかったわ」
今になって認識したらしい。
さて、そうして少女が座れば座れば。後ろから手を前に回す。
縄等をつかったわけでもないが、拘束したかのような状態になる。
堅く、そして弾力のある戦士の肉体。その力強い肉体で抱え込み、耳元でささやく。
「痛かったりしたら言えよ」
右手は袖から手を差し込み乳房へ、左手を割れ目に這わせる。
本来であればまずは浅い所を撫でて濡らすのだが。
「……下準備は必要なさそうだな」
そうささやけば。そのまま割れ目の奥に指を入れる。
先ほどまででは到底届かなかったであろう奥深くまで指は届く。そのまま膣壁を押すようにしながら中から撫で上げる。
感じる場所を探すように。
その最中でも胸を撫でる手は止めない。優しくなでるような膣内の動きとは少し異なり、先の方をこすり上げるように。痛くはない程度に強めに刺激を送る。
■フェリーチェ > 男の気遣う言葉には、ただ生唾を呑んで深く頷くだけ。
胸元に男の手が伸びてくれば、魔石を包み込んだ両手を持ち上げて思わず妨害しかけるけれど、それを催促したのだと胸中でしっかり自らに言い聞かせて押し止める。
おヘソの上付近で拳をしっかり握り直し、息遣いの音を抑え気味の深呼吸を繰り返す。
「んっ!……入ってきた、あっ、うわぁ……」
状況認識を重ねるようにボソボソと小さく声に出し、自分の指とぜんぜん違う硬い指先の感触に意識を向ける。
見られてないときほど大胆に脚を開くことは到底出来なかったけれど、華奢な太腿は秘部を覆い隠せるほどの肉付きがないほどか細い。
子供の力で挟み込んだところで、キメ細やかで滑らかな質感の肌は良いストッパーにはなれない。
胸をまさぐられる感触に肩を揺らすようにモジモジと上半身を軽く捻り、それとは違うリズムで……男の指の動きに合わせて腰がビクビクと小さく揺れる。
時々、膣の腹部側にある微かに飛び出たイボの周囲や、割れ目の上端に飛び出た包皮へぶつかると、尻肉が引き締まって背筋が伸びる。
「ふぅ、んぅ〜、あっ、ふぅ、はぁ、ふぅ、んっ、んふっ♪
はっ、はっ、うぅん、はぁ〜……んっ、あっ、あっ」
身体と同じように、次第に音域が高く跳ね上がるようになっていく。
■クレイ > 「……ん、この辺か」
彼女の反応を見て大方の場所は覚えた。
「さっきも言ったが……あんまり声出すなよ。隣は普通に店だから、バレるぞ?」
少し意地悪かもしれない。だが大事な事である。
そうはいうが、同時に手は止めない。
乳房を責める手は先端を弾くように動かし、膣を責める手も的確に動かし続ける。
乳房を責める手が激しく動く時は膣の手は少し緩めに。そして膣を責める時には乳房の手は撫でるような手つきに。必ずどちらかから強い快楽が押し寄せるように。
そして覚えたという事は責めが今までのように確かめるものから快楽を送る物へと変化する。
手をピッタリと割れ目に当てて、指を折り曲げるようにして膣内へと指を入れる。
イボの部分を指で、包皮……陰核の部分を手のひらでこすり上げるように。彼女が反応した部位を的確に責める。
確かに彼女も足を閉じて抵抗しようとしたのだろう。だがその肌では指を止めることは足りず、むしろ愛液によって滑りがよくなったその足はくすぐったさのような感覚を与えるようになってしまっているだろう。
それによってそっちに意識がそれればダイレクトに快楽が襲ってくる。そんな循環になる。
■フェリーチェ > 改めて指摘されるとビクンッと全身を萎縮させる。
膣もまた鍛えられた意識的な動きでないとはいえ、ただでさえ狭いその穴が一瞬収縮して指を締め付ける。
刺激の強弱を上下にばらした動きに容易く少女の身体は翻弄され、その幼さに不釣り合いに快楽を受け止めようとしているかのように。
もちろん、外因としての攻め手である男の刺激もさることながら、少女の下腹部に淡く輝く紋様もそれを手伝っている。
声を押し留めようと握りしめた両手を口元に当てて目をつぶると、あたかも祈りを捧げる格好となる。
そこに神聖さはなく、少女の意識が向かう先は天空でも自然界でも、その他の超常的な何かでもなく、自らの内側。
直に刺激を受けてから固くなった乳首が、キャミの裏側で転がって背中までビクビクしてしまうとか……。
膣の中で微かなイボがまるで引っかかってしまったように周辺が突っ張り、腰回りに性感の波が広がってくるとか……。
痛くなりそうで怖くて自分ではあまり弄らない小さな突起が、硬い手で推し潰れて時々痙攣が走るとか……。
強張ってしっかり閉じた足の爪先が、全身に広がってくる電気みたいな刺激でまっすぐに伸ばされる。
ぐちゅぐちゅと漏れ出す蜜が音を立てるのが聞こえるのが酷く恥ずかしいけれど、もうどうすることも出来ない。
少女の身体はもう意識的にどうこう出来ず勝手気ままに快楽の虜となり……唯一、全身を流れる魔力だけが魔石に忠実に向かっていく。
潤んだ双眸が見開かれたとき、中空を見つめるそれが今ひとつ焦点を合わしきれず、集中力を欠いているように見えたとしても。
■クレイ > 「……まぁ、責めてる側がいうのも酷い話だけどさ」
そう、実際声を出すなというものの、その手は一切止めるつもりはない。
乳房を責めていた手を服から抜くと、膝に。
「とりあえず……1回絶頂しておこうか。その方が魔力の効率もよさそうだし? 声は引き続き出さないように」
シーと声を出すと、膝に添えた手を外に開く。快楽の虜になっていたその脚はあっさりと開かれるだろうか。
開かれたかどうかにかかわらず、膣を責める手はいよいよ快楽を積み上げる動きから絶頂させる動きへと変わる。
もう慣れたであろうその膣への動きは激しさを増し、クチュクチュという水音も激しくなる。
そして大きな動きではなく小刻みで素早い動きに。
「石、離すなよ?」
そしてダメ押しとばかりに強く手を押し付けたながらの動きに変える。
それによって手のひらがさらに強く押し付けられ、陰核は押しつぶされるように。そしてそれによって膣壁もまた少し押され、中もまた指に押し付けられるように。双方から強い快楽を生み出すだろう。
もし足が開かれたのなら、男から見て触れやすくなった分その快楽はさらに強くなっている事だろう。
■フェリーチェ > 「かひゅ、はふぅ〜、はふぅ〜…………ふぁ?」
下手に叫びださないように我慢して荒げた呼吸を繰り返していた少女は、身体の中に渦巻く火照りと性感の波でぼんやりとした頭を再び奮い起こそうとする。
実のところ少女の紋様は整流回路のようなもので、絶頂にどう利点があるのか思いつかない。
が、快楽の虜になりつつある少女は、わざわざそんな事は口にしなかった。
その少女にあるまじき色香を漂わせるウットリと蕩けた目とニヤけた唇がわざわざ語るはずもない。
膣内のイボをなぞるたび跳ね上がっていたお尻は、徐々にそうする力すら奪われて男の膝にぐったりと腰が据えられ、小刻みな揺さぶりで力の抜けた足が開かれていく。
ふっくらと柔らかく飛び出した陰唇は、指で振動が加わるとぴちゃぴちゃと蜜を飛び散らせる。
激しくなっていく動きに、言われるまでもなく拳を握り直して、
「ンンッ、つぁ……ふぅ、んっはぁ、んぅ、ンッ、ンッ、んんぅ〜〜〜ンッ♪」
歯を食いしばり、固く瞑った目元から感極まった涙の雫を零し、リズミカルに揺れていた腰がそれとは違った小刻みな痙攣へと変化する。
魔力を流しながら内からこみ上げる性感と外から人に刺激される性感が合わさって至った絶頂は、堪えていても喉奥から高い呻き声が漏れてしまう。
グンッと斜め横に伸ばされた足がピクピクと震え、ゆっくり落ちていく頃に……八分どころか揺らめく魔力が魔石一杯にまとわり付いているのを見たら、手伝ってくれた男は怒るだろうか。
少なくとも少女は幸せな気持ちで一杯になりながら魔石の魔力充填完了を報告することになるだろう。
■クレイ > 「声出すなってのに。聞こえたかもしれねぇぞ」
絶頂を迎え、甲高い声を出した少女を見て少しだけ笑いながら言う。
実際問題、ザワザワしている上に人も多いし壁もある。
意識してここの部屋に聞き耳を立てているのならともかく、そうではないのなら今の程度で聞こえる事などほぼ無いはずだ。
だが、これは最初にされたこと。つまり隠したことや人を壁に使った事に対するささやかなお返し。つまりは悪戯のような物。
絶頂を迎えてもすぐに指を抜くのではなく。軽くなでるように優しく刺激は続け、ゆっくりと速度を落とし、そして指を抜く。
ジンワリと快楽の余韻を楽しめるように。
「さて、じゃあ魔力の補給は終わったみたいだが……まぁすぐに動くのは無理そうだな。少し休憩してから向かうか」
俺も服乾かさねぇとだし。なんて言いながら少し笑う。
先ほどまでのある意味で攻撃的な姿から最初の頃に見せていた青年の姿へと既に戻っていた。
そうしてしばらく休んだ後、本来の予定通り品物を受け取り帰っていったのだろう。
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■フェリーチェ > えぇ、また機会がありましたら是非ともお願い致します。
近頃はまた参加頻度が減ってしまいましたが、月1回くらいは顔だしてますので。
ご案内:「王都マグメール 平民地区のお店」からフェリーチェさんが去りました。