2020/10/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にファイネアさんが現れました。
ファイネア > 日も落ちた平民地区の酒場。
ペア席の多いこの酒場は常にカップルに人気だ。
しかし、客はカップルだけでもない。客待ちの娼婦や、出会いを探す人間なんかもいたりする。
シングルの利用客は置かれたカードや、注文する酒などでお相手探しています、という意思表示をしているのだろう。

「ふふ。で、この後どうしよっか。」

その席の一つに陣取ってファイネアは微笑む。
目の前の相手と酒を呑み、程よく進んだところで切り出した、という所。
相手は今日の仕事仲間かもしれないし、行きずりの出会いだったかもしれない。
ローブの煌めきや囁く言葉で誘惑し、多幸感や陶酔感で誘惑するいつもの手管。

微笑みながら、桃色の蛇妖の瞳でじっと見つめるお相手は―――。

ファイネア > 「それじゃ、行きましょ。ふふ。」

そう告げて立ち上がる。
身体に触れる前からすっかりと骨抜きにした相手は遅れるようにして立ち上がる。
するとファイネアは自身の腕を絡みつかせていく。逃がさない、と言うように。

そして二人は夜の街へと消えていった…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からファイネアさんが去りました。