2022/01/17 のログ
■タマモ > 王都マグメール、平民地区のどこか。
露店の並ぶ大通りを、少女はのんびりと歩いていた。
一見すれば、着物を着込む、異国の多数の尾を持つミレー族の少女。
初めて見たならば、間違いなく、珍しいものと見られるだろう。
しかし、そんな少女だが、周囲からの視線に変わったものはない。
どころか、時折、露店の店員とかと、楽しげに会話を交わしたりもしている。
今や、この地区で少女を知らぬ者は少ないだろう。
色んな噂を持つも、こうして、普通にしていれば気楽に付き合える相手なのだ。
…そう、普通にしていれば、ではある。
気紛れを起こすと、色々と問題を起こすのが、ちょっと…あれだが。
「さて…後は、どこが良いかのぅ」
今日は、普通に地面を歩いている。
上から見ている時と違い、行き交う通行人で、なかなかに周囲は見辛い。
きょろきょろと、周囲を見渡しながら、歩き続ける少女。
本日の目的は…呟きの通り、特に無かった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にカチュアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からカチュアさんが去りました。
■タマモ > まぁ、目的がなければ、やはり何事か起こらねば…となるのだが。
何も起きなければ、そのまま、適当に歩き、戻って行く事となるのだ。
どうやら、本日は、そんな感じなようであり。
少女の姿は、何もないまま、その場を後にするのだった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からタマモさんが去りました。