2020/10/06 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にイディオさんが現れました。
イディオ > (先日の依頼のおかげで、それなりの大ダメージを受けた冒険者、本日は休息の日に当てていた。普段であれば、寝て起きれば大体は回復するがそれを超えるダメージを受けたから。
治しきるには、まずは栄養と薬だ、栄養なら、この冒険者ギルドの飯を食って居ればいい、薬は―――医者に見せればと思うが、それを躊躇する理由がある。
自分は、現代の人間ではない、過去の世界に生きた人間であり、朧気な記憶はある。
自分の体を見せて良い物かどうか、判らない、今現状の、現代の医者のレベルがどの程度なのかわからない。
だから、見せられない。

冒険者だし、金がないという理由は便利だった。
正直、回復魔法とかそういったもので、治療してもらうのが男としては嬉しいのだが、生憎優しく癒してくれる知り合いは、この場にはいない。)

「―――やさしく。」

(訂正した方が良いだろう、そもそも、優しくしてくれる人自体に記憶がない。知り合いは、こう……うん。泣けてくる。冒険者は、光の無い目の色を、さらに深く闇のように沈ませる。
ふさぎこんでいても仕方がないので、冒険者は、とりあえず酒場に出ることにした。まだ、痛みは有るが食欲はある。
飯でも食って、治すか、と。)