2020/10/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にイディオさんが現れました。
■イディオ > 「いてっ、おい、こら、そっち行けよ……!」
(冒険者の酒場、其処は、冒険者が集まる場所。依頼の掲示板には、様々な依頼が張り出されていて、冒険者はそれぞれ目を皿にして眺めている。
少しでも良い依頼を受けたい、少しでも、良い報酬を得たい―――そういう思いがあるからだ。
冒険者イディオも、その多くに外れることはなく、依頼が張り出されれば、その依頼を確認するために、出てくる。
吹き飛ばされないように、鎧などを着こんでくるが、他の冒険者も当然同じような状況だ、それが集まれば、掲示板の前は自然と激戦区となる。
依頼を受けるのはリーダー格だから、基本はガタイのいい戦士だ、だから、結構な勢いで、ダメージが来る。
其れに負けじと押し返すも、一人二人ではない集まりなので、直ぐに――の繰り返しだ。)
「……退治系の依頼が、やっぱり多いよな……。あ。あ。」
(依頼を順繰りにさらりと見ていくしかない、こう言ったものは早い者勝ちだからこそ、見る前に取られてしまえば気になるが、気にしていては他のが取られてしまう。
ち、としたうち一つして次の依頼を確認しないと、と、男は掲示板に視線を向ける。
ただ、多くがパーティを組んでいることが前提のタイプの依頼で、一人で受けるという依頼はあまり多くはない。
そういったものを外してしまえば、冒険者的には旨味の無い依頼ばかりが、残るのが必定で。
例に漏れず、依頼の大半は、パーティ組んでの討伐依頼、基本的にそれが一番需要が多いのだろう、今の現状は。)