2021/02/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にヘレーネさんが現れました。
■ヘレーネ > 平民地区の一角にある鍛冶屋。
武具屋で扱う矢に不満がある時にはよく足を運ぶその店で受け取ったばかりの鏃の確認を行う。
特注で頼むだけに値は張るが納得いく物が用意できるので不満はなく。
頼んだ鏃も数も品質も問題はなく満足してしまい込み。
「序だから他も見せてもらうよ」
普段ならばこれで用は終了と依頼を探しに行くのだが今日は他の見本といえるような武器を眺め。
丁度、新しい解体用のナイフが欲しいと思っていたのでよさそうな物があれば追加で購入を考え。
持ち運びにかさばらず、切れ味のよさそうな物を探すように数少ない見本を眺める。
■ヘレーネ > しばらく眺め、気に入ったナイフを数本購入し、
そうして鍛冶屋を後にして。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からヘレーネさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にイディオさんが現れました。
■イディオ > (平民地区の一角にある平凡と言える冒険者ギルド、様々な冒険者が集まり、日頃の依頼を受けたり、酒を飲んだり、様々に生活をしている。
今日は、何やら起きているようだ、冒険者ギルドの入り口で人がたかっているのを冒険者は見る。
依頼を受けて、それを熟して戻ってきた所だったのだが、その入り口で起きている状況を見て唖然としている。
何処にでもある鎧を身に纏い、左手に大盾を持っている冒険者、目が死んでいて、光の無いゾンビみたいと評される顔を持つ冒険者だ。
一応中堅どころのベテランレベルの冒険者であり、生存率は高いと評判のゾンビ。ゾンビじゃない、生きてますちゃんと。
そんな冒険者は、ギルドの入り口で起きているいざこざを眺めて唖然としているのである。
原因も判らないし、何時からのそれなのかもわからない。
取り合えず、何か知ってそうな人が居るだろうか、と周囲を見回す。
他にもいっぱい冒険者はいて、同じように戸惑った様子で見ているのが判るので。)
「――――。」
(知っている人が居ればいいのだが、残念ながら今の視界には見当たらない。
冒険者は様々だから、同じギルドに所属していても、知らない相手が居ると言うのもざらであるから。
さて、困った、と男は思う。
男は、こういう時、知らない人が多いと声を掛けづらい。
前に知らない人ばかりの所でゾンビに間違われかけたことも……沢山ある。
もう少し前に言って、とか、近寄って、とは思うが、人が多すぎて難しい。
悩ましい、と男は、ぼんやりと、入り口の方を見る)
■イディオ > (わいわいがやがやわいわいがやがや、人々は、色々な事を話しているようだ。憶測が飛び交っているようでもある。
それが解決に何の寄与もしていないようだし、報告に入れないので、他の冒険者もイライラし始めている。
自分はまだ報告期限が過ぎてもいないし、余裕があるからいいが、中には、もうすぐ依頼失敗になってしまうやつもいるようだ。
自分の事ではないので、のんびり見てはいるものの、自分も同じ立場であれば、もう少し騒いでいるかもしれない。)
「―――しかし、なんでだ?」
(何があったのか、正確な情報がなく、動けず、ギルドに入ることも出来ないのだ。このままでは、自室に戻って寝る事すらできなくなる。
それが一番問題だと思う、が。
何をどう頑張ったとしても、この人だかりの中を進むことは出来ないし、ギルドに入る事が出来ないことにはかわらない。
今は寒い時期であり、人によっては、一時間とか長い間立っていると言うのもあるのだろうから。)
「出直す―――というのも変だけど、何処かで宿を取って休むことにするか。」
(このままぼうっとしていても仕方がないし、時間を変えてくれば、元に戻っているかもしれないしな。
男はそんな風に考えて、ギルドに入るのを諦めることにした。)