2021/05/28 のログ
イディオ > 「なんだ、上がっていいなら、美味しい食事とか一緒に如何、とか誘ってもよかったのかな。
 ―――まあ、そうなるか。危険は、危険だしな。
 有難う、面はゆいな。」

(彼女の感覚には、確かにそうだよな、と思う、彼女等は、身を守る事が出来ないので、其れこそ、兵士でも、貴族でも、冒険者でも、魔族でも、魔獣でも、危ないは、危ない、なのである、と。
そういう時は、何時でも駆け込んでおいで、紳士な冒険者が沢山いれば、助けてもらえるからさ、なんて。
冒険者は、市民の皆様の味方です、とかおどけて見せようか。)

「全然、問題ないよ。後は、気持ちを込めて料理してくれると嬉しいかな。
ただ、依頼は、冒険者ギルドを通す、これだけは頼むよ?

そういう事だから。」

(報酬の現物支給は、別に問題はない。考え方を変えれば、遠くに行くキャラバンの護衛の時に食事の支給と有るがあれも、報酬の現物支給の範疇のはずだ。
余りに、見合わない報酬だった場合は、ギルドの方が何かを言ってくれるだろう。
ギルドとは、そういう場所なのだし。)

「甘いのは大好きだ。高級品だから、余り食べないけどな!」

(目を丸くしている彼女に、ふふーん、とどや顔で顔がうるさい男。
と言っても、見せつけるだけで終わるはずもなく、ちゃんと彼女の分も注文し。
楽しく騒がしく酒を飲んでいるのだろう―――)

クリスティン > 「うぅ……それならいつでも上がれるのを言えばよかった…。
それなら食事と一緒に色々と聞けたのに…。
どっちも危ないからある時は気を付けてるんだよ」

危険ではあるが危ないと思える貴族や兵士はなんとなく見ればわかり。
見かければ店なり路地など、場所が良ければギルドに逃げ込むと笑って告げて。
そういう場所では案外安全だし、紳士的な冒険者に期待もしていると。

「それで良いならいつでもしてあげるよ?雇った時はよろしくね。
それは判ってる、ここでバイトをしてるんだから当然だよ」

食事で済むなら安いものだから大助かりと相手を見て。
頼むときは当然ギルドで、少ないと思える報酬と現物支給で発注する事になり。

「先に頼んでくれればいいのに!」

ドヤ顔の相手が客だという事を一瞬忘れての文句。
しかし自分の分も頼んでもらえれば直ぐに機嫌が直ってしまい。
そうしてお酒を楽しみ色々と話して時間が過ぎて

ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からクリスティンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からイディオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にレベッカさんが現れました。
レベッカ > 平民地区にある一軒の武具店。
冒険者が愛用をする店に不似合いなシスター服姿で立ち入れば探すのは新しい武器と防具。
防具に関しては服の下に身に着ける鎖帷子を直ぐに見つけることが出来てそれを選び。
そして武器の選別にかかったんのだが……

「これって…凄く言いけど……ギリギリ買えるかな…」

新しい武器はどれに数るかと物色をしていれば目についたのは変わった刀身をした剣。
その剣の名前を聞けばフランベルジュというらしい。
その波打ったような独特な刀身にほれ込んだように見つめ、買うか買わないかを真剣に悩んでは剣を見つめる。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にネイスさんが現れました。
ネイス > 見覚えのないシスター服の女が店の一角に居座る姿は、常連の男にしてみればひどく目立つ。
女が独特な刀身に目をつけたように、飾られた剣を食い入るように見つめるシスターを男も目につけた。

カウンターで店主に手持ちの武具の手入れを依頼した後、小さな背中に迫る。
背中越しにその剣に手を伸ばし、片手で軽々と持ち上げ取り上げて。

「おいおやっさん、こいつ幾らだっけ?」

女が悩んでいるその内に、横からかっさらってしまおうかとする。

レベッカ > この武器ならば普段から愛用している錆の浮いた剣は必要なくなる。
ただ買うには手持ちはぎりぎりで生活苦になってしまう。
しかし今買っておかないと無くなってしまうと考えれば買うしかない。

そう決めて手を伸ばそうとするが、後ろから伸びてきた手に先に剣を取られてしまい。
振り返ればいかにも冒険者という姿の男が目的の剣を手にしているのを見て。

「それは私が買います、返してもらえますか?」

自分を気にせずに店主に値段を聞く男を見上げ、買うから返せというように声をかけていく。

ネイス > ちょっかいを掛けるにもギリギリのタイミングだったらしい。
浮いて宙を泳ぐ手先を見て、思わず笑みを零さないようにするのに必死だった。
より高く、女の背では届かない位置まで掲げてみせて。

「返すも何も、まだシスターが買い上げたワケじゃあないんだろ?」

灯りにかざしてみると、波打つ刀身がより輝いてみえる。
特別欲しかった獲物ではないが、こうしてみると中々悪くない。
遺跡漁りで大当たりを引いた直後の懐は、大いに温かくもある。

「……幾ら出す?」

が、それが一番のお目当てではない。
譲ってもいいがその分のお代を寄越せと、ふっかける。

レベッカ > 「これから買います。だから返して」

手の届かない高さまで掲げられると恨めし気に剣を見上げ。
灯りに照らされる刀身の模様は美しく見えるが今だけはそれは忌々しく。
シスターである自分が持つには禍々しいと言えるものだが自分では相応しいと考え。
今買っておきたいと剣に向け手を伸ばし。

「お金は店に払います、あなたに渡す義理はありませんね」

この剣が相手の持ち物ならそれもありかもしれないが、店の商品。
なら幾ら出すと問われても1ゴルドも出す必要はないと突っぱね。
何より無駄な出費をすればそもそも買えなくなるという事もあり。

ネイス > 「そういう風に来るんなら、俺の方も譲ってやれねえなあ」

大きく笑う広い胸板で恨めしげな視線を受け止め、剣を担いで遠ざける。
背中の向こうで金額を告げる店主に、腰につけた革袋をポイと放り投げた。
先に依頼した手入れの分を差し引いても、担いだ剣がもう数本は買えるだけのゴルドが詰まっていて。

「それで、――幾ら出す?」

これでたった今、剣の持ち主は店から自分に移った。
その上でもう一度問いただす。
掲げて逃がす必要もなくなった剣を女の目の高さまで下げて、模様を見やすく輝かせる。

レベッカ > 「そういう風も何も。店の商品を買うのに貴方に払う理由がないですね」

更に遠ざけられ確実に手が届か無くなれば引っ込め、そういう風も何もそうだろうと恨めし気な目に呆れが混じる。
聞こえた剣の値段はぎりぎり買える物で鎖帷子と共に購入を告げようとする前に相手が革袋を投げ。
その落下音にゴルドが詰まっていると判れば、結果的に先に買われてしまった事になり。

「店主が言った金額だけですよ。それ以上はないです」

剣の持ち主が相手になれば忌々し気に見つめ。
幾らと言われてもそれ以上は余裕がある訳ではなく、出せる金額を告げては剣を見つめる。

ネイス > 「はっは、それ以上が無いってこたぁないだろ?」

いまだに剣を見つめる視線からはシスターの諦めの悪さが感じられて好い。
気分良さげに肩を揺らして笑って、剣を逆手に持ち直す。
柄を女に向けて、握れ、と。あっさり、それを手放した。


「幾ら、ったってこんな街だ。別にカネじゃなきゃいけないワケでもねえし。
ってのをこれ以上ココで話してんのも迷惑になっちまうか。とりあえず酒の一杯くらいは付き合えよ、シスター」

ありがちな交換条件をちらつかせつつも、ともかく場所を移そうと言いつけ。
店主がゴルドを数え終えた袋を引き上げ、女の金髪にぐしゃぐしゃと乱暴に手を入れて。
まさかシスターが金も払わず逃げたりはしないだろうと煽りを混じえ、店の外へ誘い出す――。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からネイスさんが去りました。
レベッカ > 「これ以上はこれが買えなくなりますよ」

相手の言葉に持ったままの鎖帷子を揺らせば金属音がなり。
気分よさげな相手とは逆にいかにも機嫌が悪いという目で見返し。
剣を逆手に相手が持ち、柄を向けられあっさりと手放されると何でと見て。

「こんな街だからこそお金で済むなら安いけどない物はないから。
…一杯だけなら」

交換条件にそれはないと目を細め、場所の移動には頷き。
髪を乱暴に乱されるとその手を払い出来る限り直し、睨むようにして相手と共に店の外へ。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からレベッカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にレベッカさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からレベッカさんが去りました。