2021/06/27 のログ
アイル・コービン > 「あ、いえ……初級者用の仕事しかできないので……」

 報酬が少ない、までは言わなくても同業者っぽいので伝わるだろうと。男だったころは鳴らしていたというわけでもなく、男だったころも女になってからも冒険者としての能力はからっきし。
 鎧どころか武器すら身に着けていなく、頑丈な服のみという恰好から草むしりとかそのレベルの仕事をしてきたのだろうとあたりをつけるのは簡単そう。

「そうなんですか……ふぇ?」

 じっと見られると女の子らしい声を上げてしまい。女になってからずいぶん経つので男時代の癖は抜けているのだ。

「こんなところにオオカミは出ません……よね?」

 と、間の抜けた答えを返す程度には酔っていて。美人さんだーと相手の顔をじーっと見つめかえすとにこーと微笑みかけた酔っ払い。

クフィナ > 「それでも酒場ぐらいは来れると思うけど」

初球の仕事だとしてもそこまで困る物だろうかと考え。
どういう仕事を受けているかまでは判らないが、初級中の初級な仕事なのだろうかと当たりをつけて。

「ワタシから見ても貴方は可愛いですよ。自信を持っていいです」

上がる声や仕草は可愛いと何度か頷いて断言して。
そして返された間抜けな言葉と微笑みにあることを決めてしまい。

「酔ってるみたいだし少し休んだ方がいいね。ちょっとワタシと行きましょうか」

そう言えば支えていた腕で肩を組むようにして誘いの言葉。
酔った彼女が多少の抵抗を見せたとしても気にせずに二階へ続く階段へと連れて行ってしまって…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からクフィナさんが去りました。
アイル・コービン > (ぽんやりしたまま気づいたらお部屋に連れ込まれてしまい)
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からアイル・コービンさんが去りました。