2022/01/21 のログ
■ミンティ > 途中、おいしそうなスープの香りが漂ってくる小さな酒場に気持ちを惹かれかけたけれど、寄り道をしていたら帰りがいつになるかわからない。
ふるふると首を振って迷いを払うと、脇道へと姿を消していき…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からミンティさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にシアン・ファーガーソン さんが現れました。
■シアン・ファーガーソン > 平民地区にある冒険者ギルドに併設された酒場。
依頼を終えたり探す冒険者や冒険者を探す依頼人。討伐を探す傭兵などで人であふれたギルドから酒場に流れた客への給仕。
本当は簡単な採取系の依頼を探す筈であったが、給仕の依頼を見つけ急遽予定を変更して今に至る。
「6番にエール3つ、8番に料理……なんでしたっけ…?」
受けた注文、時折に何かを忘れながらカウンターに伝え、そして運ぶ物を受け取ってはテーブルに運び。
やや勢いのままに6番と札のついたテーブルにエールを運び、何かは忘れたのでそれっぽいものを8番に運び。
そして手が空ければ次の注文と呼ぶテーブルへと向かい、カウンターへといったりきたりと繰り返して。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にクレイグさんが現れました。
■クレイグ > 扉から黒いマントに身を包んだ、大柄な戦士風の男が入店し、開いていたテーブルに腰を掛ける。
「エールと、ステーキ、パンを頼む」
近くにいた女性に注文を告げた後で、それが知り合いだと気付く。
「なんだ、シアンか…今日はウェイトレス取れたのか?」
幾度か治療等で世話になり、簡単な世間話をした覚えがある。
ウェイトレスは依頼が出るかも不定期で、街中での仕事、まかないが出るなどでそこそこ人気があると聞いたことがあったので、今日はその依頼を取れたのか、と苦笑しながら話しかける。
■シアン・ファーガーソン > 店内を忙しく回っていると扉が開くベルが鳴る。
しかし誰が来たかなど視線を向けることなく注文を運び、あるテーブルの側を通った折に注文を受け。
「エールとステーキにパンね。少し待って」
注文を聞けば早速とカウンターに足を向けるが向かう前に声をかけられては脚を止め。
「……クレイグさん?今日は偶々残ってたから」
誰だろうと思えば時折にやっている治療院で治療をした冒険者。
その時に軽くではあるが話した事があった事を思い出し。
運よく今日は仕事が取れた事を告げれば先ずは注文を通すためにカウンターに再度向かい。
途中で手を出してくる酔っ払いをトレイがへこむほどの力で叩いたりとして。
■クレイグ > 運がよかったんだなと、思いながら見ていると、中々の威力で酔っ払いを撃退する姿を見て、くっくと喉奥で笑う。
酒場の中を見れば、今殴られた酔っ払い以外にもそこそこの人数がいるが、ピーク時間ではないからか、注文や怒声が飛び交う様な事は無い様子。
とはいえ、冒険者や傭兵など荒っぽい人間が多い中、冒険者のウェイトレスは、店主も頼りにしているのだろう。
それこそ依頼を出して雇う程に。
「しかし、その格好って自前なんだっけ?」
注文を捌く女性が近くに来て、何も持っていないタイミングを見計らいながら声を掛ける。
私服でも制服でも眼福なので、しっかりとみながら、だが。
■シアン・ファーガーソン > へこんでしまったトレイを新しいものに変えればカウンターで別の席の注文を受け取り店内を歩く。
それなりに人はいるが今の所、酔い問題を起こす客も居なく酒場といては静かな物。
注文をこれから依頼に出かけるという様子の一団のテーブルにおいてはカウンターで呼ばれる声に黍を返し。
「注文ならもう少し待って……これ?そうだけど」
てっきり注文を急かされるのかと思えば、服の話。
冒険者ギルドに併設された店では決まった制服などはなくそのままの恰好で給仕に入る者もしばしば。
なので自分もそのように給仕として働いていたが、どこか変だっただろうかと思わず自分を見下ろす。
■クレイグ > 「こっちは急ぎじゃないから、出来た螺持ってきてくれれば構わないぞ」
急かさないから、そこは気にしないで良いと、手をひらひらと振って。
「いや、そこそこ露出が合って、目の保養だなとな、美人が来てるから余計にな」
女性が自分を見下ろす様子をみながら、冗談半分、本気半分な感じで、手で輪を作ってそこから覗き込むように見て、にやりと笑う。
以前治療に来た時も、似たようなことをいって笑っていたことを思い出すかもしれない。
その時にもいっていたが、隠してみてもばれるのでいつからか堂々と見るのがスタイルになったとか、馬鹿な話をしていたもので。
■シアン・ファーガーソン > 「そう?でももう直ぐだと思うけど?」
急かされないならそれはそれで助かり。
でもそろそろ準備が出来るはずだとカウンターに目を向けて。
「…クレイグさんも殴っておく?私は良いけど」
手で輪を作っての言葉に軽くトレイを持ち上げて呆れ目。
そう言えば以前もこんな事を言っていたかもと思い出すと溜息を吐き。
隠すよりはいいのか、それとも隠す方がいいのか、どちらにしても欲に忠実だと見てしまい。
そうしていれば注文が上がった声が掛かり、カウンターへと向かって。
■クレイグ > 「いや、殴られるのは遠慮したいな…ま、そこら辺は男の本能だと思って許してくれ。
それに、店の中で一番目立つ相手に視線行くのは仕方ないと、思うんだけどな」
注文が上がった声でカウンターに戻る相手の背中にそんな声を掛ける。
かなり本気で言っている様子で。
他の客も同じような考えの人間もいるのか、男のそんな声に、頷く者が居たりもする。
、
■シアン・ファーガーソン > 「……今回は許すけど次はたぶんないから。
…あっちも目は惹かない?」
背中にかかる声に小さく振り返って別の方。
もう一人の給仕をやっている同業者の恰好はドレスアーマーと言えるもの。
あちらの方が惹くと思いながらも同意をする客たちを眺め。
出来上がっていた注文をクレイグの元へと運ぶ。
■クレイグ > 「あいあい、気を付けるよ…。
うーん。あそこまで行くとあれだ、露出が多すぎて、個人的にはなんか違う感だな」
あんがとさんと言いながら、目の前に置かれる注文の品を見て、美味そうだと呟き。
「あっと、ほい迷惑料、取っといてくれ」
ぽいっと小袋を投げる、重さと感覚から何かの食べ物の様子、中を見れば干したベリーが入っている。
「そいや、ウェイトレス終わった後ってなんか予定あんのかい?」
エールのジョッキを持ちながら、そんな事を聞いてくる。
■シアン・ファーガーソン > 「そう?私は可愛いと思うけど」
注文を置き、露出がという言葉に可愛いと告げ。
どういう基準なのだろかと考えて。
「ベリー、好きね。本当に」
迷惑料と言われ渡された小袋、中身を見ればベリーで本当に好きと薬と笑って受け取り。
「終わった後?宿に帰るけど」
仕事が終われば帰るだけ。
特に用事はないと告げて。
■クレイグ > 「ま、好みの問題だろ、そこら辺は」
服装?などは人によって好みも判れるしと、苦笑。
「手軽だし、栄養もあるしな、干してあるとそこそこもつからな。
覚えてる限り最初に喰った果物だしな」
腰には似たような小袋がもう一個はある様子。
「そうか、飲みにでもいかないか、と思ってな。
さっきあんなこと言ったおっさんでよけりゃ、だけど…あ、酒代くらいは奢るぞ、誘うんだし」
誘う前にあんなこと言ったのを、ネタにしながら、誘ってくる。
■シアン・ファーガーソン > 好みの問題。それを言われると納得してしまい。
その手の事で討論をするつもりもなく頷いて終わりとして。
「非常食……だけじゃなくおやつも兼ねてるでしょ?
それだとつい持ち歩くのも判るかも」
視線を向けると同じような物が見え、よほど好きなんだと思う事にして。
「お誘い…ってこと?
ん……今日はそう言う気分でもないから、また今度」
少し考えこむようにし、今日は気分ではないと思えば誘いをやんわりと断り。
また今度と告げて。
■クレイグ > 「口が寂しいと摘まむ感じだから、おやつでもあるな、確かに。
冒険者始めた頃は、こんなもんかってられなかったけどな」
それほど高くはないが、ある種の嗜好品になるわけで、駆け出し冒険者とかだと他に回す金で精一杯な事も多く。
「そうか、残念だな。
んじゃ、また声かけさせて貰うわ」
素直に、諦めて苦笑して。
見かけたら声かけさせてもらう、とエールのジョッキを掲げながら。
■シアン・ファーガーソン > 「……飴みたいな感じ?小腹が空いた時に丁度いいかも。
それはそう…他に買う物も多いし」
嗜好品は大事ではあるが他にも優先がありそればかりはと苦笑し。
今なら余裕があるだろうからそうではないでしょう?というように見て。
「そうしてくれると助かるかな。
その時はまた考えるから」
受けるか断るかはあくまで気分。
そう告げては他から呼ぶ声がありそちらへと向かって
■クレイグ > 「そんな感じかね、冒険中は特にな、酒飲むわけにもいかないし、煙草はやらないし。
武具とか道具類、ポーションなんかが先だよな、そりゃ」
所謂装備類という括りだが、生きんこる為の出費となれば、惜しむわけにもいかず。
「あいあい、んじゃ仕事頑張ってくれな。
良い答えが出ることを祈ってるよ、その時は」
呼ばれる声に移動する姿を見送って、エールを飲んで、ステーキを口へ運んでいく。
■シアン・ファーガーソン > 「依頼中にタバコは兎も角……お酒は問題しかないよ。
そっちをまずは優先しないと……嗜好品を優先で死んだら笑えないし」
生きる為には武具やその為の道具が第一、そのほかは余裕があれば。
そこで先に嗜好品を優先すれば死んでも自業自得と告げて。
「仕事だからそれは当たり前。
その時に期待して」
そして呼ばれた先で注文を受ければまたカウンターへと向かったりとして。
■クレイグ > 「酔って見張りとか最悪だしな…何回か、合同護衛依頼でそういうのいたけど、気づいたらギルドで見かけなくなったな。
おれは武器とかはあったけど、他の物がなかったから、そっちで金が飛んだからな」
傭兵から冒険者だから武具はあったんだけどなと苦笑。
「さて、くい終わったし、それじゃお代置いとくぞ。
大いに期待しとく、んじゃ、またな」
机にしっかりと代金を置いて、テーブルを立つと、手を振って店を出る。
■シアン・ファーガーソン > 「普通に次の仕事をなくすよ、それ。
それはそう……信用を無くしたらそれまでだし……。
それが普通……お金は考えて作らないと」
最初からあれば多少は余裕が出来る。
そう言う意味ではクレイグは他の冒険者よりもしっかりしてたのだと。
「お粗末様。その時はその時で」
代金を置くのを見れば素早く回収。
そして出ていくのを見送れば仕事へと戻って
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からクレイグさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からシアン・ファーガーソン さんが去りました。