2020/12/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にラミラさんが現れました。
ラミラ > 平民地区にある酒場。
その一つに雇われ、今日も今日とてショウを披露している。
ステップ。ターン。
くるり、くるり、と小さな身体が舞い、豊かな肉体を誇示していく。
しゃん、しゃんとブレスレットの音を鳴らしながら、
見た目に似つかわしくない、多数の男性は鼻の下を伸ばすような艶やかな笑みを浮かべている。

「んふふ。」

時折ちらちらと明滅するように、一瞬だけ少女の身体に浮かび上がる紋様。
不思議に思って注視しても、次の瞬間にはそれは消えているだろう。
魔力で浮かぶ紋様。少女はそれを使い、数人の男女の視線を誘い…。
魅惑的な踊りは対象となった者達を夢幻の中へと招き入れていく。
うっとりとした表情で踊りを眺める幾人かは、すでに幻の中で少女に弄ばれているだろう。
それも、男女を問わず。

…さて、と踊りながら少女は思う。次はどの子にしよっかな♪、と視線を誘っていくだろう…。

ラミラ > (んん~……あ、あの人にしましょうかねー♪)

そう考え、意味ありげな視線を飛ばす。
その人が気づけば、くすっと微笑むだろう。
視線の先で、腕が、腰が揺れ、意識と視線を恍惚の中へと誘っていく…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からラミラさんが去りました。