2021/07/08 のログ
ご案内:「」にクレス・ローベルクさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にイディオさんが現れました。
イディオ > (冒険者ギルドは、今日も盛況で、様々な冒険者たちが集まっている。掲示板を見て、依頼を受ける者。依頼の報告をしている者。
仲間とともに酒を酌み交わしている者、仲間を探して、自分をアピールしている者。
そんな彼らと同じ冒険者、イディオは今日も、日課である薬草採取の依頼を終えて戻ってくる。
ゾンビのように光の無い瞳を持つ冒険者は、のそり、のそりと歩き、カウンターに薬草の入った袋を置いて、依頼終了を告げる。
受付は直ぐに査定の準備をして、査定の間は待つようにと、イディオに伝え、それに対して同意の首肯を一つ。
後で呼ぶので、と、イディオはカウンターから離れて、酒場の方へと移動する。
冒険者ギルドはその辺りが便利であり、酒場も併設されているので、食事もここで出来る。
腹が減っているし、待っている時間があるなら食事をしても良いのだ。

結果が判れば、ギルドの受付が教えに来てくれるから。
他の冒険者も、ギルドの建物から出ないのであれば、ある程度自由にしていいとの事なので、此処に人が集まるのだ。
席に座りながら、話し相手でもいないだろうか、と視線を右に左に。)

イディオ > 「いない、なぁ。」

(ゾンビの眼のような視線の冒険者である、友人は少ないのは、自分もよく知っているというか、悲しいが認めている事である。
それでも全く居ないわけでもない、同じく冒険に出たことのある仲間も居ないわけではない。
しかし、其れでも数は少ないので、皆が出払っているという事は儘ある。
今回も、そんな状況という事でしかなくて。
仕方が無いか、と軽くため息一つ吐き出してから諦めて、視線をメニューへと移動させる。
この酒場は、飯もうまい、酒場と言うだけあるものだ、といつも思うぐらいに上手い。)

「今日のお勧めは、と。」

(独り言ちる、と言うか、一人の事が多いので、思わずつぶやくことが多くなりがちである。
はは、と苦い笑いしか零れないが其れをするとさらに周囲が怖がるので、苦笑いは封印。
取り合えず、と言わんばかりに、メニューを眺め、今日のおすすめの内容を確認する。
基本お勧めは、大量に材料があり、安く上手くできるらしいので、其れを頼んでいれば、間違いはない。
という事で、今日はおすすめを頼むことにした。
査定はいつ終わるだろうな、と思いながら、エールも注文忘れずに。)

イディオ > (暫く待って居れば、註文の通りにお勧めの料理が運ばれてくる、パンも、スープも、どれもこれもおいしそうで涎が垂れる。
美味し、美味し、と頬張り始める冒険者。
ギルドで出るからこそ、分量も冒険者向けの大量の物である、安くて旨い、これはもう、文句の付け所がない。
という事で、美味し、美味し、美味しと貪っていく冒険者。
もぐもぐもぐもぐ、もぐもぐもぐも。
がつがつむしゃむしゃ、むしゃむしゃがつがつ。

食事を続けて居れば、査定が終わったという声がかかり。
男は食事を終えて、酒を干してから、カウンターへと移動するのだった――)

ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からイディオさんが去りました。