2021/03/18 のログ
ブレイド > 「おう、ありがとな。
占いの結果も悪かねぇみたいだったし
なかなか楽しかったぜ」

占いに対して楽しいというのもなんだとはおもうが
ルイーズという少女との会話は楽しめたと言ってもいい。
スッキリとした性格の好感の持てる相手というのもこの街ではあまりお目にかかれないものだ。

「真面目ってわけでもねぇよ。
割と女好きだしな。ってか、もう店じまいか?
この辺は客の入りが悪かったってとこか」

まぁ、酒場も賑わうくらいの時間だ。
店を閉めるにはいい頃合いなのかも知れない。

「宿とか決まってんのか?
もし帰るってなら送ってくぜ?依頼料はただでな」

夜であるというのならば女の子の一人歩きをさせるわけにもいかない。
平民地区であったとしても、日が落ちれば万事平和とはいかないのだ。
話しやすく、明るいこの占い師の少女がひどい目にあうのは、あまり気持ちのいいものではない。

ルイーズ > 「お礼を言うのは私だってー。
ブレイド兄さんが来てくれて閑古鳥でなくなったしね」

楽しいと言われて首をかしげはするが気にしない事にして。
相手との会話は言葉を飾らずに済むだけに非常に楽しめるもの。
ついついと話し込み名前まで教えてしまって。

「ブレイド兄さんも男って事っすよー。
実はもてるんじゃないですか?売り上げが出たので店じまいっす。
これからは人は増えるけど面倒ごとも増えますしねー」

酒場が賑わえば客と面倒ごとが同時に増える。
その前に引き上げるのだと告げて。

「ただならお願いするっすよー。
今日は帰りも安心できますわー」

宿は取ってはあるがこの場からは少々遠く。
相手の申し出に甘える事にすれば敷物の隅を引っ張り一本の杖に変化させ。
引き上げる用意はそれで完了、後は宿の位置を伝えては送ってもらう事となり、到着するまでの間色々な話をしたはずで…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からルイーズさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 冒険者ギルドの依頼の張り紙がベタベタと貼ってある掲示板。
その前で視線を巡らせるフードの男。
実力でいえば結構なものだと思われるが、探しているのは簡単な依頼。
採取だの、雑用だの…

そういった依頼のほうが好みというのも多分にあるが
理由は他にもある。
先日あった占い師の少女に簡単な依頼が吉だと言われたからだ。
もちろん報酬は安くなるが、ソロでやってるぶん懐はそれなりに潤っている。
良い人脈が広げられるなら、むしろそのほうがいいと占いを信じて依頼を探しているのだ。

季節柄暖かくなってきたおかげで採取依頼も多い。
雑貨屋の薬草採取依頼なんかちょうど良さそうか…?

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にソラムさんが現れました。