2021/10/19 のログ
■ラシュリー > 「えっ、あ、ほんとに買ってくれるの?
……ま、まいどあり……。」
キョトンとしながら小瓶をフェルトに渡す。
(……えぇ……使ったりするのかな、この人……。
……私とそう年変わんない様に見えるけど……。)
なんて事を思いながら、小銭を鞄にしまう。
(やっぱり王都は進んでいるんだなぁ……
田舎とは大違いだ……。)
今まさに、ビールに薬を混ぜられているとも知らずに。
■フェルト > 「好奇心でね。そこまで自身があるならってね」
受け取った小瓶を興味深そうに見ては蓋を緩め。
気付かれる事なく小瓶の中身をビールに注いでしまえば笑みを浮かべ。
「試して効果があったかどうか今度教えるよ。
あ、そうそう。俺はフェルトだよ、もし効果があったら次も買うかもね」
堂かは判らないのでそう告げながら効けば次の購入を匂わせ。
思い出したように名前を告げれば二杯目のエールをうまそうに飲み切って。
■ラシュリー > 「フェルトね、覚えておいてあげてもいいわ。
……私はアシュリーよ。」
名乗り返しながら、ジョッキを手に取り、くいっと一口。
「と……ところで、その薬。
……誰に使うつもり……?」
興味の無いような素振りをしつつ、できるだけそっけなく聞いてみる。
……彼女の一人でもいらっしゃるんだろうか?
アシュリーも年頃の娘、そう言った話題の興味は人並にはある。
……なお、まだ彼女は自分のビールに薬が入っている事に気づいていない。
■フェルト > 「お得意になるかもしれないんだよ、忘れないようにな。
ラシュリーね、いい名前じゃないか」
名前を聞けばいい名前だと返し、ジョッキを飲む姿を眺め。
「これか?それは秘密にしとくよ。
使う相手を教えても面白くないだろ?」
よく見れば中身が減っているのが判るかもしれない小瓶を揺らしてから懐に仕舞い。
誰にと尋ねられると笑みを浮かべ秘密だと返すが実際はもう使用済。
ビールに混ぜたのは多くはないが果たして効くのかと観察するようにラシュリーを見つめていて。
■ラシュリー > 「ふん、そうかしら……?」
名前を褒められ悪い気はしない。
なるべく表情には出さない様にしながら、さらにビールを一口。
あれ、心なしか一杯目より甘くて美味しい。
……身体がふわふわする。
何だか酔いが今日は早く回って来た様な……?
「なによ、減るもんじゃないし教えなさいよ…!」
そう言うと、ジョッキをぐいっと傾け、中身を空に。
「……マスター、御代わり………
…………ん……んー……あれ?」
御代わりを注文しようとするが、なんだか眩暈が。
急に、宙に浮かぶ様な心地よさが身体を包む。
「……んーー……?
………なんか……変…………。」
身体中から力が抜けていく。
早く、ベッドに横になりたい。
横になって、いつもより激し目に身体を慰めて……
(ん?
わ、私、こんな所で何考えてんの……!?)
淫らな妄想を始めかけた所で、ハッと我に返る。
なんだかおかしい、自分はそんなに淫乱な娘だったか?
そんな感じで、一人悶々とした様子をフェルトに晒すアシュリー。
……薬の効果は、上々の様だ。
■フェルト > 「こういうのは秘密の方が面白いって思わないか?
一気に酔いでも回ったか?」
更にジョッキを傾け飲み切る様子に楽し気に見る笑みは変わらず。
次のお代わりを注文しようとして様子が変わった事に効いてきたかと少し身を乗り出し。
「怒りながら飲んだから一気に回ったんだろ?
なんかふらふらしてるように見えるぞ」
心無し身体から力が抜けているように見えるラシュリーの横へと席を移して身体を支えるようにし。
近くで見れば悶々としているように見え、媚薬は十分に効いているように思え。
「水でも飲んで落ち着いたらどうだよ」
気遣うように告げては水を一つ頼み。
それが届けばラシュリーに手渡すのだが…その時に先ほどよりも多めに小瓶の中身を注いで。
■ラシュリー > 「……ふぁっ?」
フェルトが席を隣に移し、
覚束ない自分の身体を支える。
その手が身体に触れた時、甘みのかかった変な声が漏れてしまう。
「……あ……ありがろ……」
呂律の回らないまま、手渡された水を一口。
濃い、甘い味に誘われ、そのままこくこくと飲み干し……
「………んっっ。
……ん、ふぅ……。」
身体の奥が、熱く燻る様に疼く。
……あれ……もしかして、これは……。
「ねぇ、フェルト……。
……使った……?」
ようやく、気づいた。
じろりとフェルトを睨みつける。
が、緩んだ表情では全く迫力が無い。
それどころか、上気した頬や、荒い息遣いが妙に色っぽい……。
■フェルト > 手が触れた瞬間に上がる声、それをもう一度と撫でるようにては動き。
「こんなところで酔い潰れても碌な目に合わないしな。
ただのお節介だよ」
ただ下心アリのなと心の中で付け加え。
媚薬の混ざった水を飲み干していく姿に警戒心が足りてないなと。
そして飲み干してしまうと更に様子が変わったように見えて。
「今気づいたのかよ。
よく効くみたいだな、これは次から売れるだろうな」
睨みつけるラシュリーに見えるように殆どからになった小瓶を見せ。
睨まれはするが迫力などはなく、上気した頬、荒い息遣いはむしろ誘っているように見え。
支えるようにしていた手を下にと下げていき、スカートの上から尻を鷲掴みにしていこうとする。
■ラシュリー > 【中断】
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からラシュリーさんが去りました。
■フェルト > 【中断】
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からフェルトさんが去りました。
ご案内:「広場 平民地区」にルイズさんが現れました。
■ルイズ > 「寒い広場でホットミルクを飲むことが...最近の日課になってるね...」
と、独り言言いながら、ベンチに座って。
ゆっくりと飲みながら一息。
今日は特別休みであった為、少し早めの時間でのんびり過ごしていた。
「うーん.....、早くまた、姉さんに会いたいなぁ.......最近美味しいスイーツが開店したお店があるから、食べに行きたいなぁ…うーん...」
いつ予定空いているのかな、と、携帯を取り、彼女にメッセージを送っていた。
広場なので、色んな人は通る中、ホットミルクを飲みながら、
「姉さん、こんにちは。最近美味しいお店見つけたから
一緒に食べに行きたいです(切実)予定空いてる日があったら教えてね、」
と、素直な文章を送ったところ
「.......!あ.....、
.......返信返ってきた、早いなぁ.........
.......うぅ...」
返ってきた内容は、「誘うのはいいけど、最近15件ほど行ったばかりでしょ!もっと色んな子と行きなさい、そろそろ」 と、叱られてしまったという
しょぼくれたこいぬみたいな顔で、渋々とメールを閉じ。
ほんの少し、途方に暮れていた、甘えん坊ボーイの年頃だった。
ご案内:「広場 平民地区」にルイズさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアンジェラさんが現れました。
■アンジェラ > それほど急ぐわけでもない家路。
今日に限ってはそれほど急いて帰って、という事も無い。
何なら途中で酒場に行ってもいいし、潰れたなら宿に泊まってもいい。
行きつけの宿は遠いが、この通りならどこでも入れる場所はあるだろう。
そんな宙ぶらりんの状態でゆっくりと歩いて行く。
時折目線を左右にゆっくりと揺らしながら、行き交う人々か、それともオープンな店先を覗いているだろう。
夕刻という時間の都合上。一番賑わっているのはそれこそ酒場だろう。
はぁ、とゆるくため息一つ。しんどくもないが少々気だるげに吐いて、また視線を横に向ける。
ため息を聞き届けた者か。それともその視線と合った者か。
少女を気にする者がいるだろうか。
■アンジェラ > 視線を向けた先にはオープンな席で酒を楽しむ者達。
…うん、やっぱり飲んでから帰ろう。そう呟いて。
足取りを少し早め、目についた店に入って行った…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアンジェラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にタマモさんが現れました。
■タマモ > まだ日も高い、ある日中の一時。
…とは言え、今までの温かさはいずこへ、なんだか一気に冷え込んだ気がする。
しかし、そうであっても変わらないのは、公園での元気な子供達の姿。
「ふむ…」
そして、そんな子供達を、少し離れたベンチから、一人の少女が眺めていた。
その傍らには、幾つもの紙袋とコップ。
最近は、少々買い食いをするのが、少女的な流行であった。
…ただし、食べるのは美味しい事が確定しているものに限る。
冒険心は、後悔しか生み出さない…と、思う。
紙袋の一つから、ごそり、串焼きを取り出し、あむ、と一口。
うん、美味しい。