2020/08/20 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にグラスシエルさんが現れました。
グラスシエル > 平民地区、簡素な公園
青い芝生、花壇、いくつかのベンチ
たったソレだけだが、芝生は青く短い、花壇も手入れされ雑草に侵されてはいない

「…しかし誰が、ここを手入れしてるんだろうな」

そんな事を呟きながら、紺色の軍服を身にまとった少年が、公園に舞い降りる。夏なのに、分厚く固そうな軍服を纏っている。事実、暑い

「あー、あっちぃ…っと」

戦闘能力として魔法は得意な方ではない。厳密には肉体強化や瞬発力強化の術は得意だが、いわゆる直接的な攻撃魔法はあまり得意ではない
とはいえ、そこは天使のはしくれである
右手をベンチの前に向け

「よっ、っと」

魔力を固めるイメージで、ベンチの座面より微妙に高い程度の高さの四角い氷塊をつくる。
数は、取り敢えず2つ、そしてベンチの周辺に不可視の結界を張る。結界の効果は簡単なもの、空気が常に軽く動いてる、要はそよかぜのドームである

「おし、おっけーおっけー」

ベンチに座り、そのまま、ごろんと仰向けになる。ベンチは固いが少年はあまりきにしない。
氷とそよかぜで心地よい空気が流れる方が大事だ
昼寝をするような、そんな気分である

グラスシエル > 氷はかなりの勢いで溶けていく、結界には断熱の効果はない、ただその中にわずかなそよかぜを起こすだけ。
寝転がったまま、右手を氷に向けて…氷を魔力で修復する。

「うひょー、涼しー…さいっこー」

暑い中、こうして軍服を着続けるのも中々に骨が折れるのだ
このぐらいはしてないとやってられない
石畳に浮かぶ水たまり、これだ。こればかりは宿屋ではできないし、魔力で温度を調整してる高級な宿もあるようだが…探すのがまず面倒だしその上高額な宿泊費をだしてまで涼む気がしない

「夏は暑くていいんだよぉ…あー、涼しい、気持ちいいー」

すっかりだらけきってる

グラスシエル > いつの間にか、少年は眠っていた
起きる頃には氷もないし、すっかり暑さにやられているであろう

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からグラスシエルさんが去りました。