2020/08/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」に黒須さんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」から黒須さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 大型防具店」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
メイラ・ダンタリオ > 一人、大型の防具店。
ちょっとしたデパートのようにすらなる委託商品と契約からなる職人、鍛冶場ギルドの納入品を売りさばく店。
未だ戦場から少し離れ、肉と性を楽しんでいるといえども散発的なハテグや、魔族国との国境線との戦場へそろそろ戻る時期の中。
ゾス村を経由する城塞都市「アスピダ」のほうへ向かうことも検討され始めており、メイラは眉を潜めていた。
多々に分かれたジャンルの通路を歩きながら、豪傑な、かつレンズを目元にかけたスキンヘッドの職人がいる元へ。

「ごきげんよう、お久しぶりですわ。」

防具店の一角、金属や希少な甲殻、織物や糸などある中でも革に心血を注いでいる職人がいた。
1から造るのでは間に合うはずもなく、用立てていたのは修繕と追加注文だ。

「修理は済みまして?」

予定日数を過ぎてから着ているものの、貴族と言えど自由なメイラからすれば
向こうから来させるのも億劫だった。 ダンタリオ家に留まるよりも話は早い。

職人とのやりとりはわかりきっているもの。
もはや成長というものは過ぎているだろう、混ざり物な姿。
魔獣の毛皮と革で仕立てられた、袖口や襟、鎧の隙間を毛皮を挟む形状
金属鎧とほぼ変わらない整った形ながら、四肢をタトゥーが見えるように剥き出しに。
下はベルトと革による腰当てになっている。
試着を頼まれ、髪を上に結わえながらピンを唇に。
整うと、箇所をフックで固定しながらギュッギチッと革の音がする。
しかし柔軟で阻害されることもなく、タトゥーが覗くとバーサーカーやアマゾネスといったイメージ
斧でもあれば女バーバリアンと呼ばれもするだろう。

「パーフェクトですわ、マエストロ。」

機嫌良く職人をほめつつ、四肢に爪と虎の毛皮模様を彷彿とさせるタトゥーが、表側に浮き上がる。
より獣さを増した姿で、ヒュンヒュンとワン・ツー。
腰後ろからニュルリと覗く太めの蛇頭の尾をイメージした同じタトゥーが物質化し、顔を出す。