2022/05/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミンティさんが現れました。
ミンティ > おかしな時間に目をさましてしまった。二度寝をしようと考えたけれど、目が冴えていて横になっても眠れそうになく。小さな欠伸をこぼしながら、しばらく家の中でぼーっとしていた。
それにも飽きて、のろのろとお店の外に出てみれば、まだ星が見えるような時間。もうすこし待てば夜空も白んでくるだろうけれど、今はまだ夜の静かさが漂っている。
大通りあたりなら人もいるかもしれないけれど、そこからすこし外れたこの商店街には、外に出ているのは自分だけ。
夜明け前の冷たい空気に震えながら、カーディガンの前をかきあわせて。

「……晴れるかなあ…」

うっすら雲がかかっている空を眺めながら独り言。天気がよければ仕事の時間中はお店の中の換気もしたいけれどと考えながら、しばらくの間、なにをするわけでもなく、空を見上げていた。
あたりが静かなせいか、こうして立っているだけでも心が安らぐような気がしていて。

ミンティ > 暗い空の下、ぼーっと立ち尽くしていたせいだろう。向かいのお店から仕事の仕度をするために出てきた商人仲間に驚かれて、我に返る。
気がつけば空も白んでくる時間になっていた。自分もそろそろ朝食の支度でもしようかと、朝の挨拶を交わしつつ、自宅へと戻っていって…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からミンティさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にキキョウさんが現れました。
キキョウ > 日も落ち、辺りに灯りが灯り始め王都の大通り。そこに面するとある酒場はいつもと変わらぬ賑わいを見せていた。依頼を終え帰還した冒険者やその日の労働を終えた市民らにが酒の満ちた杯を片手に騒ぎ笑う――
そこから少し離れた端のテーブル席を一人陣取りなにやら険しい表情を見せていた。

「全く…調子いいのはわかるけどもうちょっと遠慮するべきじゃないかしら」

微かに眉間に皺を寄せるキキョウの視線の先にあるのはテーブルいっぱいに広げられたいくつかの依頼書。
置かれたジョッキや料理の置かれた皿を脇に押し退ける程に広げられたそれには緊急性が高いものの、該当する実力の冒険者が揃わず、宙ぶらりんとなったものばかり。

過去に店主になんとかと懇願され受けた依頼の助っ人。その後はギルドに所属してない事を理由に断るつもりでいたが頼んでない料理やちょっと良い酒をサービスとして添えられ毎回押し流され、気付けば月に1、2回の恒例となっていた。

「フフ……一番の調子良いのは私ね」

自虐気味に苦笑を浮かべ傍らの皿から串焼きを一本取るとそれを咥えながら再び視線を戻す。危険な魔物の討伐、街道付近に新たに発見された遺跡の安全調査、魔族の目撃情報の裏付け…複数の依頼の中でどれを優先的にこなしていくか判断しかねていた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にルルーエンさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からルルーエンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からキキョウさんが去りました。