2020/11/21 のログ
■ミユ > 「あはっ…店主良い潰せばタダ酒ですねぇ…」
と、クスクス笑いながら、小声で返し、ミユはその話しに懐かしさを覚えて目を細める。
元々ミユは、村から連れ去られ、奴隷商人に売られ、そしてこの街で買われて…
と、元々は奴隷の身分であったわけで…しかしそれも遠い昔。奴隷ミレーでここまで
出世した人間はそうはいまい…
「ぉー始まった始まった…!みたいですねぇ…」
他の席の客に合わせるように、茶化すミユ…
また自分の店とは違った愉快なお店だなぁと…少し羨ましくも感じ…
「ふふっ…お得意なのでしたら、またご紹介しますよ?」
と、伝手があることだけは伝えておく…
そして、額を疲れると「あうっ!」と声をあげて…
それでも止まらないのか、まだ、笑いを堪えてお腹を抱えて体を震わせていて…
「うんうん、いこいこー!」と、ミユもまた代金をマスターに渡し、「またくるねー!」と手を振ると、
ルースの手をとって、酒場街の片隅にある小さな酒場に案内しようか…
「うちの客取ってんじゃねーよ!二度と来んな!」とマスターも笑いながら返し…
二人で、酒場を後にしたのであった…
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からルースさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からミユさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にイグナスさんが現れました。
■イグナス > 一日の始まりは――あるいは終わりも、栄養補給が第一である。
通常より遥かに大きな大男である、が。
それにしても何時も通り、すさまじい量の食事を食べ――貪っていた。
夕刻の酒場、そう客も多くないのにウェイトレスが忙しく走り回っているのは、この男のせいだった。
「ん、ぐが、…ふ、次ぎ。これと、…こっからココまでの。
ああ、そう、羊肉の香草焼きは大盛りで頼む、おう。」
片手に骨付き鶏肉のグリル持ちつつ、メニュー表を指さしていた。
机の上にはすでに残骸めいた空の皿と、まだまだ大量の料理たち。
スープに肉に、いくらかのサラダ。
普通なら何人分かってほどの量だったけど、更に男は頼んで。
しかして胃の中にあっさりと収めつつあったのだった。
■イグナス > もぐもぐ、もしゃー。男の食事はこれだけ食べても、まだまだ始まったばかりって様子だった――
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にイディオさんが現れました。
■イディオ > (マグメールの冒険者ギルド、何時も賑わいを見せていて、様々な冒険者がやって来ている。男も、そんな冒険者のうち一人で、一応ベテランの部類に入る冒険者。
受けていた依頼の終了の報告の為に、戻って来た。今回は一人ではなく、複数の仲間がいた。
彼らと共に、受付に戻り、報告し、依頼の品を納品して報酬を受け取り……そして、その報酬を分ける。
分け前を貰ってから、軽く挨拶してチームから離れる。一緒に食事、と言う形にはならないのは、パーティの中の男女で、恋仲がいるらしく、彼らを、お邪魔な男はとっとと去るべきだと判断したから。
チームから離れて、男は軽く依頼書を眺める。なにか、新しい依頼はない物か、と。)
「―――ないな……。」
(特にこれと言った依頼はなさそうだ、軽く肩をすくめてから、男は次の掲示板。自分で募集するのも手だが、募集している所に行くのも又ありではないか、と。
その結果が今回のチームであり、チームプレイも覚えて行かないといけないな、と考えていた。
だから、男は募集の用紙を見るが、大体は。
魔法使いや、回復系……悲しいかな、前衛物理は多く居るので、募集は少ない模様だ。)
■イディオ > 「こっちも、めぼしい物は……ないな、明日の朝以降、にするか。」
(依頼に関しても、募集に関しても、男が出来るものとか、男が募集要項に合致しているという物はなさそうだ。光の無い目で、視線を逸らして酒場のほうに向ける。
酒場は今も盛況で、楽しそうな声が聞こえてくるので混じろう。
混じると言っても酒場に行くだけで、酔客と楽しくしゃべったりとかはない、そもそも、知り合いに軽く挨拶するだけで、男は席に一人で着く。
物好きな冒険者とか、友人とか、後は、男の事をよく知らない人暗いだろう、声を掛けるのは。
なので、隅の方に移動して腰を下ろし、何時ものセット。
エール酒に、肉料理、摘まみ、パン、スープの冒険者御用達の料理を注文する。
足りなければ、別に何かを注文するスタイルが一番だろ思う。)
「ふむぅ。」
(注文を終えてから、誰か知っている人でもいないだろうか、と男は視線を巡らせる。ギルドなので、其れなりに居そうではあるが、居なさそうでもある。
人の出入りが激しいし、忙しいという事もあるし。
さてはて、と。男は届いたエールを一口)