2022/06/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にノーマさんが現れました。
ノーマ > 日も暮れ始めた時間帯の平民地区。
仕事を終えた労働者や依頼を成功、または失敗させた冒険者などが行き交う酒場通りの一角での客引き。
それなりに繁盛している酒場の前で席が空けば呼び込みを行い、満席になれば席が空くまで待って。

「今団体が出ましたから……ただいま空いています。
よろしければ直ぐにご案内できます」

静かだが通る声での客引き、労働者の一団や冒険者に声をかけては誘い。
袖にされればしつこくは言わず、客が入れば席が空くのを待ち同じことを繰り返して。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からノーマさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミンティさんが現れました。
ミンティ > 図書館からの帰り道。骨董品の資料を数冊借りてきたら、結構な荷物になってしまった。一冊ずつが分厚いうえに硬くて重たい。これなら鞄を持ってきたらよかったと思ったところでどうしようもなく、どうにかこうにか胸に抱え、ふらふらと大通りを歩く。
週末の夜という事もあってか暗くなってからも人通りは多く、どこの酒場からも賑やかな声が聞こえている。どこかで一休みしようかと考えたりもするけれど、混雑しているお店には、なかなか踏みこみづらい。

「…ふぅ……ぅ」

足をとめて、肩で呼吸をして。間違えて落としたりしないように、慎重に本を抱え直す。
そろそろ指の感覚がなくなってきそう。やはり一度休憩しないと、帰るころには手が痺れて動かなくなりそうだった。
どうしようかと足をとめてきょろきょろしていると、近くの公園にいくつか屋台が出ているのが見えた。小さな露店もいくつか並んでいるようで、ベンチのまわりも明るく照らされている。
あそこなら休めそうだと思うついで、なにを売っているんだろうと、公園の中へ移動して。