2021/11/02 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にカルムさんが現れました。
カルム > 「ただいまー。」

冒険者ギルドに入るなり、声をあげて見せた。先に戻っていた冒険者が此方の方を見る。
知っている顔が数々いて、そんな彼らに手をあげて挨拶しつつ、受付の方へと行く。
今日も依頼を熟して戻ってきた、今回は少し長かったか、一週間、いや、二週間は出ていた。
生きていたのか、とか言う冒険者の仲間に、うっせ、と笑って見せる。
慣れた場所で、見慣れた受付に近づいていく。

「依頼の終了を報告に来た。」

そう伝えながら、バックパックから荷物を、依頼に有った品物を取り出して、受付に渡す。
それとついでに、と移動中に遭遇した魔物や魔獣を斃した素材を出して置く。
買取の査定を頼んで、引き換え札を預かる。査定が終われば、その引き換え札と取り換えで、報酬と素材売却の金がもらえる。
鑑定中は、暇になるので、併設の酒場の方に移動をして、積を取っておくことに。
知り合いに、挨拶をしながらさて、どこに座ろうか、と探すことにした。

カルム > 酒場は、夜だという事もあり、それなりに盛況だった、空いている席は少なさそうだ。
しかし、空いてないわけではないので、後は、近くにいる人間を確認する、こう、ローブで身を隠して集まるようなの。
女性の団体とか、そういう所の近くに座るのは余り良くない。何方も面倒ごとに巻き込まれそうにしか思えないから。
なので、出来るだけ気心の知れる冒険者仲間がいる所が良い、と思って探して。

「お、あそこが良いな?」

一つ、当たりを付けて、男は移動し、腰を下ろす。
知り合いの冒険者たちに、よ、と軽く挨拶をし、に、と笑って見せる。
彼らが、今日の成果を問いかけてくるけれども、今清算中、とカウンターの方を指さして見せて。
清算している係員の方に意識を向けさせる。
大金は入ったら奢れ、とか言うので、抜かせ、と返答したりしつつ。
酒と、摘まみを注文する。

それが届くのを待つ間、右に、左に、視線を動かした。
なんか面白い話でもしているような、冒険者とか、いないのだろうか、と。

カルム > 「うーむ……別に面白そうな話、はなさそう、だな……。」

周囲の冒険者たちの話に、面白そうなものは無い、冒険者ギルドの依頼ボード以上の話がなさそうだ。
まあ、そんな話があれば、口に出すようなことはないだろう、隅っこでローブを着て、ひそひそしているような感じになる。
しかし、今そのローブの人物の方を見たが、危険な雰囲気しかない。
ああいう奴らが持ち込んでくる依頼だの情報などは、碌なことでは無いはず。
それを考えるのならば、良い情報が無いことを、喜んでおくことにするか。

そんな事を考えて居た所、受付から声を掛けられた。
呼び出しの声。鑑定と、計算などが終わったようだ。
報酬を受け取るために移動し、受付で金を貰う、持ち込んだ素材が思った以上に金になった。
ラッキと、小さく笑ってから、男はまた、酒場へと戻る。
戻ったら、ローブの男達は消えていた。

知らん相手が居なくなったこと自体に感情はなく。
さあ、飲むぞー、と冒険者仲間と何時ものように酒を酌み交わすのだった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からカルムさんが去りました。