2021/01/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にファリエルさんが現れました。
■ファリエル > 平民地区の片隅――路地の奥まった一画
夕暮れ近くのそんな時間ともなれば、あまり治安が良いとは言えない場所
そんな路地裏をバスケットを提げ、メモを手にした少女がひとり歩いていた。
「たぶん、この奥で合っているはず……なんですけど。」
自信なさげな声音で自分が歩いてきた薄暗い道と、目の前のどんよりとした暗がりを見比べる。
ついでに手元のメモへと視線を落としてみるも、あまり有益な情報は書かれていない。
というか、曲がり角が2、3か所書いてあるだけの、子どもの落書きレベルなのだから分かるはずもない。
兎に角、じっとしていても日が暮れてくるだけで、どうにもならないことだけは確か。
意を決して先へと進むことにして。
■ファリエル > そして少女の姿は、宵闇の路地の奥へと―――
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からファリエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシャルレさんが現れました。
■シャルレ > 雨上がりで空気中のホコリも落ちたように澄んだ夜…。
白い猫がしっぽを立てて、街の屋根の上や塀の上を歩いてる。
空気はまだ冷たいけど、夜の見回りのつもりか、いつもの街ルートを歩いて回る。
外を出歩く人は少ないけど、明るい飲み屋などの通りは
まだ人通りもあり、そこでにぎわう声に三角の耳を動かし、
どこかの軒下で脚を留めてお座り、軽く毛づくろいをはじめた。
■シャルレ > 白く長毛だけど、寒いのは寒い。
毛づくろいを終えると周囲をキョロキョロ。
飲み屋から出てきた後ろ姿に、隊の人とわかれば、
ニャーンと、ひと鳴きすると軒下からその肩に飛び乗って、
帰り道は冷たいとこを歩かなくていいようになると、ご機嫌でしっぽを揺らしながら隊舎へ戻っていった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシャルレさんが去りました。