2020/08/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にイディオさんが現れました。
■イディオ > (冒険者ギルドの酒場部分に冒険者は一人で座っていた、今宵は依頼などを受けておらず、次の依頼の為の準備……武器防具の修復や消耗品の補充などに費やした一日。
その終わりでも腹は減る、だから馴染みのある冒険者の宿にやって来たのであった。安い、美味い、多いが、冒険者の宿の食事故に選択肢的にもお財布にも優しいから。
他の冒険者仲間が楽しそうに酒を酌み交わしているを眺めながら、男は晩酌としゃれこむのである。)
「―――………。」
(友達がいないから一人という訳ではない、と思いたいが残念ながら現実は非常であり、事実を突きつけてくるもので。男は友達が少ないから一人でのんびり飲んでいる。
壁の花と言って良いだろう状態。華というには―――その冒険者の眼は闇夜のように光が無くて、薄気味悪い。
そんなこんな兎にも角にも、男はエールを飲んで、ポークビッツをポリポリ良い音させて食べている。
何時もの事、と言えばいつもの事な状況だ。
何か、普段食べない何かを注文してやろうか、と考えてみる。)
■イディオ > 「さて、何にするか……な。」
(普段は食べない物……それも冒険と言えば冒険だが、余り食事に関しての頓着は薄い。肉が食えれば幸せな所があるからだ。とある知り合いはもっと野菜食べろとか言うだろう、そんな知り合いを思い出しながら、メニューを手に取って眺めてみる。
肉料理、魚料理、野菜料理、果物……こういう風にしてみると、様々な食べ物があるんだな、と男は思う。
米の料理……リゾットとかもあるのだ、この冒険者の宿は、思った以上に色々メニューがある。)
「考えてみれば、色々な奴が来るもんな……。」
(冒険者とくくるだけでも色々といるものだ、他国からくるものも居るし、様々なものを学ぶものも居る。まあ、基本的にはギルドの主はその国――――この冒険者ギルドならばマグメールに根を下ろすが、そうでない物だっているのだ。
だから、冒険者が新しい食料や、知識、調味料を持ってくるとレパートリーも増える。ついでに、国の外の冒険者ギルドと提携していればその知識だって入る。
無国籍といって良いぐらいに様々な食事があるのは、ある意味当然かもしれないな、なんて男は考える。
メニューを捲り、捲り、どれにしようか。と。)
「酒に、合うものがいいな。」
(食事は既に終わっている、今は酒の時間だ。なので、酒の摘まみに何かいい物と、捲り、捲り、繰り返す。
肉に戻りそうになるのを、全力で耐えて、男は、探すのだ。
何か興味を引くメニューを)
■イディオ > (ぱらり、ぱらり、男はメニューを捲り、ふーむ、と唸りながらも、男は注文を決めた。目新しい物、という事で。
魚の料理なのだけれども、東方の刺身と云う物にしてみることにした。SAMURAIという存在が良く食べるそれ、普通の魚料理と違うし、シェンヤンの料理でもない模様。だから、興味が沸いた。
余り聞かない島国の料理だし、此処は幸い海に近いので新鮮な魚が食べられる、メニューの説明書きを見て決めた。)
「それだけじゃな……もう一品くらいは。」
(さらに、捲って決めてみたのは―――果物の盛り合わせ、普通なものではあるが、酒の摘まみとしてはどうなのだろう。なんとなく決めてみた。甘い物が食べたいと言うのもあった。
それでいいか、とメニューを閉じて。男は酒を再度注文。ついでに、刺身の盛り合わせと、果物の盛り合わせ。
両はそれなりに出るだろうから、十分か、と注文してから納得して。
ふい、と息を吐き出しながら、酒をあおる。
新しい酒が来る前に、ジョッキをからにしておこうという魂胆だ。
そして、光の無い目は、何か面白い事でもないだろうか、と探るように視線を動かして。
冒険者の酒場の中を眺めやる)
■イディオ > 「―――。」
(もぐ。もぐもぐ。もぐもぐもぐ。魚の刺身と云う物を食べてみる。刺身というのは魚の切り身らしい、新鮮な魚をそのまま切って、板状の切れにする食べ物。そして、醤油という、東方の黒っぽい調味料につけて食べる。
醤油はしょっぱくて、しかし、刺身の淡白な味にはちょうどいい、酒にも合う。うまいな、と男は考えながら、刺身をもぐもぐする。
切り方が細かいので、一枚一枚では腹が膨れない気がする、置かずとかそんな感じなのだろう。
まあ、他にも果物の盛り合わせがあるから、足りなさそうな分はこれで補えばいい。それに、醤油はしょっぱいので甘い物が食べたくなるのだ。
酒を飲み、刺身を食べていた男。
刺身が無くなるころには酒もなくなるので、水を注文して水を飲み、果物を食べる。甘い。
酒の味を忘れて、果物で満腹になったので眠くなり。代金を支払ってから、階段をのぼり、去っていく。)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からイディオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にファイネアさんが現れました。
■ファイネア > どすん ばたん!
通りにある店舗の一つから騒々しい音が聞こえてくる。
しかしそれも一時的な事。短時間でその音は鳴りやんだ。
通りを歩んでいた人々もわずかに足を止めたが、いつもの事か、と歩みを再開していく。
店内では、やれやれ、という表情のファイネアがいるわけで。
足元にはロープで縛られた酔っ払いが一人転がっていた。
人とやり合うのはそれほど苦手でもない。
職業的に軍人や傭兵と言った腕立ちと真面目にやり合うならともかく、酔漢の制圧くらいはわけはない。
そういうわけで護衛として1日数時間の待機仕事を請け負ったのだが…。
やけに件数多くないこの店?とかすかに訝しむファイネアであった。
ともあれ、あとは店主に任せるかこのまま放り出すか、という所だろう。
周囲の人々はその騒ぎを肴に飲んでいる様子。実に呑気な事だ。
ちっとは手伝ってくれてもいいのに、と思わない事もない。
給仕だか嬢だかに手を出そうとしたとか、こちらの仕事には色気も何もないのになぁ、と小さくため息をつくのであった。
■ファイネア > 「…マスター 一杯ちょーだい。」
結局放り出す事になる。
縛られてるので悪さもできないだろう。
酷く酔っていたのでそのまま寝てるかもしれない。
ま、どうでもいいか、と切り替えて店主に酒を要求する。
仕事中だぞ、と苦笑されるも一杯出してもらい―――。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からファイネアさんが去りました。