2020/09/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にグラスシエルさんが現れました。
■グラスシエル > 「ふぁぁ」
ふらりと、いつもの公園に立ち寄る
ベンチと生け垣ぐらいの、小さく簡素な公園
誰がこんな辺鄙な場所を手入れしてるのかは知らないが野ざらしではなく、誰かが掃除や手入れをしてるらしい
いつもどおり、少年は定位置のベンチヘ向かい―――そして足を止めた
「―――どけ、そこは俺の特等席だ」
ベンチの真ん中に、でっぷりとした黒猫が鎮座していた
目をうっすら開けて、来客である少年を睨むように、見つめてる
少年の方も、睨むように猫を見下ろしてる
バシバシバシバシと、火花が両者の間で散って
「どけ、そこは俺んだ」
マーォ
黒猫は不服そうに低い声を上げる
まあ、少年はベンチの隣に座ればいいだけなので、少年のただのわがままではあるのだが、縄張り争いというのは理屈ではないのである
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアリス/ノワールさんが現れました。
■グラスシエル > 【場面変更あります】
■アリス/ノワール > 薄ピンク色の壁紙と、優しい間接照明の光に照らされた部屋。
ベルベッド生地の白いソファに、赤色の絨毯。
リビングルームにはふわふわのヌイグルミが幾つも置いてあって、ベッドは三人がけの大きなハート型。
見ている方が胸焼けするような、少女趣味な部屋だ。
「わぁ、凄い綺麗なお部屋!
人に化けられる魔族さんに頼んで、お部屋探してもらったの、正解だったね、ノワール!」
「私は……こういうのはあんまり好きではないんですけど……」
そう言う二人は、服装こそ何時もと変わらないものの、身長や体格が大きく変わっていた。というか、成長していた。
アリスは、身長155cmぐらいだろうか――背の丈は一回りと言った所だが、胸は今までの様に、脱げば解る膨らみ、といった感じではなく、たぷんと明らかにドレスの生地を押し上げて主張する大きな物に変わっていた。
肉付きはより熟れて、抱きつけばむっちりとした柔らかい感覚が伝わるだろう
対するノワールは、身長170cm。こちらは大きく成長していた。
その分、肉付き、特に胸に大きな変更はないが――しかし、そのスレンダーなスタイルは更に洗練され、表情もより怜悧な物になっている。
何故その様な事になっているのかといえば、一つはホテルのチェックインは、流石に大人でないと難しいが故。だから、特殊なマジックスクロールで、一時的に大きくなっているのだ。
そして、もう一つは、
「ねえ、ノワール、そろそろシエル、来るかな?」
「待ち合わせ時間はそろそろだと思いますよ。
……もしかしたら人違いと思うかもしれませんけど、その時は魔法の効果を一旦解きましょう」
そう言って、二人はシエルが来るのをリビングで待っている。
突然、自分よりも大人になった二人にどんな反応を見せるのか、楽しみにしながら。
■グラスシエル > 「…………」
言葉に、詰まった。
入った部屋は、一面ピンクである。
パステルな目に痛いピンク色ではなく薄いシュガーピンクの壁紙
間接照明も、白ではなく暖色の混じった色の照明
そこかしこに、可愛らしいぬいぐるみ
ベッドもやたらにファンシーである
二人の姉妹に連れられてやってきたホテルの一室
富裕地区ではなく、平民地区と聞いて少し首を傾げたが――こんな場所は流石に富裕地区にもないだろう。
まあしかし、正直―――その部屋の全てが、吹き飛んでしまったのも事実である。言葉に詰まった後は、全ての思考が吹き飛んだ
ドアを開け最初に目に入ったのは、ノワールである。
とても、すらっとして、いつもよりも背の高い姉の姿に、見惚れていた。
コクン、と唾を飲む喉の動きが見えるほど、ノワールに見とれて、ようやく、我に返ったように視線を隣、アリスに向ける。
なにかの術で成長したのは理解はしたが―――それでも
―――それでも、目の前に、いたのは―――
びくん、と少年が震えた。まるで―――やってはいけない悪戯を見つかった、子供のように
「……リア、?」
自分が、思い焦がれた大天使の名を口にする
ドレス姿のアリスを見つめて、姉妹の前では口にしてはいけない、禁句を口にする。
それが――アリスだと気づいて、少年は口をつぐんで
「違―――いまのは、その――っ」
今度は、別の意味で泣きそうな顔だった。
もう、自分は姉妹のもの。そう思って、認めてるのに
姉妹を、二人の姉を悲しませる、困らせる言葉を吐いてしまった自分に後悔する。
ごめんなさい―――ごめんなさい
言葉がうまく紡げずに、心の中では謝ってるのに、言葉にならなくて
■アリス/ノワール > 「あら、ようやくお待ちかねがご到来ですか」
そう言って、立ち上がるノワール。
経てば、よりすらっとした――それでいて直線的ではなく、腰の辺りはくびれていて、女性的であるのもわかる――体格が顕になる。
そして、アリスもそれに倣って立ち上がり、そしてシエルに抱きつこうと手を広げて駆け寄り――
――そして、時間が止まった。
「……あー」
言っちゃったなあと、そう言うかのような表情のノワールと、手を広げた表情のまま無言のアリス。
ノワールが耳を塞ぐのと同時、アリスはシエルの方を見て泣きそうな、それでいて膨れっ面をしてみせて。
「ふ~~ん!シエルってそういう目でアリスの事見てたんだ、ふ~~~ん!」
等と、じぃぃっとシエルを睨む。どちらかというと、それは玩具を取り上げられた猫の様な目だが。
そして、そのままアリスはつん、と後ろを向くと、殊更足音を立ててシエルから遠ざかり、ベッドルームの方に歩みを進める。
「シエルなんて、知らないっ!お姉さんのとこに行っちゃえば良いんだ!」
そして、拒絶するように扉が閉められる。
それを見てノワールは、はあ、と溜息をつき、
「これは長くなりますね……間違いなく……」
拗ねが。
そう呟きつつ、シエルの方を冷たい目で見おろす。
子供と違い、大人版のノワールの視線は冷気さえ感じる程冷たい視線だ。
「どうするのですか、シエル。このままでは、旅行が台無しです。何とかしなさい」
と、まるで女王様の様に命じるのだった。
■グラスシエル > 手を広げて、自分を抱擁しようとするアリスが、石化したように固まる。
沈黙が、とてもとてもファンシーでピンク色の部屋を満たす
重苦しい空気を打ち破る大声
「違―――うっ!!そうじゃない!そうじゃなくてっ!」
本気で怒ってる、というか、本気で拗ねてる
アリスは大体のことは優しく受け止める。どこまでもふんわりした少女だ。本来は
それが―――自分に背を向け、消えていく姿に
少年は、ポロポロと涙を零した
いやだ、嫌だ嫌だ嫌だ―――お姉ちゃんに、捨てられたくない
天界から捨てられても平気だった少年は、涙を零しながら、ノワールの横を駆ける。くしゃくしゃにした、子供の表情で、アリスの背中に両手を伸ばす
「ごめんなさい!ごめんなさい!
謝るから―――ボクを捨てないで!お願い、捨てちゃ、嫌だ……ぁ」
泣きじゃくりながら、アリスに懇願する。
ベッドの前で膝をついて、必死に謝る。大天使より、天使達より、リアより今は大事な、大事な姉に謝る
■アリス/ノワール > ベッドルームでアリスは寝ていた。いや、寝れはしないのだが、ばったりと仰向けになって倒れ込み、ごろごろしていた。
勿論、アリスとて道理が解らぬ訳ではない。
堕天したといっても、そんな直ぐに気持ちの整理が付く訳がない。
でも、だからといって、それで許そうという気にもなれなかった。
そこに、シエルが駆け込んできた。
驚いて上半身を起き上がらせると、シエルはまるで神様にでも懇願するかの様にこちらを膝をついて謝っている。
それを聞けば、アリスも流石にこのまま拗ね続ける事は難しい。
そもそも、最初にアリスとリアを同一視させたのはアリスであるという事情もある――
「……謝るだけ、だったらゆるさない」
しかし、それはそれとして、未だ不機嫌なのは事実なので、ムスッとした声になるのは仕方ない。
そして、そのまま、この少女にしては眉を寄せた顔で少年を見つめ、
「今日一日、シエルはアリスのお人形さん。
そう約束してくれるなら、シエルのこと、許したげる」
■グラスシエル > ココロの中は、ピンク色の夢の空間のような部屋とは裏腹に真っ黒だった。 自分を幸せにしてくれた姉を傷つけた―――怒った姉よりも、傷つけた事がとにかく、悲しくて悔しかった
何度も、何度も、ごめんなさい、と謝る。こんな時、どうしていいかわからない。こんなに、ごめんなさいと言ったのは―――いや、そもそも、ごめんなさい、と言ったこと自体が姉妹が初めてかもしれない
ようやく、アリスの声が聞こえた。まだ、不服そうな声
それでもいい、どんなに自分を怒っても、叱っても、嫌いになっても良い――だから、それでも、捨てられたくなかった
自分を見つめるアリス。四つん這いになったアリスの胸がたぷんっと揺れる。
リアよりもほんの少しだけ小柄で、しかし、肉付きは近くによると、リアよりも確実に良い柔らかな体躯をゆらすアリスにコクンと頷く
「なるから、なんでも、するからっ!
お願い、許して―――ボク、なんでも、するからぁ、!」
■アリス/ノワール > 「……わかった。じゃあ、まずは着せ替えする」
そう言うと、アリスはベッドルームの脇にあるクローゼットから洋服を取り出す。
それは、シエルの翼を出せるように背中が切り取られた、ホワイトロリータだ。
スカートにはピンクローズの意匠があしらわれている。
何時もの少女なら、此処で矛を収める所だが、今回少女は容赦はせぬとばかりに、別のタンスから今度は下着を取り出した。
上下揃いの黒のランジェリーだ。
シンデレラバスト用のブラジャーは肩掛け型。
上下ともにレースが編み込んであって、女性が着たらさぞかし淫靡に見えるだろう――女性ならば。
アリスは、それをシエルに手渡すと、ベッドの上にぼすん、と身体を投げ出すように乱暴に腰掛ける。
たゆんと揺れる胸が、その動きに合わせて自らを主張する
だが、じぃっと、彼を見やる視線は、まるで少年を観察――いや、審判するかの様な視線だ。
「これ着て、私の膝の上に座って?何でもするって言ったのシエルだから、出来るよね?」
そう言う少女の声からは、少し険が取れてはいる。
だが、女心は秋の空。此処で不服従を選択すれば、またどうなることかといった所。
■グラスシエル > ようやく、アリスの口調が少し和らいだ
それを聞いて、泣き止む少年。でも、クローゼットを漁る音に顔を上げ―――表情が固まる。
フリフリのホワイトロリータ、しかもピンクローズ
まさにこの部屋にぴったりの「可愛らしい」衣装だ。
少年は、髪を整えれば顔立ちは凛々しいというよりは可愛い方なのでとても良く似合うだろう―――女装として
「いやちょ、ま――――へぁぅっ!?」
素っ頓狂な声が上がった
更に出されたのは、少女用のランジェリー、しかもレースのスケスケの黒、ホワイトロリータとは真逆である。
こういう下着は嫌いじゃない。むしろ、下着姿の姉妹に犯されるのは好きである、好きであるが―――これを差し出してるのがアリスで、受け取るのは少年だ
「…………」
無言で、顔色を伺うように、アリスをチラ見する。
明らかに不機嫌だ。こういう時のアリスは、確実にノワールより怖い。
それを受け取って、リビングへ行こうとし、ノワールと目があって、慌てて戻り―――トイレかバスルームに逃げ込もうとして、アリスの視線に咎められる
観念したように、アリスの前で黒い貫頭衣を脱ぐ少年。下着を手で摘んで……貫頭衣を脱いだことを後悔しながら女性の下着をつける
別の意味で、泣きたくなった。
下着を震えながら着けると、それを隠したい一新で、ホワイトロリータをかぶる。女装の趣味があるわけではないが、下着姿より全然まし。
「あまり、見ないで……よ?」
身体を両手で覆い、ベッドに膝で乗る。そのまま、アリスの膝の上にちょこん、と座る。ふわり、とレースのスカートでアリスのむちむちした太ももを隠して
凄い柔らかい、気持ちいい―――なんて、太ももの感触を感じながら
■アリス/ノワール > 「ふうん、見られたくないんだ」
そう言いながらも、アリスはシエルの眼をじっと見ている。
何時もと違う、どちらかというとノワールがするかの様な冷たい目。
それが、少年をじっと見下ろしている。
「でも、だめ。お人形さんに、はつげんけんはないの」
そう言うと、少年をぎゅ、と抱き寄せる。
それこそ、人形の扱いである――何時も抱き寄せられるのとは違い、段違いに柔らかな双丘が、後頭部に押し付けられる。
否、腕も、お腹も、勿論太腿にも。見苦しくない程度にふかふかと肉が付いているアリスの身体は、全身が少年に肉感を与えるために作られていると言っても過言ではない。
「シエル、気持ちいい?」
と、耳元で囁きつつ、意味ありげに背中をつつつ、となぞる少女。
何時もの無邪気なものではなく、大人の官能で少年を籠絡していく。
――そう、少年の情欲を誘い、今の格好には相応しくない少年の欲望を勃起させるために。
■グラスシエル > じっと、見つめられて固まってしまう。術ではなくその瞳に、ゾクゾクしちゃって、身動きを忘れちゃう。
そのまま、正面で抱き寄せられる。ふわっとした、肉とは思えないほどに柔らかい感触―――それはきっと、記憶の奥底にある、天使の記憶よりも、ずっとずっと、柔らかくて心地よい感触。暖かさに、目を細めちゃう。
座ってるだけで、膝の柔らかさも心地よい。後頭部を全部包むような大きな乳房が心地よい
全部全部心地よくて、溺れてしまいそう
シエル、とよんで良いのは、姉だけ。
そして、今の姉は―――アリスとノワールであることを思い知らされるような、優しい囁き
背中をなぞる指に、背をびくぅっとそらす
きゅ、と少年は足の間を両手で隠すように抑える。
「気持ち、いいけど――――これ、目立っちゃう、から、ぁ♥」
■アリス/ノワール > 「そうだね、目立っちゃうよね、シエルは今、お人形さんなのに……♡」
徐々に熱を帯びるアリスの声。
恥じるような声に、アリスの嗜虐心と母性が刺激される。
だから、アリスはシエルにいじわるを言うのだ。
「だから、ぼっきはだめだよ?これは女の子のお洋服なんだから、お人形のシエルはおちんちんをびくんってするの、我慢しないとだめなの♡」
勃起は駄目。
だけど、そう言うアリスの手は、優しくシエルの顎を擽り、そのまま首筋を指一本立てて流れて、乳首をかりかりと虐めだす。
勃起は我慢させるが、愛撫はする。そんな矛盾した横暴。
耳元で、アリスが囁き、耳を舐る。
何度も、何度も言い聞かせるように、
「ぼっきはだめ……♡くちゅ、べろぉ♡ぼっきしたらゆるさない♡じゅるる、はむはむ、ぼっきしたらおしおひ……♡ふぅ……♡」
耳を虐めながら囁く命令を、果たしてシエルは何時まで耐えられるだろうか。
■グラスシエル > 吐息の混じった、優しい声。アリスの天性の、優しい優しい、甘い声。ソコに淫蕩ないろが混じって聞こえる
気持ちいい、耳まで、身体だけじゃなく、鼓膜まで、いや、響く脳まで心地いい。
勃起は禁止、でも、気持ちいい―――♥
アリスは、積極的にシエルの弱いとこを狙う。顎をくすぐられるだけで、身体をこわばらせる。
それだけでも気持ちいいのに、それが乳首に触れると、身体を跳ねさせる
「きゃぅっ!?そこや―――♥かりかりしちゃだめ♥♥だめなの♥♥」
囁きと乳首責めだけでも、イキそうなくらい気持ちいい♥
そこにれろぉ♥と、音をわざと立てて、舌が入り込む。じゅるじゅる♥と耳に入り込む柔らかい舌の感触に
「いひぁ♥あは、あああっ♥♥♥」
びっくん♥と大きく身体が跳ねた。
もう、アリスの知り尽くした責に、勃起するどころか、軽くメスイキしちゃったようで。
両手がだらしなくおちる。女性ものの下着では隠しきれるわけもなく、もう、ロリータドレスのスカートが膨らんでいた
「あ、っ♥目の前、ちかちかって♥した、ぁぁ♥」
■アリス/ノワール > 「女の子みたいな声あげちゃった……女の子の気持ちになりすぎて、心まで女の子になっちゃった?」
もう、本当にシエルくんはだめでかわいいなあ、とアリスはシエルの頭を優しく撫でる。
だけど、その安堵に包まれる事を許されるのはほんの一瞬。
現実に呼び戻すアリスのささやき。
「お、し、お、き」
一語一語、刻み込む様に言う言葉。
さっき、確かに言っていた――ぼっきしたらおしおき、だと。
そう言うと、アリスはシエルを子供のように抱き上げ、座る場所を変更する。
入口側向きではなく、壁側を向く様に――そして、その先には鏡があった。
大きな姿見――シエルの姿がはっきり見える。
「見て、シエル……♡シエルの女の子みたいなとこも、蕩けた顔も、ぜーんぶ見えるよ♡」
そう言いながら、顔を両手で挟んでくい、と鏡の方に向ける。
そこには、少年自身が見たことのない、蕩けて恥ずかしい自分の姿が見えるだろう。
■グラスシエル > 頭の中がちか、ちか、と電気が走る。
自分一人では達せない、ドライオーガニズム。軽く達しだだけで、こんなに頭がちかちかする。気持ちいい♥気持ちいい♥
駄目になっちゃうのに、可愛いと頭を優しく撫でる手に、少年はどんどん駄目になっていく。
心地よい。だめな自分を可愛がってくれる手が心地よい
でも
持ち上げられて、向けられるのは大きな鏡。自分を抱えるアリス。そして、女装姿のまま、勃起しちゃってる自分
「あ―――ゃっ!」
顔を俯こうとしても、アリスに頭をあげさせられる
恥ずかしくて、顔を真赤にさせて、目を閉じようとする
泣きそうな顔をして―――でも、自分の後ろで、とても、とてもうれしそうに微笑むアリスの態度に、ココロはじわじわ、溶けちゃう
「……お姉ちゃんは、女の子みたいなボクも、可愛い?」
とくん、とくん♥
確認、するように言葉を漏らす。ホワイトロリータのスカートから手をどかして、勃起したおちんちんを、鏡でアリスに、見せるようにしながら。視線は、自身と、鏡の向こうで微笑む、アリスに
■アリス/ノワール > アリスの機嫌は、治りつつあった。
元より、そこまで怒っていた訳ではない――だから、シエルが自分の為に女装してくれた時点で、怒りはある程度収まっていた。
だから、シエルの問いに、優しく――可愛い弟を、或いは妹を甘やかすような笑みで、
「うん。とってもかわいいよ♡シエルちゃん♡」
そう言うと、スカートの上からその膨らみの先端を優しく撫でる。
掌で、子供を可愛がるようになで、なで。
そして、もう一方の手でぎゅ、とシエルのお腹を抱きしめて、身体を寄せる。
「本当はぁ、もうちょっといじわるしたかったけど……ノワールも待ってるし。最後におしおきして、ノワール呼んじゃおっか♡」
そう言うと、膨らみを撫でる手が、しこしことシエルの竿を扱くものに変わる。
絹のスカート越しの刺激は、手のものより繊細で心地良い。
服が汚れるとか、そんな心配はまるで感じさせない。寧ろ、それを誘導するかのように、
「シエルちゃんのおもらし、アリスがぜーんぶ見ててあげる♡
女の子のかっこでおもらしなんて、ぜったいリアさんの前じゃできないよね♡」
リアに対する、ほんの少しの対抗心。
でも、それが責めへの発奮剤になっているのか、アリスの手は優しくも徐々に早くなっていく。
淫靡な、優しい声で囁くのは、射精への促し。
「出して♡女の子パンツとスカートの中におもらしぴゅっぴゅ♡
アリスしかさせてあげれない、いけないぴゅっぴゅで頭の中真っ白にしちゃえ……♡」
■グラスシエル > とくん―――とくん♥
鼓動は、早くなっていく。今――可愛いと言われたら、自分は何をする気だったのか、言葉や単語が頭に生まれる前に、優しく、鏡の向こうで微笑むアリス
言いながら、スカートの上から亀頭の先を撫でられる。包まれながら先っぽを撫で回されると、自然に、自分の両手で、スカートを横に広げながら、はしたなく、足を広げる
「うんっ、うん♥ボク、女の子に、なるっ♥このカッコだとボク、女の子になるの♥
あんっ、あは、ボク、見られながらシコシコされてる♥女の子なのに、女の子のかっこしてる変態さんなのに♥ おちんぽシコシコされて気持ちよくなっちゃう♥あん、あは、あっあっあっあっ♥」
鏡越しに、視線が合う。とろぉっと蕩けた表情をしながら、わざと、アリスに見えるようにスカートをつっぱらせる。蕩けた表情を見せる。
「あん、アリス、お姉ちゃんの方が、気持ちいい♥ですっ♥
おっぱいも♥ふとももも♥声も♥お手々♥っもぉ……♥」
びく、びくっと腰を跳ね上げる。スカートを掴む手がきゅうっとなって。顎をあげ
「ひぁ、イク、イクッ♥♥女装しながら、アリスお姉ちゃんにびゅーびゅーさせられちゃうぅぅぅ♥♥♥♥」
びゅくん♥♥♥びゅく、びゅーっ♥♥
どろどろに濃い精液は成人のモノ並に濃く、多い
ホワイトロリータのスカートを汚すようにシミが広がっていく。
アリスの手にも、汚れがべっとりとついていって
■アリス/ノワール > 「わぁ♡すごいすごい♡もうこれ、ぜったい、外で着れないよ。
男の子の匂いで、スカートが汚れたのバレちゃう……♡」
まるで、塊の様な精液が、可憐なロリータを汚していく。
スカートの中を弄って、どろりとした精液を手に掬って、それを舐め取る。
「おいし……♡」と呟いて、それからぺろぺろと綺麗に手を舐めていると、ベッドルームの扉を叩く音が聞こえる。
こん、こんと控えめなノックは、ノワールのものだ。
「アリス?さっきシエルくんの凄い声が聞こえましたが、そろそろ機嫌治り……ました……か?」
扉を開いて、絶句するノワール。
冷静沈着な彼女にしては珍しく、状況の認識に3秒程時間をかけていた。
アリスは、「あちゃー」と掌で口を覆っている。
ノワールはつかつかとシエルの元に歩くと――ぐに、とシエルが履いているスカートの中に足を差し込み、先程射精したばかりのおちんちんを踏みつけにした。
「何故、私の下着と、私の今日買ったばかりの服を汚しているのですか?シエル?」
乱暴に素足で少年の欲望を弄ぶ、絶対零度の視線。
どうやら、シエルが着ているのは彼女のもので――それは彼女にも知らされていなかったらしい。
■グラスシエル > は、は、は♥―――すご♥これ、凄……ぃ♥
鏡で、じぃっと見つめられながらの射精に、ゾクゾクとしながら射精の余韻に浸る。いっぱい射精したのに、美味しそうに手、指をしゃぶるアリスを、鏡越しに見ちゃうと、そのいやらしさに、目を奪われて――また、おちんぽを固くしちゃう。スカートが突っ張って、先っぽを押すのが気持ちいい
そこに、入ってくるノワール。すたすたと、無表情―――だが明らかに怒ってる様子でベッドに上がって、少年のおちんぽに素足を押し付けるノワール。気持ちいいを通り越したキツイ責に、ちょっとだけ眉を寄せて―――でも
「……ボクが、お願いしたの、これ、着たい、ってぇ……、っく、姉様、やめ――て、っく」
嘘をつく。アリスが着せたのを隠すように。アリスを黙らせるために、右手で、アリスの手首を後手でぎゅうっと握って
ノワールを、上目遣いに見つめて、ただ、「ごめんなさい」と謝る
■アリス/ノワール > ノワールは、怪訝に眉を顰める。
元々、シエルの肉棒を踏みつけにしたのは、謂わば怒りに任せての事。そして、冷静に考えてみるとシエルが勝手に履いたというのは相当に無理がある気がする。
せめて、アリスが着替えるよう誘導して、シエルが着た――ぐらいの必然性がなければ成立しない。
だから、アリスを睨みつけたのだが、そのアリスはシエルの言を肯定するように、こくこくと頷くばかり。
「ふうん?じゃあ、本当に貴方がこれを着たいって言ったのですね?」
シエルの制止を聞かず、ノワールは踏みつけた足指でぐにぐにと亀頭を弄び始める。
男にとっては辛い刺激だが、全く委細構わずに、二度三度と繰り返していたが、ふ、とその足を降ろした。
こころなしか仕方なさそうに嘆息し、
「良いでしょう。なら、お仕置きです。
アリスも手伝ってください。二人で、この愚弟を懲らしめて差し上げましょう」
そう言うと、ノワールはシエルをベッドから立ち上がらせ、大きく足を開かせた。
手は背中に回させている――「休め」の足を限界まで開いた感じである。
「これから、五回「ごめんなさい」と言えた時点でお仕置きをやめにします。但し、きちんと明確に「ごめんなさい」と言えなかったら、その時は最初からやり直し。良いですね?」
そう言って、お仕置きを開始する。
アリスも、ノワールも、最初の内は何もしてこない。
だが、三回目が終わり、四回目にさしかかった所で、
「ほら、油断しては駄目ですよ」
シエルの前に立っていたノワールが、スカートの中に手を入れて亀頭をぐり、と撫で回した。
尋常ではない快楽が、シエルを襲う。
だが、それは「ごめんなさい」を中断させる為のもの。
直ぐにまた、ノワールは身体から離れてしまう。
■グラスシエル > とっさに吐いた嘘だが、バレバレだろうか
シエルは内心、ビクビクしながらノワールを見上げていた。元々は駆け引きも勝負の世界ゆえ、その本心を顔に出さないでいられるのは助かったが
それでも、嘘を付くのは辛い
こく、こくとアリスと一緒に頷くシエル。
ちょっと強くなった踏みつけに顎を跳ね上げそうになるのを我慢してると、足を降ろされる。どうやら、納得してくれたようで……胸をなでおろす。ごめんなさい、姉様――
だが、そんなに世の中甘くない
立たされて、ロリータドレスのまま足を開かされる。
そして、言われる条件は―――ただ、ごめんなさいを言えと
この格好で言うのは確かに恥ずかしいのではあるが
「ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさ――ひゃぁっ!?」
イったばかりの敏感なおちんぽを直接、ぐりっと撫でられる。びっくりしたように声を上げるシエル。
べっとりと、イったばかりの精液がノワールの手に着いていくのを見ながら、そういう、事かぁと思いながら
かといって、早口言葉で言うのは、いわゆる「ズル」だろう
アリスの代わりなのにそれでは格好も付かないし、第一姉妹二人に誠意がない
ゆっくりとした口調で、もういっかい
ごめんなさい、ごめんなさい――と言い出す