2021/06/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にクフィナさんが現れました。
クフィナ > 平民地区の一角にある冒険者ギルド。
日の高い時間ともなれば人も多くいくつもの依頼が扱われている。
そんなギルド内でフリースペースと言える場所に備えられたソファに腰を掛けて時間を持て余す。
普段ならばダンジョン探索なり魔物討伐に繰り出すのだが普段からパーティを組む仲間は別の依頼で出ているらしく捕まらず。
仕方がないと受ける依頼のランクを下げて臨時募集なり、加入があればと何かあれば声をかけて欲しいと職員に頼んでいて。

「皆出払ってるのは意外だったよ。
誰か捕まればいいんだけどね」

そうすれば最悪一日分の生活費を稼ぐ程度の依頼には出ることが出来る。
居なければ居ないで魔道具作成に必要な素材の採取に向かおう。
そんな事を考え、ギルド内に時折に視線を向けては時間を潰して。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > ―――ばたんっ!

勢い良く開かれる扉。音に、ギルドの受付も一瞬顔を上げて――なんだ、というように仕事に顔を戻す。
入ってきたのは、人懐っこそうな、ほんとに小さな子供
少年だがフードなしの貫頭衣を着ていて、かつ顔立ちも幼く、可愛らしいガワなので、どっちかは少々分かりにくい。
元気よく、たたたっとギルドカウンターの依頼達成受付に駆けていく

背伸びをして、カウンターに、印と捺印のついた羊皮紙をドサドサおいて

「お仕事おわったー!」

と、にこにことカウンターのオヤジに笑顔を向ける。オヤジも子供のお使いに当たり前のような態度で、羊皮紙――王国の討伐確認の書類に目を通す。

―――ふと、少女と目があった。
じぃ、っと見つめて――とたたっと、興味を持った猫のように近づいてくる。ソファから出した脚にくっつくような距離、非常に、近い。
顔を覗くように、まっすぐ、じぃっと見つめて

「こんにちはっ♪」

と元気に挨拶。何か、喋りだそうとして―――


――おーい、ちゃんと証拠のツノ、憲兵に出したか?ツノの納品の証明書がねえぞー

と、オヤジから声がかかる。
おろ、と不思議そうな顔をして、クフィナに向き直って、ひらひらと手を振って

「じゃあね、ばいばい♪」

と、元気よくカウンターへ向かい、オヤジから説明を聞き……うなずくとさっき同様に元気いっぱいに駆けるようにギルドをでていく。
まるで台風のようにあっというまに消えていく少年

ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からシャルティアさんが去りました。
クフィナ > 何度目かに視線を巡らせていると元気のいい年下の男の子が入ってくる。
カウンターに向かった姿に小さいのに頑張っていると微笑ましく見ていれば視線が合ったのかこちらにとやってくる。

「こんにちわ。頑張ってるね」

本当に近い距離までやってきて見つめては挨拶をしてくる相手に笑顔を向け。
小さく見えるのに頑張ってる子を無下にするほど冷たくもなく。
何か用なのかなと言葉を待つが。

カウンターからの声に手を振り去っていく姿に呆気にとられ。
次は気を付けてねとギルドを出ていく背中に声をかけて見送り。

クフィナ > 「今日はもしかして結構出払ってる方だったり?」

何度かこうやって待つことはあったがここまで待つことはそうはなく。
既にパーティを組んでいるメンツが多いのかソロで行動をする冒険者が多いのかと。
もしどちらにしても、それならば待ってもどうにもならないかもと考え。
後少しだけ待ってみて…駄目なら素材集めに向かおうと決めて。

クフィナ > 「……よし」

今日は仕事は諦めて魔動器作成に予定を変更を決めればソファを立ち上がり。
カウンターへと向かってパーティ募集の取り下げを頼むと軽い足取りでギルドを去っていく。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からクフィナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にクフィナさんが現れました。
クフィナ > 平民地区の大通りにある酒場の一つ。
冒険者や仕事を終えた労働者で込み合う中、カウンター席で一人酒を飲む。
パーティー仲間や気の合った行きずりと飲むことが多いが、そのどちらも捕まらなかった時には一人酒を楽しむ時も偶にあり。

「あ、これ美味しい。今度教えてあげないとね」

一人では飲むペースはゆっくりだが、代わりに新しい料理や酒があれば試すことが多く。
今も新作の料理と酒を頼んではその味の良さに皆に教えようと考え。
他にも頼んでいる料理が来るまでの間、店内を眺めるように視線を動かしカップを口元に運ぶ。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にアイル・コービンさんが現れました。
アイル・コービン >  久しぶりに冒険者のお仕事をして。いつものように初級者向けの採集クエストだったが何とかこなし。誕生日ということもあって少し羽目を外そうと酒場に来たのであった

「あ、失礼します」

 混んでいるカウンター席にきれいな女の人が座っていて。一人で危なくないのかなぁなどと思いながら一声かけて座るのであった。
 アイルは弱いので結構危ないところもあるのだがこの女性は強いんだろうとか勝手に決めつけるとメニューを開き何を食べようか考え始め。

クフィナ > 今日は可愛い子は見当たらず、店内で騒いでいるのは大柄と言える男性ばかり。
巡らせた視線が合えば声をかけてくる相手もいたが睨めば大体は引っ込み、引っ込まなくても断れば仕方がないと戻っていく者ばかりで平和な時間。
そうして店内から料理へと向き直ったタイミングで声を掛けられ視線を向け。

「遠慮しないでどうぞ。大歓迎だよ」

声を掛けられた相手が可愛いと思える相手であれば笑顔で受け入れ。
むさい男ではなく可愛い女性が座れば視線を向け、メニューを見ている姿にお節介で、これが美味しいとお酒や料理を勧めてしまう。

アイル・コービン > 「あ、ありがとうございます。こういうところにはなかなか来る機会が無いので教えて頂けるのは嬉しいです」

 にこっと微笑んで礼を言い。アイルはかなり貧乏なので酒場にすらあまり縁がなかったりする。

「あ、おいしい。」

 早速頼んだものが来て。お酒も料理もとてもおいしくぱくぱくと食べてしまった。

「とてもおいしかったです。色々教えていただいてありがとうございました……」

 なにやら語尾が怪しくなりつつあり。普段あまり飲まないお酒をくいっとやってしまったので白い肌が薄紅色に染まってしまっていた。

クフィナ > 来る機会がないという言葉に冒険者に見えるが物入りなのかとつい見てしまい。
お礼を言われると何でもないという事のように笑みを見せて。

「ワタシも今日頼んでみたけど美味しいよね」

頼んだお酒と料理を食べ進める姿は小動物のように見えて可愛く。
料理リサーチの一人酒のつもりが良いものを見たという気持ちになって。

「気にしなくていいよ。ワタシは可愛い子には優しいんですよね」

可愛い、綺麗な子に優しいというのは紛れもない本音。
カウンター内の店主の苦笑も気にせずに笑いかければ肌が薄紅色に染まって語尾が怪しい事に気が付き。

「もしかして弱かったですか?狼に襲われても困りますしね」

少し考える仕草を見せ、彼女が倒れたりしないように肩に手を回して支えるようにして。
顔を近づけるとじっと見つめて。