2020/09/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にイディオさんが現れました。
イディオ > (冒険者ギルドは、今日も其れなりに繁盛をしている模様、と言うか、どんな状態でも依頼を持ってくる人は居るものなので、此処が閑散とするという事は、早々無いだろう有るとしたら、ギルドが維持できないぐらいに危険な状態だ。
例えば、国の危機で、国民が逃げ去った、とか、ギルド自体が立ちいかなくなった、と言う形が一番想像しやすいか。
当然、今、国が傾きつつあるからこそ、冒険者ギルドが活発になり、依頼が舞い込んできている、冒険者たちほくほくと言う状態。
良いんだか悪いんだか、と思ってしまう。まあ、それはそれとして、だ。
冒険者イディオは、本日は休んでいた、先日の依頼の後に装備などの修繕が必要になったので、修繕に出していて、その間の休日。)

「鎧もだましだましだったしな……そろそろ、ある程度溜まったし、一発良い鎧でも探すかね。」

(コンポジットアーマーは、様々な部位の鎧を集めて装備するタイプの鎧だ、スーツアーマーやプレートアーマーに比べれば防御力は一段劣るが、装備のしやすさや、交換のしやすさ、後は機動力が高くなる。使いやすい鎧だと、男は思う。
スーツアーマーやプレートアーマーが、くそ高いと言うのも理由にある、あれは、貴族用、若しくは英雄とか一等冒険者でお金持ちの装備だと思う。
イディオと言えば、基本が薬草採取なので、あまりお金が多いとは言えない、日々節制して、貯めてるけれど。
それでも、必要経費などとか考えると、かなり生活は質素だ。

それでも。壊れてしまう物、特に命にかかわるような鎧には糸目を付けちゃいけないだろうなぁ、と考える。
今回の補修が終わって、次に補修が必要な時は、買い替えを検討するか、と、酒場に移動しながら考える。

酒場に移動する理由は当然、酒、である。)

イディオ > 「おーす。」

(冒険者ギルド併設の酒場は、冒険者たちでいっぱいである、その中には当然顔なじみもいる訳で、男は軽く手を上げて挨拶をしつつ酒場の席を探す。
基本的に冒険者たちは同じような場所に座る、自分の好きな席があるから、其処に移動するのだ、チームならチームで、個人なら個人で。座りたい席が埋まっている場合は後から来た方が諦める、そんな早い者勝ちな暗黙の了解。
男が来た時間でいえば、そんなに早いわけではないので、席は大体埋まっている、なので隅の方になる。隅っこの方は隅っこの方でそういう性格の冒険者もいるものだが、今回は大丈夫な模様、と言うか、居ない。
なら、良いか、と隅の方の席に腰を下ろして、視線を動かす、ウエイトレスが注文を取りに来るだろうか。
その日によって、人が違うので、気が付いてくれる人もいれば気が付かずに呼ばないといけない人もいる。
今回は、今は奥に行っているようだ、出てきたら声を掛けるか、とメニューに視線を巡らせる。

何時ものようにエール酒と、さて、何を注文しようか、と。)