2021/12/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区のどこか」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 王都マグメール、平民地区。
少女が、散歩をするのに、どの地区を選ぶかは、いつも気紛れだ。
そんな少女が、今日、姿を見せているのは、この地区だった。
…まぁ、姿を見せている、とは言っても。
本日、移動している場所は、屋根の上。
その姿を見るものは、実際には、そう居ない訳だが。
その目的も、もちろん気紛れ。
…とは言っても、その上での考えは、大体は碌な事でない事が多いのは、気にしない。
もちろん、今も、面白い事、面白い相手を探り、移動中だ。
見付かるか、見付からないかは、時の運…それは、いつも通りか。
■タマモ > 「ふむ…」
とん、何度目か、足を止めれば。
改めて、ぐるりと周囲を見渡す。
この感じでは、どうやら、本日は空振りらしいか。
腰に手を当て、軽く思案する仕草。
「…まぁ、こんな日もあるものじゃ。
仕方無い、適当に…じゃな」
そんな呟きを漏らせば、視線は、軽く下に…まだ明かりの見える、酒場の一つ。
とん、と屋根を蹴れば、ふわりと宙を舞い。
その姿は、次の瞬間には、その視線の向いた酒場の前。
さすがに、この時期、この時間、外は寒い。
少々温まって、この気紛れの進退を考えよう。
扉に手を添えれば、すぱーんっ、いつもの豪快な開放。
いつものように、その音に集まる視線の中、店内へと入って行くのであった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区のどこか」からタマモさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にボブさんが現れました。