2022/04/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 屋台」にハシュレイドさんが現れました。
ハシュレイド > 【待ち合わせ待機中】
ご案内:「王都マグメール 平民地区 屋台」にセリーナさんが現れました。
ハシュレイド > 今日は久しぶりに平民地区に屋台を出せる幸運に恵まれて。
貧民地区に近い小さめとはいえ広場の隅に屋台を置けたのだ。
そういった理由もあって、少し張り切って用意したのは、串焼きに、ハムサンドと卵サンド、じゃが芋のポタージュ、ワインと、ミルク、オレンジジュース。
飲み物は、買ってきた物が多いが、串焼きとサンドイッチ、ポタージュはサンドイッチのパン以外は自分で素材を集めたり買ったりして、手作りしたもので。

「はい、串焼きと、サンドイッチね。
こっちは、ジュース、了解」

そうして、ある程度の客を捌きながら、追加の料理を少しずつ作って準備していく。
値段の割に味は良く、量もそれなりにあるので、屋台を出せば客は結構来てくれる。
だからこそ、知った人間は屋台に集中したほうが、というのだが。

そんななか、一旦客の波が引いた時間に、屋台の横においた木箱に座り、自分の作ったサンドイッチを口へと運ぶ。
忙しくなる前の、軽い休憩の時間、賄い代わりに売り物を食べて、明日はどうするかを考える。
学院の図書館に籠るのも良いし、採取依頼を受けるのもありだなぁ、とつらつらと考えて。

セリーナ > 普段のように依頼を終えてギルトを後にして街中へ。
大抵は単独か知人とパーティーを組み討伐などを行うのだが、今回は新人の手伝い。
報酬は良くないが少しでも新しい仲間が増えれば良いと引き受け、満足いく結果で機嫌よく歩いていれば目につく屋台。

屋台を見れば小腹が空いたかもと思い、何か食べようと近づいて行く。
そして屋台を覗き込んで声をかけ。

「すみません、何かお勧めあります……あれ?
こっちにいたって、ハシュレイド君だっけ」

最初は屋台に人影が見えない事に目を丸くし、
しかし直ぐに人影に気が付きそちらを見ると先日の仕事で知り合った少年の姿を見つけて驚きの声を零して。

ハシュレイド > 賄い代わりに食べていたサンドイッチを、口に含み、ミルクで流し込んだところで。
誰かから声がかかる、屋台の横で木箱に座っていたためか、小柄な姿が見えなかったのかもしれない。
声に顔をあげれば、以前富裕地区の屋敷で一緒になった、冒険者の少女で。

「んぐっ、ちょっと待って…は、ふ。
えっと、セリーナおねーさん、だったよね、いらっしゃいませ」

すこしだけ残っていたサンドイッチとミルクを一気に口に含んで流し込むと。
木箱から降りて、地面に立って少女をみあげながら、笑顔で来店してくれた相手への挨拶。
今の恰好は、学院帰りに開けていたので、学院の制服の上に黒いエプロンを付けた格好。

「んと、お勧め…ハムサンドと、ポタージュは自信作だよ。
ハムは自家製の猪のハムで、ポタージュは頑張ってじゃが芋裏ごししたから滑らかだしね」

パンは、買ってきたやつだけど、希望があれば軽く炙るサービスもあるよ、と楽しそうに、今日のメニューを紹介していく。

セリーナ > 「そうそう、あってるよ。
こんな所でお店をやってたのね」

まさかこんな所で以前に一緒に仕事をした少年に会うとは思っていなかったので驚き。
その服装、学院の制服の上にエプロンを付けている姿に学園が終わってそのまま屋台をしているのだとみて頑張っているなと感心し。

「ハムサンドとポタージュね。
ならそれを貰える?焙るサービス込みでね」

お勧めを聞くと美味しそうと思え、その両方を注文し、
勿論サービスもお願いとくちにして。

ハシュレイド > 「今日は、この場所が取れた感じだねぇ。
大体はもう少し貧民地区側の方が多いよ」

貧民地区に近いとはいえ平民地区なので、普段よりも客層が少しいいんだ、と微笑み。

「ハムサンドとポタージュね、少し待って。
炙りも、と、んーと…よし」

注文に従って、木製の深めの皿にポタージュを注いで、木のスプーンを添えて。
すこし湿らせた布のしたからパンを取り出すと、それを一定のサイズに切って行って。
炭火の上で少し炙れば、パンを焼く良い匂いが漂う。
炙りのサービスの副産物で、この匂いのおかげでサンドイッチが出る事もあるんだよね、と言いながら。
軽く炙り少し焼き目のついたパンに、バターとマスタードを縫って、ハムを挟むと、木の皿に乗せる。

「はい、おまたせ、ハムサンドとポタージュ」

屋台の片側、客が座って食べれるようになってる場所へと、サンドイッチとポタージュを置いていく。
屋台のサイズが、微妙におおきいからか、料理を置く際は、裏にある木箱か何かにのって差し出している様子。
いまも、何かに登る動きと、音が響いていた。

セリーナ > 「それで今まで見かけなかった訳ね。
あっちは滅多に行かないけど、気を付けないとね」

平民地区に近いと言っても貧民地区は貧民地区。
気を付けないといけないと指を立てて注意をして。

「慌てないからゆっくり出大丈夫だからね」

注文をして、ゆっくりでいいと告げると周囲を見回して待ち。
パンの焼ける匂いが漂いだせば屋台に視線を戻し。
少年のサービスは副産物、匂いでと聞くと納得してしまい。
焼き目のついたパンに具を挟んでいき、完成したものが木の皿に乗せら。

「そっちで食べれるのね」

屋台の片隅のスペースに注文が置かれると早速食べようとするのだが。
聞こえる音になんだろうとサンドイッチを手にしたまま屋台の影などを覗き込もうとして。

ハシュレイド > 「そこはちゃんと気を付けてるよ。
すぐ逃げれるようにとか、護身用の武器とかも持ってるし」

まぁ、基本は逃げるんだけどね、といっそさわやかな笑顔で言って。
注意に対しては、うん、と素直に頷いた後で、ありがとね、と微笑みを見せる。

「大丈夫、忙しい時間は、何個も一緒に作業するし。
今は時間があるから、真心もオマケするよ」


少女の言葉に、冗談を交えながら準備を進める。
ポタージュは鍋で炭火の弱い場所にあるので、基本は偶にかき混ぜる程度。
パンは、先ほどの様に少し湿った布をかぶせ乾燥を防ぎ、注文で切り分けるといった様子。
ハムは、塊から都度切っているのだと、偶にハムだけと酒を頼む人もいるんだよねぇ、と呟いて。

「うん、流石にポタージュは立って食べてとはいえないから」

屋台の食事用のスペースか、木箱で簡易テーブルを作る時もあるね、と微笑み。
覗き込んだ先は、20cm程の大きさの木箱に乗った少年。
それを見られて、ぁ、という顔で少し顔を赤くして。

「屋台のサイズは大人用だから、中からだと其処まで届かないんだよね」

と、ぽりぽりと、頬をかきながら、木箱から降りて地面に立って。

セリーナ > 「それならいいけどね。
本当に気を付けて、危ないと思ったら逃げるのよ」

本当にちゃんと逃げるように笑顔を見せる少年に念を押し。
顔見知り程度なのについ心配をしてしまうのはお人よしから。

「実は器用なタイプ?
私は何個も一緒には無理かな」

冗談交じりの言葉に自分は無理と冗談ぽく笑い。
程度とは言うがそれも焦げないようにや、切り分ける大きさもあるからと。
ハムだけ酒と聞けば呆れを見せたりもするのだが。

「でも大抵の屋台だといいそうだけど、ハシュレイド君は気遣いができてるね」

屋台でスペースがあるだけで貴重だと告げて笑みを見せ。
覗き込めば木箱の上に載っているのが見え。

「秘密を見ちゃったね」

その説明に困ったように頬を書いて覗き込むのをやめ。
気まずそうにサンドイッチに口を付ける。

ハシュレイド > 「前も言ったけど、怪我とかしたくないからね、危ないと思ったら全力で逃げるよ」

こくこくと、頷いて、えへへ、と心配してくれるのが嬉しいのか、微笑み。

「どちらかというと、慣れかな、結構小さいころから料理してたし。
でも、教えてくれた人は素質あるとは言ってたけどね」

おねーさん、器用そうに見えるけど、と先日の警戒用魔術を思い出したのか、首を傾げる。
ギルド帰りの冒険者の人とかは、結構酒多めだし、ハムは結構味濃いめだから摘まみに良いって。
そのせいで、パンが余ったりすると、自分の食事にしたりね、と苦笑。

「まぁ、屋台だと売るだけの所は多いかも?、立って食べるよりは、乗せれる場所あるだけでも違うかな、って」

褒められて嬉しそうに、言いながら。
木箱に乗ってるのを、見られて。

「あはは、結構知ってる人多いよ、もうすぐ大きくなっていくと思うし」

地面に立って、自分の希望的な事を言いつつ、きにしないでね、と微笑むと。
これ、おまけ、良かったら飲んで、とオレンジジュースを木のコップに注いで。
それを二個もって、少女の隣へとことこと歩いてくる。

セリーナ > 逃げるという少年に何度も頷いて、それで良いというようにして。

「慣れでも凄いと思うけどね。
素質があるとないでかなり違うんだよ」

魔術の器用と実際に手を使うのは違うのと告げ。
儲けた冒険者が酒場に行く事はよくあるが、屋台で飲まなくてもと思ってしまい。
余ったパンが食事と聞くと無駄がないと感心し。

「ほとんどは売るだけね、確かに……。
乗せれる場所があるのは本当に助かるわね」

お陰で両手が塞がらずに食べれるのは良いと。
今も片手は開いているので食べる時に口元も隠せて。

「そうなんだね。男の子は直ぐに大きくなってくからね」

気にしないでと言われるとよかったと息を吐き。
オマケとオレンジジュースを持って少年が隣に来るとありがとうと笑って。

ハシュレイド > 「俺としては、魔法の素質の方が良かったかなぁ」

料理と魔術で比べる物じゃないけど、と言いながら。
生活で使う簡単なのは出来るんだけどね、といっておいてあって皿などの水を魔法で払い。

「串焼きとかは、特にそうだよね、片手で食べれるし。
そこは、少しこだわったからね」

屋台のサイズは変えなかったが、乗せれる場所などは少し追加料金払ったけど、と苦笑し。
こだわりのポイントなんだ、と次の瞬間には微笑を見せる。

「うんうん、そうなる予定だよ、きっとセリーナねーさんより大きくなるよ」

少女の隣で、背伸びして手をのばしてこの位の予定、と170cmくらいの位置まで頑張って手を伸ばす。
本当はもっと上にあげたそうだが、元の身長的にそれでぎりぎりで。

セリーナ > 「魔術に関しては鍛錬を繰り返せば多少はね?」

魔術は練習をすればある程度は、自分には料理の方が難しいと。
生活面は結構ダメダメな感じで。

「あ、それはありそうね。
こう言うこだわりってお客としてはありがたいかな」

乗せれる場所があるのは本当に助かる。
こうして皿を置けるだけでも本当に助かり、数口食べたサンドイッチを皿に乗せポタージュに口を付けて。

「うん、美味しい。
それはそうよ、女の子に負けないぐらい大きくならないとね」

隣で背伸びをする少年を微笑ましく見てしまい。
きっとぎりぎりまで背伸びをしているのだろうと思うとそれを頬を緩めてみてはジュースに口を付けて。

ハシュレイド > 「そうなんだ、やっぱり知識と実践の繰り返ししかないかな」

そもそも魔術に関しては生活系の基礎を使う程度しか知識はなく。
攻撃系も支援系もほぼ使えてない状況、余り使える事を言わない召喚術は、特定条件の相手しか呼べず。
それも、戦力としてはほとんど使えないのだ。

ちなみに料理が絡むと掃除や片付けもきっちりできるが、絡まないと通り一遍程度しかできないのだが。

「自分が食べる時に、そう出来たらって思ってたからね」

王都にきて屋台を回ったりしたときに感じた事をそのまま形にしてみたんだ、と小さく頷きながら。
少女が食べる所作を見て、綺麗に食べるなぁと、そんな感想を抱く。

「美味しいって言って貰えると、嬉しいよ。
うん、だからちゃんと食べてるし、一応運動もしてるよ」

あげていた手を戻し、オレンジジュースを両手で持って、こくりと飲んで。
最低限の運動と、食事はきちんとしていると、微笑む。
採取や狩りなどでは、以前見せたマジックバックがあるので、重い荷物を持ち歩く事がほぼないので。
しっかりとした筋肉としては付いていないのが実情でもあるが。

セリーナ > 「そう言う事、何事も繰り返さないとね」

何事も繰り返しが大事、それで知識も扱い方も得れるという持論。
少年がどういう風に学んでいるかは分からないし、何処まで扱えるのかもわからない。
なので繰り返しでやっていくのが良いと進めて。

「なるほどね。それでお客目線で良い感じなのね」

その説明に納得をして、その場で食べやすいのもあり固定客もそう言う所を見ているのだと。
そしてふと少年の視線に気が付き、食べている所を見られて恥ずかしそうにして。

「やっぱり、こういうお店をしてるとそうよね。
でも…その割にはあんまりじゃない?」

ジュースを半分ほど飲み再びサンドイッチに口を付け。
運動と食事をという少年をじっくりと眺め、その割には筋肉が少なく見えてしまって。

ハシュレイド > 「んー、先生に聞いたり本で読んでやってみるよ」

繰り返して、という言葉にうなずいて。
今ない知識を得るところからしてみる、と。

「実際に食べ歩いてみると、一品ずつ食べるならまだしも。
俺みたいに何品か出そうとすると、置ける方がって、なったんだよね」

一品ずつなら、スープ系でももって食べれるけど、食べにくかったし、と。
視線にきづかれて、あ、と言ったと、ごめんなさい、と謝って。

「料理する人だと、美味しいとかは嬉しいと思う。
あはは、筋肉がつき辛いのもあるかも、あとは重い荷物はこれに入れると重さほぼないし」

屋台などで、味を褒められればもちろん嬉しいし、気分も良くなる。
小袋をみせながら、苦笑する。
他には、召喚術で手伝いを呼ぶことも多く、運動といっても移動が大半で。
最低限の体力はつているが、それ以上にはなっていない。

セリーナ > 勉強法を聞くと自分もそうなのでそうだよねという顔をみせ。
自分も学院には通わなく教師ではなく先輩冒険者ではあったがそうだったと。

「食べ歩きは大体は一つ二つだけど、美味しそうなのが並んでるとつい買っちゃうし。
だからそう言う時は本当に助かるね、こういうのは」

今もサンドイッチにポタージュ、そしてジュースとあるので置けるのは本当に助かると。
自分の顔が赤くなったことに気が付いたのか謝る少年に気にしないでと首を振って。

「でも時々に酷い客もいたりしない?
鍛えるなら最低限に使う方がいいかも」

これだけ美味しいのだから嫌がらせをする人もいそうな気がし。
小袋は便利だが鍛える時にはできるだけと口にし。
少年が召喚術を使えることをしたないので筋肉が本当に付きにくいのだと思ってしまい。

ハシュレイド > 「そうなんだよね、で、買っちゃうと食べにくくてさ。
そういってくれる人結構いるんだよね、ありがたいことに」

自分も何個も買って手が一杯になった事を告白し。
助かると言われて、嬉しそうに頷く。

謝った後で、気にしないでと言われ、ん、とこくりと小さく頷いて。

「あぁ、偶にいるけど、助けてくれる人もいるし、どうしても駄目なら逃げるし。
んー、やっぱりそうなのかな、便利で使っちゃうんだよね」

偶に来る変な相手には、常連の冒険者や、偶に来る真面目な衛兵等が対応してくれる事もあると。
荒れもいなくて、駄目そうなら逃げるんだけどと、苦笑し。
マジックバックにしろ、召喚にしろ便利という点では使いやすく。
それについては、今度から出来る限りもってみる、とぐっと力を入れて見せる。

セリーナ > そう言う人の気持ちはよくわかり、自分ももし少年と知り合いでなければもう少し買っていたかもしれなく。
少年も何個も買っていたと聞けば仲間だと笑って。

「やっぱりいるのね。でも助けてくれる人がいない時は大変そうね。
それに慣れちゃうと普通なら使う筋肉も使わないからね。
だから少しづつ使わずに運んで鍛えるのもあるかも」

常連や真面目な衛兵と聞くとそうだよねと。
ただそう言う人がいない時は本当に大変そうだと。
告げたアドバイスに今度からと返されると頑張れと声をかけ。
そうして話をしている間も食べては飲み、気が付けば注文もジュースもなくなってしまって。

「ご馳走様、美味しかったよ」

本当においしかったと笑みを向けると少年に多めの代金を手渡して。