2020/12/06 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」に黒須さんが現れました。
■黒須 > (夜の平民地区。
静かな街並みが見える中、屋根の上で一匹の男が過ごしていた。
煙草を咥え、煙を風に乗せながら明かりに照らされる街をつまみに過ごす。)
「…ふぅ」
(暇そうにしながらも、少し溜まった性欲をどうにか解消できないかと考えていた。
娼館に行くにも知識はなく、何とか丁度良い相手が居ないかと監視がてら眺めた。)
■黒須 > 「さて…珍しく騎士らしくパトロールでもするか…。」
(煙草の火を消して降りればそのまま街並みを歩き始める。
ここ最近、魔族の出現話や依頼もあっちこっちで聞くことが多いため、こういった場所でも急に来ることも変ではないのだ。)
「面倒だが…まぁ、良い…。」
(ある程度表通りを眺め、その後に裏路地に繋がる道を歩き、隅々まで眺める。
心底面倒だが、何かいい機会でもあるだろうと思い、期待を乗せながらも夜の街を歩き回る。)
ご案内:「王都マグメール 平民地区」から黒須さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にジェイクさんが現れました。
■ジェイク > 王都マグメールの平民地区。
富裕層でも、貧民層でもない、文字通り、平民の多くが生活する街は、
王都の中でも最も面積も広く、人口も多い賑やかな場所である。
上下の身分、多種多様な種族が往来する街並みは貧民街に比べれば、
一見すれば治安が良く、住みやすさを感じさせる事だろう。
衛兵の詰め所が存在する平民地区では必然的に街中を警邏する兵士の数も多く、
行き交う人々に彼等が目を光らせている。
だが、それが必ずしも治安維持のために輝いているとは限らない訳で。
「――――其処のアンタ、少し良いか?」
なめし革の胸甲を身に纏い、腰に剣を佩いた警邏中の兵士風の男が
道を行き交う女の後ろ姿へと声を掛ける。
ちらりと覗いた横顔が彼好みであったのか、或いは、顔見知りだったのか。
口端に滲んだ嗤みは、この後、彼女に降り掛かる災厄を象徴しているようであった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からジェイクさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にセアティムさんが現れました。
■セアティム > 平民地区の商店地区
昼ということもあって、昼食を求めるこ者も含めかなりの賑わいである。
そんな中を、コートに身を包んだ背の低い少年が歩く。実際は少女であるが、化粧っけもなく、コートもレザーパンツも、男性ものである。一見は中性的な少年、だろうか
ゆっくり、自然な風を装い歩く。しかし、足音は無い。とはいえ賑わいと雑踏で足音がしてもしなくても一緒だ。
それでも自然にこの足運びになるし、意識して足音は常時消してる。無意識でも足音を消すようにするために、だ。
―――さて、食事だ。安くて栄養があるもの
レーションが切れた。それにレーションだけでは栄養も偏る。健康な身体は重要、である
干し肉の安い屋台は、ないだろうか。あとは日持ちのする野菜やキノコ――今日は少し多めに食べよう。
懐の銀貨を数える
少女は、組織の主力として十分な報酬を貰ってる
その分は大体は組織のまだ幼い子に使ったりしてるので、無駄遣いはしたくない。節制をしつつ、栄養も十分にとるのは――なかなかに難しい
―――アルバイト、しようかな。あたしい仕事から、情報を得られるかもしれないし
まあ、そういっても自分のような戦闘狂が満足にできる仕事が想像できない。接客のような愛想はうまく行かないと思う。かといって肉体労働では情報を得られるとは思えない
「――なかなかに、うまくいかない」
ため息をつく。嘆いててもしょうがない。今は昼食
ついでに、組織が育ててる子にお土産を買っていこう
商店地区を、ゆっくりと見て回る
■セアティム > 自分は――干し肉、キノコ、ドライフルーツ……カンパン
お土産のほうは、日持ちしなくていい。
お肉はたくさん食べさせてあげたい。組織は人を育てるには食事が少々質素すぎる。栄養は、育成には大事――
あと、甘いものは喜ぶだろう。ブドウとか果物も買っていこう。 チョコレート……高いけど、うん、買って行こう
自分のはあまり迷わない。栄養価と値段となるとあまり選択肢がないのだ。結局は定番になる
子どもたちは別だ。普段あまり食べれないものを考えたり、持ち帰るのに手頃で、お腹いっぱいになるもの。甘いもの、肉類――色々買うとどうしても両手が塞がる。
「これ以上は、流石に持ちきれなくなりそう……かな」
最後に大ぶりの梨を詰め込んで、平民地区を歩く
周囲を眺めるフリをしながら、いつもと違う『雰囲気』はないかを探る。
怪しいものは居ないか――日々の警邏は基本である。いつもをしらないと、できないのだ
■セアティム > お土産の方はずっしりだが、気にはならない。どちらかといえば、警邏を早めに切り上げて、早く、仲間の子達ににお土産を持っていってあげたい方が強い。
惜しむらくは―――直接は、渡してあげられない事
少女は組織の中でも『自ら』孤立した立場を貫いている。
単独行動を多くするため、その行動で仲間に無駄な任務を増やさぬため――いつ自分が死んでも、誰も悲しませないため。
このお土産も、組織の仲間に渡してもらうことになる
――喜んで、くれるだろうか?
笑顔は見たい、喜んで、欲しい―――でも、それは見れない。それは、とても、とても残念。
でも―――仕方ないのだ。自分に懐いても碌な事はない、自分は暗殺や破壊任務や――人殺しが仕事だ。
そんな自分には、懐いてほしくない
■セアティム > 警邏は、異常はない
重い荷物とは裏腹に、軽い足取りで帰る事にする
お土産を待つ子どもたちの事を考えると――やはり嬉しい
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からセアティムさんが去りました。