2022/04/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 ジャンク市場」にスピサさんが現れました。
スピサ > 王都マグメール 平民地区 ジャンク市場

拾い集めた錆びた鉄欠片 茶褐色の斧
出来の悪い珊瑚のような表面をした鉈など

廃棄品市場とはよく言ったものでも、何も手に持たないよりはマシという品
それが並ぶのがこの市場。

まだ15にも届いていないような青年が、近接を恐れて引き金後何度か
その引き金を引けば折れてしまいそうな弩を手に取り眺めている。
あるところでは、海賊が海に落として流れ着いたのか
半ばまで折れた、カットラスを手に取る者がいるものの
錆で覆われているせいで亀裂が見えていない。

そんな者らを買うのを横目に、スピサは革のバイザーを身に着け、革で纏めた身なり。
腰には武器と小盾を持つ姿ながら、背中には丈夫そうな背負い袋を身に着けている。

何かを購入する気ではあるものの、その中は以前こすれる音が聞こえず
空か、空に近いことがわかるだろう具合。

鍛冶師は、鉄として抽出された良き金属を以て己の武器を打つ者の
こうして使い物にならなくなったものを使い物になるようにすることも、当然できるだろう。

最もそれは鍛冶師よりも研ぎ師の仕事の領分であり、狭い村でもなければ鍛冶師は引き受けない。

己の仕事が浅く狭い事ばかりになってしまうのもあるものの、造った武器が売れないなどという需要のせいでもあった。

ならスピサがいる理由とすれば、見かけによらずの品と出会うのを求めてであったり
良質な鉄であれば、自身で作り直す素材に変えるなどもできる為だ。

勿論、購入するジャンクと作成した時の値打ち それの釣り合いが取れれれば、である。

「……。」

声をかける者 黙って購入する者が来るまで待つ者。

その中を見向きもせず通り過ぎながら、薄青い肌が新調や、体の具合を見てカモと見る者は薄い。
禿鷹の群れの中で、鴨を得る者は得体の知れない者に近寄らない。
死体を貪る鳥の眼は、どこまでもどす黒い。

「―――ん。」

時折、腰を下ろして茣蓙や適当な台に並べられた品を見ているものの
スンと匂いを嗅いで戻すことが多い。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 ジャンク市場」からスピサさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にクローナさんが現れました。
クローナ > 日の高い時間の冒険者ギルド。
普段はあまり足を運ぶことのない場所ではあるが時折に遺跡探索のついでに持ち帰った色々な物を持ち込む。
一つ一つは大したものではないが運が良ければそれなりにはなり。
今回は運が良く採取依頼が出ていた物を持っていたので大儲けが出来て。

変なものを求める人がいた事には驚き、似たような採取があればついでにと考えて依頼掲示板の前にといき。
遺跡で見つかりそうな採取依頼がないかと探してみる。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にムツキさんが現れました。
ムツキ > そうして、採取依頼を探していると冒険者ギルドの入り口が開き、黒いマントに身を包んだ黒髪、褐色の青年が入ってきて。
ふと、きづいたおか、クローナの方へ近づいてくる。

「あぁ、此処のギルドに居たか、この間ぶり、あの後調子はどうだ?」

声を掛け調子を聞いて、少女にしか見えない感じで、ギルドの隅、ちょっと物陰になっているあたりを示して。
声を出さずに、この間のあれの件で、と其処へ移動しして欲しそうな感じに口を動かす。
どうやら、頼んでいた鑑定の結果が出たようで、あまり聞かれたくない様子。

クローナ > 「苔に……遺跡にある鉱石…?」

変わった依頼があるのだと眺めているとかけられる声。
振り返れば前回に一緒に遺跡を探索した男の姿。

「久しぶり、あれからもそれなりに儲かってるよ」

何度か遺跡に潜りそれなりに儲かってることを口にし。
物陰になっているあたりを示されると小さく頷き、あの時の結果が出たのかと考えて。

ムツキ > 「儲かってるなら何よりだな、あやかりたいもんだ」

そういって、物陰に入ると、マントの内側に入れてたのか、箱を取り出して。
声を小さめに抑えながら、箱を開ける、短剣とさらに小箱が並んでいるのは前に見た通り。
小箱をあけると、中にはリングが一個ずつ入っている。

「さて、これ調べた結果なんだけどな、どうやら何処かで儀式に使われてた物らしいんだ。
リング付けて、男女でする儀式みたいなんだけど…儀式の場所自体は別らしい」

近くにあった小箱の上に中身を見せた箱を置くと、箱の中身を全部出して、その下に敷いてあった布を端っこから捲っていく。
すると、その下には、何処かで見たようなきがする、地図らしきものが書かれている。

クローナ > 「見つけた採掘品に副産物が良い感じかな」

むしろそっちの方が稼げているので少々微妙という顔。
物陰に入り男が取り出した箱はあの時に見つけた物。
その箱の中身はやはりあの時のまま、小箱の中身はリングが一つ。

「儀式に使うもの?
それじゃあの場所にもう一度って…倒壊したよね」

儀式と聞けばあの部屋の様子を思い出して倒壊したと口にし。
しかし男が過去の中身を全てだし、その下の地図を見れば新しい場所のと男を見て。

ムツキ > 「そうなのか?、副産物の方がってのも偶にはあるか」

苦笑して、そ言う事もあるか、と頷いて。
箱の中の地図を見せながら。

「ここら辺、見覚えある形してないか?
で、此処と、此処ににあるマーク、これ、関係あると思うだけどどう思う?」

先に指さす場所は、箱を見つけた時に壁にあった模様が描かれており、そこら辺の地図はあの時探索した場所の形に一致している。
そして、同じような模様がもう一個、地図の中で少し離れた場所に書かれており、其処は行くのを避けたゴーレムの居た部屋、その先の様子。

クローナ > 「変な苔とかその辺が何でか引き取りがあるよ」

変だよねと笑い、残りの物も今度持ってこようと決めて。
そして見せられた地図を覗き込み。

「これって多分あの通路であの部屋だよね。
でも…これだとゴーレムを如何にかしないと無理じゃない?」

地図を読み進めればあのゴーレムがいた部屋の先の様子。
そこに行けばいいというのは判ったが、あれはどうすると男を見て。

ムツキ > 「苔ねぇ、薬にでも使うのか…東方とかだと苔を見て楽しむ人もいるとかも聞いたことあるな」

確かに変だなと同意しつつ、そう言えばとそんな趣味もあると気いたと。
ごレムについての疑問をうけて、にやりと笑う。

「こっちの短剣なんだけどな、特殊な識別用の魔力があるっていう話だ。
儀式をする人間を、守ってる相手が襲う意味はない事を考えると、いけそうじゃないか?」

そういって、取り出した短剣を示す。
少なくとも、そんな面倒な付与がしてあるなら、ゴーレムに対して何らかの反応があってもおかしくないと、青年は思っているようで。

クローナ > 「こっちだとどっちなんだろ?」

使い道までは確認もせずにそう言う依頼があったというだけで引き渡しているだけと。
正直ゴーレムの相手は無理じゃないかというのが考え。

「識別用の魔力?なんて短剣になのかな。
つまり、それがあればゴーレムはスルー出来るって事?」

もしそれが本当なら倒す必要はない。
しかしそうでなければ大変な事になるのだが、試しに行くのかと見て。

ムツキ > 「東方から来て貴族になった人間もいるからなぁ、どうなんだろうか、俺も良く判らないな」

調べる意味もないしなぁ、と苦笑して。
というか、そう言った依頼関係はあまり調べると偶にやばい案件もあるので、無駄に調べたくないのが本音。

「なんだったら、これ持って俺が実験してきてもいいかなと思うけど。
確認した結果、いけそうなら改めて奥目指す感じでどうだ?」

折角だし、出来れば自分達で確認したいしなと、ニヤッと笑い。
集めた情報では、ゴーレム自体はあの部屋でないのはわかってるから、逃げるのは簡単だしな、と追加で告げる。

クローナ > 「上手く成功したって感じ?私は興味はないんだけど」

そんなもの好きも居るのかと肝心してしまい。
そう言う地位には興味がないので聞き流し気味になり。

「いいの?それだったらお願いしようかな。
でもその儀式ってどんなことになるのか少し気になるけど…」

ゴーレムが守っている先の儀式というのが不安の種ではある。
だが凄いお宝もあるかと思えば興味は持ってしまう。
なのでどうしようと言いながらも興味を隠せずに。

ムツキ > 「成功して貴族とかなっても、面倒だしな」

興味ないという事には同意して、肩を竦め。
青年も、それ以上は特に言わず。

「ああ、それ位は問題ないから、任せといてくれ。
そこまではな、実際いかないと判らないと思う、ただそういう儀式の部屋がある此処、その奥に小部屋があるっぽいんだよな」

更に示すのは、儀式をすると思わしき部屋の奥、もう一つ小部屋が描かれている点。
そこにもしかしたら、という感じを持っているらしい。

クローナ > 旅の身である自分には面倒な物だが男もそうだと聞くと笑みを見せ。

「なら確認はお願いね。
その短剣で問題なく行けるってわかったら行ってみるのもいいかも」

若干妖しいとは思えるがそう言う部屋にはお宝がある事が多いので確認はしたく。
ゴーレムを安全に回避できれば行ってみようと告げるのだが。

「あ、そうだ。この後に行こうって思ってた場所があったんだ。
ごめん、私行くね。私ってこの辺りによくいるから短剣の結果が判ったら教えて欲しいかな」

新しい発見に目を輝かせるがふと用があった事を思い出し。
男にそう告げるとごめんと告げて、結果が判ったらまた行こうと口にして。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からクローナさんが去りました。
ムツキ > 「あぁ、任された。
そうだな、確定出たら教えるよ」

そういって、続く少女の言葉に。

「んそうなのか、それじゃまた会った時に結果教えるから。
きをつけてな」

そういって、見送り手を振って。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からムツキさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアンジェラさんが現れました。
アンジェラ > 平民地区内にあるメインストリート。
そこから一本外れたうらぶれた細い路地。
家への近道となるため、そこをのんびりとした歩調で歩いて行く。
一本しか外れていないのでそれならばメインの方が危険は少ないだろう。
今の所特に危険は感じていない。時折つくため息のような物は若干の疲労感からだろうか。
もうちょっとでストリートから離れた方へ。しかし、何なら走って大通りに行けば良いし…とは考えていた。

ただまぁ、それなりに無防備には見えるだろう。
精を食事にするようなモノからは良い匂いがしているように感じるだろうし、
歳若い無防備さも感じ、篭絡するにはたやすいと思えるかもしれない。
ともあれそんな雰囲気を纏ったまま、家路をゆっくりと歩いて行く。その姿は誰かの目に留まるだろうか。

アンジェラ > 今日は何事もなく、細い路地の奥へと消えていく。

夜が深ってくるにつれて、少し足早に帰路へとついた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアンジェラさんが去りました。