2020/09/25 のログ
ファイネア > 水音を立てながら膣内を弄り、きゅうっという締め付けを楽しむ。
そうしている内に絶頂を迎えてびくびくと身体を震わせていくイリヤ。
キスを求められてもそれを拒む事なく受け入れていくだろう。

「気持ちよかったでしょ。…ふふ、だらしない顔。」

もっと、と求めるように身体を押し付けてくる女性。
服はすっかり着崩され、表情を緩ませて甘えてくる様子に微笑む。

もっと楽しみましょうか、と自らもインナーをはだけていく。
そして、媚薬と快感に溺れていく相手を更なる快楽の沼に沈めていくだろう。
それは夜が深まるまで続いていく。
時間を切られる事があっても、やってくる店員すら骨抜きにし、一晩まるまる使うようにして、夢のような世界へと…。

イリヤ > 「はぁ、はぁ……♥
ファイ、ネア……もっと、ほしい……♥」

絶頂を迎えたばかりの体は余韻を留めることもせず、次の快楽を求めるように彼女へ縋りつく。
蕩けきってしまった顔は涙と汗と、そして涎で濡れていて、そんな顔さえも意地悪く指摘されてしまえば恥ずかしそうに顔を真っ赤に染める。

インナーを脱ぎ捨てた相手を見つめながら、期待の表情を浮かべ、二人の体は抱き合っていくことだろう。
共に夜の深みへと落ちていき、そしてそれは朝まで終わることなく続いてくのだ──。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からイリヤさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からファイネアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 狐喫茶ミヤビ」にミヤビさんが現れました。
ミヤビ > のんびりした日である。
のんびりのびのび、いつもの狐さんはのびのびしていた。

喫茶店の庭でいつものように緋毛氈を敷いて、紅傘を立てて
風流ごっこしながらお茶を飲む。

「しあわせ~」

とても優雅な時間が流れていた。

もっふもふである。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 狐喫茶ミヤビ」にヴェルソートさんが現れました。
ミヤビ > もっふもふしていると誰かが来たようである。
この席はVIPオンリー、とかではない。
ただ、奥まっているので気づく人間しか来ないのだ。
店の中からも見えない位置にある。

だから誰が来たのかな、と興味深く見ながら、しっぽを振り振りもふもふ期待してみていた。

ヴェルソート > (ちょっと買い物で歩き疲れた最中…ふとみつけた喫茶店…MIYABI?と聞き慣れない単語に東の言葉だろうか、と思いながらも、喫茶店ならと扉をくぐる。が…誰かが出迎える気配は見えない。)
おや……閉まって…たら入れねぇよなぁ。…とりあえず、座らせてもらうか。(もし、店じまいだったら頭を下げて帰ればいいだろう、と勝手に適当な席に腰掛けれるのは、無精髭を生やして童顔を誤魔化しているような風体の小柄な男…より特徴的なのは、腕が片方しかないところだろうか。疲れた体を背もたれに預けて…店を眺めながら店員の姿を探しつつも、奥まった庭には気づけないまま…小さく、暇を潰すように鼻歌を漏らす。聞いたものを蕩かせるような、甘いテノールで。)――~♪

ミヤビ > 「こんばんはおじさん、いい月夜ですね」

不思議なことが起きるもので、先ほどまで昼だったかもしれないが、狐の少女が挨拶をすると周りは月夜へと早変わりする。
本来人気のある喫茶店なのに、彼が入った店は店員一人いなかった。
ミヤビが出てくるとそういった不思議な状況が起きている。

「とてもいい歌声ですね。ボクに聞かせてもらえませんか?」

いつの間にか周りの風景も植物園のような、野外になっている。
四方を植物に囲まれて、薬草や花が咲いていたりする、不思議な環境である。
狐に化かされたような気持になるだろう。

ヴェルソート > 「~♪…ん、月?…っと、こりゃ驚いた。…邪魔してるぜ?」
かけられた声に歌を止めて、彼女の言葉に首をかしげるが、途端に陽の光が途切れ、柔らかな月光が窓の外に降り注げば…流石に目を見開き。
魔術か何かか、とは思うものの、別に害意は無いようなのでただ驚きだけを示すことにする。
そうして現れた店員にひらりと手を振り挨拶に代えて、歌を強請られると、歌唄いはクツリと喉を鳴らすような笑みを浮かべ。

「一応、歌で稼いでるもんでね…歌をご希望なら、喉に良いお茶を一杯と、お茶請けと引き換えってことでどうだろうか、店員さん?」
なんて、首を傾げながら軽く問いかけを返してみようか。

ミヤビ > 「構いませんよ~ といってもこっちの方が効くでしょう」

そういってポイっと落ちてきたのはガラス瓶に入った液体だった。

「囀りの蜜 と呼ばれる喉に良い蜜です。あとで使ってみてください」

そんなことを言いながらヴェルソートを庭の真ん中に連れて家く。
そこで歌ってほしいようだ。

ヴェルソート > 「囀りの蜜…って、下手なポーションより値が張る奴!」
落ちてきたガラス瓶を慌てて隻腕でキャッチすれば、ガラス瓶の中身…舐めればしばらくの間、歌が小鳥の囀りのように美しくなると言われる高級な蜜をテーブルに置いて。

「ちょ、嬢ちゃん…待て待て、そんな引っ張るなって。」
テーブルに置いた蜜を慌ててポケットに入れて、少女に引っ張られるまま庭へ…昼の町中のはずなのに、夜の草原のような景色と、風さえ感じる幻の中…さて、傍から自分はどう見えているのかわからないが…乞われたならば歌うとしよう、どうせなら…彼女の幻に負けぬように。
そっと…腰のベルトに挿していた、虹色に艶めくタクトを引き抜いて…軽く振ると、どこからか「フォォン」と弦楽器の音が響いた。

ミヤビ > 「わくわく」

綺麗な音が響き始める。
どこからともなく流れる弦楽器の音。
とてもきれいで、耳に残る音だった。

「きれいな音ですね♪」

耳をピコピコさせながら、耳を傾ける。
おそらく歌が始まるはずだ。
そういった者にはミヤビはとんと疎いのだが、それでも惹かれるぐらい、彼の歌声はきれいであった。

ヴェルソート > 声帯を整え、喉を開き…周囲に漂う魔力を感じ取り…スゥ、と魔力と空気を吸い込んで…タクトを振るう。
リュートのような弦楽器の音色が周囲に満ちる、今から…声が届く範囲すべてが、自分の舞台だ。

「So 一つ目の夜に いずこから小石が世界に落ちる…♪」
どこかゆったりと、牧歌的とも言える歌が高いテノールで紡ぎ出されると…空からふわりと…歌を再現するように、光の玉が落ちてきて、パキン、と地面でいくつにも割れて飛散する。

「So 二つ目の夜に 小石の子が手を取りワルツを描く…Ah~♪」
そして、その光の粒が浮き上がり、踊るように周囲を巡り、光の螺旋で周囲を彩りながら空高く上り、また一つにまとまっていく。

ミヤビ > 凄い綺麗。
率直な感想であった。

歌声が耳に響き、世界に響き、この幻想世界を彩り染める。
美しい音色はそれだけで天地を動かすのだろう。
とても神秘的であった。

しゃべることなくその光景を見ている。
歌もとてもきれいであり、思わず軽く朽津さんでしまうほど、耳に残る歌であった。

しゃべることなく、ただただ彼の前に座りながら、その歌の世界に染まるのであった。

ヴェルソート > そして、最初はリュート…二つ目はピアノと…歌を彩る音色が一つずつ増えていく…三つ目は、オカリナだ。

「So…三つ目の夜に、ワルツの子は世界に波紋を打つ…♪」
舞い上がって一つにまとまった光がまた地面に落ちる…が、まるで水面に沈むように地面に消え、地面が水面にであるかのように波打ち震える…もちろん、そう見えるだけで、地面が本当に揺れたりはしない。
まるで気分が乗ってきたかのように、脚がステップを踏み、リズムを刻み…しかし、声は一切ブレは見えない。
顔には笑みを讃え、まるで誘うように…次の一節を唄い出す。

「So…四つめの夜に、波の子は岸辺に飛沫を上げる…Ah~♪」
そして次に増えるのはトランペット…世界に沈んだ光の玉が今度は跳ねるように地面を波打たせ飛び上がり…飛沫のように周囲に散る。

ミヤビ > 響く弦楽器
奏でる打楽器
流れる管楽器

とても美しい音が何重にも重なり、世界を楽しく染めていく。
彼のその足どりは、おどるかのように軽く、
幻想世界はその一歩ごとに震え、響いていた。

さらに加わる音に一層世界が埋め尽くされ、染まっていく。

その音をとてもきれいだなと思いながら耳を傾けて楽しんでいた。
思わずあまりにきれいすぎる音に惹かれ、彼に近寄ってしまうだろう。
少しずつ、ノリノリに体を振りながら。

そうして本当に間近になってしまうが、果たしてどうなるか。

ヴェルソート > お、と一緒になって体を揺すった彼女が寄ってくるのに気づくと…笑みを緩めて、指揮棒を振るう合間に、ポフリと…隻腕が乱雑に少女の頭を撫でる。

「So…五つ目の夜に、その欠片は幾度も世界を叩く♪」
そうして飛び散った世界の粒が…流星のように空を、周囲を彩るのと共に、木琴の音が軽快に曲にアクセントを加え。

「So…六つ目の夜に、その合図に旅人は世界を巡る♪」
そして今度はその旅人の足音のような小太鼓の音と共に、光が浮き上がり周囲を巡り…少女の手元に集うと……

「さぁ 新しい空に すべてを記した組曲が届く…Ah~♪」
手の中でそれが弾けた瞬間…彼女の幻の夜を一瞬だけ、歌の魔力が青空に塗り変え…ジャァン!とシンバルの音と共にすべての音がふっと消え…静かな夜の草原へと、戻るだろう。

「……ふぅ、満足いただけたかい?お嬢ちゃん。」
ぽんぽん、と改めて馴れ馴れしく頭を撫でながら…お気に召したかと、問いかけよう。

ミヤビ > なでられてふにゃりとしてしまう。
その彼の手はとても大きくて頼りがいがあり、思わず名で荒れると癖になってしまう包容力があった

こんなバラバラな和音を響かせながら、きれいな世界を占め尽くしていく。

「はい、満足しました」

嬉しそうに問いかけにこたえた。

ヴェルソート > 「そりゃあ良かった…さてと…満足してもらえたところで悪いが、注文してもいいかい?」
喉が乾いちまった、なんてへらりと笑えば…満足したらしい少女と二人で店内に戻り、お茶とお茶菓子を注文するだろう。
それにはちゃんと、代金を添えて……ひとしきり歌って、自らも満足した男は、いやに上機嫌だった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 狐喫茶ミヤビ」からヴェルソートさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 狐喫茶ミヤビ」からミヤビさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシチューさんが現れました。
シチュー > 平民地区の昼下がり。
曇天の空からぽつりぽつり、ぽつぽつさぁさぁ。
雲の後ろに隠しきれなくなった涙がこぼれるかのように、雨粒が落ち始めた。

たぶん小雨だし、お家に帰るまでは大丈夫、と一瞬だけ顔を上に上げたミレー族のメイド奴隷の大きな獣耳に数秒後、ピシャァア!と落雷の音と共に大粒で降り出す雨音が響き。
慌てて軒先に向かって駆け出した。

「びーっくりしたぁあ!びっくりしたあ。
今日じゅうは曇りでもってくれると思ったのになあ。
急にお空のご機嫌変わっちゃったよ。
……うーん、しばらく強く降りそう。
せっかく買ったお夕飯の食材濡らしたくないし、……ちょっと雨宿りしていこう」

手にもつバスケットかばいながら、滑り込んだ軒先の小さな屋根で肩やメイド服の裾についた水気を払う。
ふるるる、獣耳としっぽを揺さぶって散らす。
バスケットの中に入れている買ったばかりの食材を思えば、濡れながら帰るのは避けたい。
少し困り顔になりながらも、空のご機嫌戻るまでのんびり佇む事にする。
雨音をBGMに、小さな鼻歌ひとつ。
黒しっぽを右へ左へ、リズムをとって雨宿り。

シチュー > 誰かから伝え聞いた歌だったり、その途中から即興で作ったり。
気まぐれな旋律のせながら首を右へ左へ。
首ふり人形黒しっぽ。
晴天呼ぶための儀式にしてはささやかな鼻歌が、実る事もあるようだ。

石畳に波打つ雨音が不意に弱まり、静まり、細くなり。
通りを挟む住居の2階、窓に下げられた小さな花壇の葉に触れる霧雨だけになる。
溜まった水たまりに青空が覗き、城門が開くように雲が別れて去っていく。

残ったのは、雷の気配すら嘘のような晴天だ。
天候の変わりやすい日だけれど、ころころ表情を変える空は面白い。

瞳細めながら軒先から一歩、あるいて見上げて笑み浮かべる。

さあ、帰ってご主人さまのために美味しいご飯を今日も作ろう。
足音弾ませ、メイド奴隷は獣耳に首輪に、しっぽをふりふり――。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシチューさんが去りました。