2021/08/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 王都マグメール、平民地区。
露店の並ぶ大通り、そこに少女は居た。
片手にジュース、片手に紙袋がいくつか。
まぁ、片手に飲み物と分かれば、もう片手にあるのは食べ物だろうと、そんな予想は付くだろう。
「さてさて、どこかゆっくりと、出来るところは…と」
ぐるりと周囲を見渡し、腰を落ち着かせられる場所を探す。
まぁ、それ以外も、何かあれば、きっとそちらに意識が向いてしまうだろうが。
とりあえず、今のところは、寛げる場所だ。
こんな場所だ、足を止めれば邪魔だろうし、歩きながら、周囲に注意を払って進む。
■タマモ > ちなみに、紙袋の中身はいくつかある。
クリームパン、チョコパン等のパン類、ただし、一口二口で食べれるミニサイズだ。
そして、何かの肉と野菜の串焼きタレ味、後は何かの果実。
まぁ、どれも甘い食べ物ばかりなのは、少女が甘党だからである。
ジュースも串焼きも、温くなったり冷めてしまうので、場所の確保を急ぎたい。
または、そうなって悔いぬような、そんな出来事との出会いがあっても良いか。
見た感じ、ちょくちょくとベンチやら、座れる場所はあるのだが。
当然、そこには先客が居る。
それも、一人分のスペースもないと言う。
ふむ、と軽く思案する仕草をしながら、少女は歩みを続けるのだ。
■タマモ > そのまま、歩みを続ける少女。
結局のところ、寛げる場所が見付けたのか。
それとも、他に何か起こったのか。
それは、少女のみぞ知る。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からタマモさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にロブームさんが現れました。
■ロブーム > 黒い、太った男が一人、広場のベンチに座っている。
この夏に、黒いタキシードを着ている男は、しかし不思議と汗をかいた様子がない。
まるで、家の中にいるような気楽さで、照りつける陽の光を浴びつつ寛いでいる。
「しかしまあ、つまらん仕事が終わったので散歩に出てみたが」
流石に夏という事だけあって、薄着が目立つ。
基本的には美しい心の持ち主にしか興味はないものの、かといって女体に興味がない訳でもなければ、それは眼福である。
尤も、あまり露骨に盗み見るのも美学に反するので、ちらりと見る程度だが。
「さておき。今日はこれからどうするか――」
ロブームは魔族である以上、冒険者やら軍人に気づかれる可能性もあるが、それはそれで暇が潰れるというもの。
逆に、きっかけさえあれば、路行く通行人に声をかけるのも面白いとは思うが、はてさて。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からロブームさんが去りました。