2021/06/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミンティさんが現れました。
ミンティ > 今日も薄暗い店内にて一人でぽつんと店番中。忙しい時には来客が重なったりもするけれど、今日はそんな事もなく静かな時間が続いていた。
カウンター内の椅子に腰かけながら、じっと読書に耽る。ときどきドアベルをちらりと見るものの、誰かがやってくる様子もなく、おかげで今日おろしたばかりの新しい本を、もう読み終えてしまいそうだった。
区切りのいいところまで読んだら、そろそろお店を閉めようか。夕日がだんだん傾きかけているのを窓を見て確認して。

「……ぁ」

ページをめくろうとして、肘がなにかに当たって視線をそちらに向ける。先日持ちこまれた鑑定依頼の品物が包まれたままの状態でカウンターの端に置いてある。そういえば、この仕事も早めに終わらせないといけないんだった、と思い出す。
変わった魔道具のようだったから、資料も集めた方がいいかもしれない。もうすこし早く思い出していれば、お昼休みを取るついでに図書館へも行っておけばよかった、とか考えて肩を落とし。

ミンティ > あらためて読書を再開して、かなりの時間が流れていった。お店の中がすっかり暗くなってしまってから、はっと顔を上げる。窓の外もすっかり夜の景色になっていて、あわてて腰をあげると、ぱたぱたと閉店準備にとりかかり…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からミンティさんが去りました。