2020/10/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にレーキさんが現れました。
■レーキ > 何日か歩いてようやくたどり着いた王都。
大きな門を衛兵たちにひかれながらもくぐれば、村の祭りかと思うような賑やかさに田舎者の足は止まってしまう。
「はぁ、 人がいっぺぇだなぁ…」
等と感心していると後ろから衛兵が男をどかそうと、荷物を背負う男を後ろから押すが小動もしない。
早く動けと言われてようやく気付いたのか、男は大きな体でぺこりと頭を下げ平民地区へと足を踏み出すが、往来の激しさに戸惑い大きな体を小さくしながらなんとか通りの端っこへ。
■レーキ > 人の多さにやや呆然と人の流れを眺め、棒立ちになってしまう。
そんな田舎者丸出しの巨躯の青年を都会のすれた男達はにやにやとみるも、盛り上がった腕や分厚い胸板を見ると、絡みにも行けずに目を逸らしていく。
当の本人はそんな事に気づきもせずにゆっくりと道の端をのしのしと歩き始める。
■レーキ > 「まぁ 先ずは宿屋だべな…」
と、ポケットの中から髪を一枚取り出せば大殿大雑把な地図にマークされた宿屋の看板の絵。
村では簡単な読み書き、足し算引き算を尊重に教えてもらったおかげで字はなんとなくわかるが、王都のあちこちで飾り文字が使われているために読みづらく…。
「んぅ なんだべな…」
森や山なら迷わないが初めて訪れた王都でふらふらと歩いていく内にすっかり迷子。
こまったべなとしか言えなくなりながら歩いていく内に出店の匂いに誘われてそちらへと歩き始める。
■レーキ > そして、見つけたのは香ばしい匂いを立てる肉串。
青年は少しのお金を出して、串を二本購入。
口の中に含みもぐもぐ。
胃の中に落ちてくる干し肉とは異なるうまみのある肉。
食べるだけで幸せな気持ちになるのか、
穏やかな笑みを浮かべ再び歩き始める。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」に真白さんが現れました。
■レーキ > まぐまぐと平和そうな顔で肉串を食う大男。
ながれる空気は穏やかで体躯の割には人畜無害さしか見えず、王都ではすぐに詐欺にあってしまうかもしれないようなおのぼりさんである。
そんな本人は人の多さに目を回しそうになっていたり。
■真白 >
平民地区を歩いていれば、ガタイのいい巨漢とすれ違う。
王国の民とは違う雰囲気で、串焼き肉をおいしそうに食べていて。
明らかに「慣れて」いなさそうな様子に、ペロリと唇を舐めながらその後ろ姿をじっくり眺めて。
「おいしそうだね、おにいさん」
感情の乗っていないような声で、その背中に声をかける。
「おいしそう」と言ったのは彼の食べている串焼き肉か、それとも。
■レーキ > むぐむぐと平和に大きな顎で咀嚼していた男。
手の中の肉串一本食べ終えた所で声を掛けられて。
一度振り返れば小さな少女。
「ん。 (ごく) あぁ中々 美味しかっただよ。 あそこの露天で買っただけど、一口味見してみるべか?」
等と穏やかな笑みを向けた男、膝を曲げ軽くしゃがんで目線の高さを合わせてから男は手に持っていた肉串をさしだす。
まさあかおいしそうにいろいろな意味が込められている…等と言う可能性はちらりとも頭の中には無い様で。
■真白 >
片や人間離れした大男、片や子供ほどの小さな少女。
体格の違いも相まって、ただでさえある身長差よりも尚、二人のサイズ感が違う。
そんな文字通り見上げるほどの大男を全く臆す様子もなく無表情で見つめる。
「くれるの? ありがとう――んぁ」
差し出される串焼き肉。
口を開け、舌を口から突き出して、妙に艶めかしく肉が口に入るのを待つ。
■レーキ > 初対面の子供には怯えられることも多いというのに、
目の前の少女に怯えの色は見えなければ、青年はそれだけでもうれしいのかにこにこと微笑み。
屈んでも尚少女とは比べること自体出来ない岩の様な大男。
そして差し出した肉串。
口を開け延びる舌、其の動きに誘われるかのように少女の舌を軽く絡みつかせる様に肉串で撫でてから口の中に。
その口が閉じればそっと肉串を引くだろうが、その間も男の眼はみょうに艶めかしく動く少女の口を見て顔を赤くしてしまう。
「… う…美味いべ?」
何故か胸が高鳴るが何故だろうか等と考えながらも、男は視線を少女から外せずにいた…。
■真白 >
「ぁむ、ん――えぅ、んむ――」
口の中に差し入れられた肉を、舌で絡め取るように包み込む。
引き抜かれた串に頭が引っ張られるが、反対側に力を入れて肉を串から引っこ抜く。
そのまま無駄に艶めかしい声を上げつつ肉を咀嚼。
口の端から垂れた肉汁を右手の親指で拭い、ペロリと舌で舐め取った。
その動きもまた艶めかしい。
目の前の「男」を挑発するように。
「――ん、おいしい」
それはそれとして普通に美味しかった。
■レーキ > そういった知識は一切ないが、少女の仕草一つ一つが青年の雄の部分を刺激してくる。
屈んでいてよかった等と考えるのもそれは雄の部分が猛り始めているから…。
昂りを誤魔化す様に男も肉串から肉を一つ食べるが、少女のような妖艶さはもちろんなく。
むぐむぐと食べるその様は動物が食べるようでもあり。
美味しいという少女の言葉にはにこりと笑みを浮かべる。
「ん。 むぐむぐ。だべ? 始めて来ただども、良い買い物ができたべ。 もう一個食べるか?」
等と問いかける男の口元にはまだタレやら肉汁がついているのは少女と違い、身だしなみなど気にしていない様で…。
■真白 >
わざと見せつけるような食べ方への反応。
これは当たりだろう。
顔には出さず、心の中でにんまりと笑う。
「ん」
もう一個と言われ、こくりと頷く。
しかし今度は口を開かず、背伸びをして彼の首に手を伸ばす。
避けられなければ、そのまま彼の口に顔を近づけ、口の周りに付いたタレや肉汁を舐め取ろうとするだろう。
■レーキ > あっさり看破されている等露とも知らず。
もう一個食べるかと問えば、頷く少女。
おおらかな男は笑みを浮かべてもう一度差し出そうとするが、するりと潜り込んでくる少女。
太い首に絡みつく少女の細腕。
そして、近づいてくる形の良い少女の顔。
ぬるっと肌を滑る熱に男の巨躯はビクンと動き後ろに引けばまるで少女に押し倒されたかのようにすとんっと、お尻を下に落としてしまう。
「おっ…おお嬢ちゃん! 何してるべか! オラは肉串でないど!?」
慌てに慌てた男。膝を開いた体躯坐ではあるが、少女の小さな体はすっぽりとその膝の中に納まってしまうだろう。
そして少女の柔らかいお腹には屹立した熱い男根が自然と押し付けられる。
都会の子はこんなに積極的なんだべか!? それともこれが普通!? 等と絶賛混乱中である。