2020/08/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアンヤさんが現れました。
アンヤ > 久しぶりにぬるりと妙な時間に妙な場所に姿を見せるは悪鬼羅刹の類ながらに俗世にも足を踏み入れる人影。

平民地区の気に入りの店で酒を買った後のご機嫌な表情で今にもスキップしそうな軽い足取りで、手にしている陶器の徳利に頬すりなんてしている――…上機嫌。

しかしだ。
矢張り酒の肴にまわす金はなく、其処だけは不満であるが、それはそれ、酒の味が落ちるわけでもないだろうと、平民地区にある噴水公園に向けて歩いている。

蒸し暑さよりも涼を求め。
水が打つ音を味気がないが酒の最中にする為に歩く速度はゆるやかで、口元にさえニィと喜びの笑みを宿している。

思い出せばやる事は山積みであるが酒は何もかも忘れさせてくれる万病の妙薬、何一晩くらいは信奉者や巫女を探すのくらい我慢できるし、見逃してやってもいいだろう、休日、そう休日だと……自分に言い聞かせ、舗装された道を踏みしめ歩いている。

まあ、あまりこない場所である。
普段は山の中や王城といった場合により人気のない場所を好むが、今宵はそれすら気にしないほどの浮かれ具合。
近くにベンチが置いてあれば噴水公園に辿り着く前に少し味見くらいしようと。

視線は右に左に上にも下にも、さて座れる場所はあるだろうか?
歩みを止めぬまま歩き続けそんな場所を探し始めもする。
その前に噴水公園に辿り着くかもしれないが。

アンヤ > その前に辿り着く前に徳利は空っぽに。
歩きながら飲むのだ別に座らなくても飲めるのだ。
と、赤い顔をしながらふらりと何処かへと消えていく。

気紛れで、気分やで、古来より怪異は酒好きが多いと言われている中で例外ではなく……。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアンヤさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にカーレルさんが現れました。
カーレル > 日中の暑さが和らぐ時合を見て自宅を出るとふらり、と平民地区の繁華街までやってくる
暑さは少々苦手でこの時期は、仕事も取らず自堕落な生活を送っているが、
贅沢な暮らしをしているという訳でも、ギャンブル狂いという事もなく、
世間から見れば質素な暮らしぶりであるから、割合、春先辺りまでの稼ぎでもなんとかやっていける
ぼちぼち仕事しなけりゃな、と思う頃には大抵、毎年、秋めいてくるもんである
懇意にしている相手が名指しで自宅に駆け込んで来たりすれば話は別だが、
そんな話は先だって一人暮らしで腰の悪い婆さんが、調理に使う薪が無いんで頼む、と言ってきたくらいなもんである

商店や店舗の立ち並ぶ通りにまで出てくれば、くあ、と大あくびを零し軽く伸びをする
とりあえず、寝苦しい夜の友としている酒が切れていたからそれを買って後は適当にフラフラして帰ろう、と
散歩というか、久方ぶりの運動の道筋を決めれば酒場まで人波を避けながら歩いていき、
今宵も繁盛しているらしい行きつけの酒場に入るとカウンターの傍で忙しなくしていた看板娘に声を掛ける

「酒を買いに来ただけだから席は良いよ
 何時もの一番、度数の高いやつ…そうだな、二瓶ももらってこうかな…
 度々買いに来るの面倒だし」

偶には飲んでいってくださいな、と苦笑する看板娘にまあ、そのうちにと愛想笑いを添えて返事をし
なんやかんやと忙しそうにする看板娘の手が空くのを、じゃまにならない所で眺めつつ、
煙草を一本取り出してその先に火を付ける…同業者のような、冒険者のような、
そんな客層である店内は騒がしく活気があった

カーレル > 人酔いしそうな賑やかさと熱気にくらりとしつつ紫煙を吐き出す
あんまり、騒がしいものだから看板娘の程よく健康的に育った尻や、
冒険者の一行の女性魔術師の背丈の割にふくよかな胸元なんぞを眺めつつ、
何をどうすれば、あゝも立派に育つのだろうか、と思案を巡らせる
忙しく働けば働くほどに肉付きが良くなるのか、背丈はそれ程無いのに胸ばかりに栄養がいくのか…
脈絡のない無益な思案を遮るのは看板娘が自分を呼ぶ声であった

「ん…あー…ありがとね、忙しい時に
 はいこれ、代金…あと、これは手間かけたから休憩の時に冷たいものでも飲んで」

酒瓶2本と代金、それに彼女に対する手間賃を互いに入れ替え受け渡せば、それじゃ、と
仕事に戻っていく看板娘の尻を愛想笑いと共に見送り、自分も酒場の喧騒に背を向け後にする
外に出れば、ふーっ、と息を吐き短くなった煙草の火を消した

もう少し歩いていくかな、と繁華街でもとりわけ、男性向けの店舗が並ぶ方へと歩いていく
店の前に立つ夜の蝶たちを眺めたりしながら、通りの先にある噴水公園までたどり着くと、
これまた待ち合わせであったり、酒場の中に入れない客たちがテーブルと椅子を広場に持ち出していたり、と
だいぶ、騒がしい…どこもかしこも人だらけなのはいつもの事であるが、
夏場の暑い時期であるからなんとも言えず気が滅入る…まっすぐ帰れば良かった、と若干後悔しつつ、
果物売り行商人を見つけ、しめたと思いそちらは近づいていって声を掛ける
行商人の売っている柑橘の果汁を少々先程買った酒に混ぜてやると爽やかで口当たりが良くなる
酒の味なんて正直どうでも良いのだが、この時期はそうして飲むのが一番美味いような気がする

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にティアフェルさんが現れました。
ティアフェル >  残暑の厳しい宵はじっとりと空気は重く感じた。
 しかし、暑いからと云ってサボってはいられない。
 暑い盛りの時期は暑気中りだの熱中症だのでヒーラーはプチ掻き入れ時となる。宵が深まっていく時間にも関わらず、暑さで具合が悪くなったと思しき高齢者が多数出て、昼間っからこの時間まであちこち駆け回っていたが、ようやく一息ついて帰りがてらに通りかかった広場の片隅でこちらもまた、果物売りを見つけた。

 疲れた時はクエン酸、と甘酸っぱい物が恋しくなって近づいていくと、

「――あら?」

 ちょうど同じ頃合いにその行商人に声を掛けていた現場に鉢合わせ。見知った姿に軽く目を瞬いて。

「やー。先月はどーもー。お世話になりましてー。お変わりなーいー?」

 ひらり、と片手を挙げて至って気安い調子で声を掛け。

カーレル > 2つ、3つほど行商人の持った柑橘類を指差しながらどれにしようか、と品定めを始めた矢先、不意に声を掛けられる
先程、通り抜けてきた歓楽街の夜の蝶がフラフラと花の蜜に誘われるように飛んできたか、と
そうであったらばついて行っても良いかも知れない、と刹那の間思ったりしたが
商売柄、一度聞いた声の主は間違えようがない

「お変わり無いわよ、そちらこそお変わり無くて?
 …じゃあ、これとこれ、あとこれ貰おうか」

行商人に指し示すようにして選んだ柑橘類を包んでもらう
その間に彼女の方へと視線を向ければ、ひらひら、と手を振ってみせた
前回、彼女の前でだいぶ醜態を晒したが、まあ今ではすっかり元気…アレくらいは稀にある

「相変わらず元気に働いてんだな…暑い間位、休んだら良いのに…って、
 まあ、勤労少女に言っても無駄だわな…ちゃんと食ってんのか?」

暑気負けして食欲が落ちていたりとか、何となくらしくない心配をしてしまう
らしくない事言ってんなあ、と言葉にしてから思ったが、一度、口から出た言葉を再び飲み込むことは、
流石に影の精霊を体内に飼っていても無理であった

ティアフェル >  余分に買って蜂蜜漬けにでもしようかな、と考えながら鮮やかな色の新鮮な果物をどれをいくつ買うか悩み始めたのもつかの間。
 知った顔を見つけて声を掛けたら可笑しな返答に首を捻って。

「……なんでオネエやねん」

 一言突っ込んでから、じゃあわたしはこれとこれを三つずつーと。その後で注文してレモンとオレンジを包んでもらうのを待ち。
 それから、前回の様子は死相が薄っすら浮かんでそうだったが今日は当たり前だがすっかり回復しているらしくそんな様子は微塵も見受けられず。ただ、暑さには参っている気配は感じられた。

「休んでる暇なんかないわよ……余裕もね。
 第一こう暑くっちゃみんな体調崩すからねー。こんな時に回復屋が休んでてどうすんのって話よ。
 ………や、それ、あなたが云います?
 酒と果物しか持ってないんだけど」

 暑気中りを癒す立場。倒れている場合でもない。がっつりもりもり…とまではいかないが健康を害しない程度に飲み食いしていて、活力は絶やしていない。が、さすがにこの時間となれば疲労もぬぐい切れはしないが。
 ともあれ、そちらこそ、と一歩詰めて所持品を覗き込んで酒瓶と果物を確認すると指を差し。

 そうこうしている間に包んでもらった果物を受け取って代金を支払って抱え。

カーレル > 「……そう言うのが流行ってんのかと思って…若いんだから、詳しいだろ、そういうの」

合わせた、と首を捻る彼女にだいぶ適当な返事をする
特に深い理由があったわけでもなく、単純に彼女の口調に合わせただけであったけれども、
何故か、と問われたのでそう答えておいた
挨拶を済ませて行商人から商品を受け取り、代金を支払えば彼女に品定めする場所を開け譲る
なんとはなしに彼女の背後から品定めする様子を眺めつつ

「そんな事言ったら、年中誰かしらくたばりかけてんだから年中、好きなタイミングで稼げるだろ…
 …んー…暑いけどそれなりに生きてるし、どっか悪いってわけじゃないから大丈夫じゃねえの?」

酒瓶2つに柑橘類、彼女の指摘に確かに、と頷いた
とは言え、偶々手に持っていたのが酒と果物であって、量は減ったが食事をしていないというわけでもない
そもそも、普段からどっさり大食い、というタイプでもないからまあ、何時だってこんなもんである

「俺はもう育たねえから良いけどね…死なない程度に食ってりゃ良いわけだし
 ティアはもうちょい、食ったほうが良いんじゃねえの?胸とか尻とか、もう少し肉付き良いほうがモテるよ」

…知らんけど、たぶん。と小さく付け足し
彼女が買い物を終えれば、今日はもうおしまい?なんて世間話をしつつ、
大してする事も無いから彼女と肩を並べるようにして話を続けようとしてみる

ティアフェル > 「どっからそれが流行りだと仕入れたのよ……。
 そんな流行りは存じ上げぬ」

 なんで合わせた、合わせるなら徹底的に合わせえ、と肩を落としつつ唸り。
 分からん人だな、と微苦笑気味に頬を掻き。
 選んでいる間も漂う新鮮な果物の香りに目を細め。

「だから、くたばるのが多い時期かどうかってのがあるでしょうが。まさに今なんだけどね。
 極端に暑かったり寒かったりするとどこかしら悪くする人が増えるものよ。そうするとこの業界、人手が足りなくなって忙しい訳で。
 ――そーかなあ? まあ…確かにカーレルさんは何だかんだ云ってしぶとそうだけど」

 偏った買い物に突っ込んでいたが、いまいちはっきりしない答え。
 じー。と疑うような視座をくれたが、特段不健康そうとも見受けられず。むーと首を捻って零し。

「健康を維持する程度にバランスよく食べてよ。いい大人なんだから……。
 女の身体がみんな食べて首尾よく胸や腰やらに肉付くと思ってんの? まず腹と二の腕にくっつくのよ、忌々しい……。
 それにあなたこそもーちょい健康的な生活を心がけた方がおモテになるんじゃなくって?」

 ふん、と軽く顎を反らしつつ云い返して。
 うん、とおしまいかどうか問う声に肯いて返せばとりま果物売りの前から離れようと歩き出すが。
 どこ向かってんのこれ、と適当に歩き始めて呟き。それから歩を緩めると顔を向け。

「ここで会ったのも縁だし、暇なら奢るよ? 前のお礼に」