2020/07/03 のログ
■イディオ > (受付に、依頼書を持っていき、薬草採取の依頼の受理をしてもらう、期限と、必要なタイプの薬草などの説明を聞いてから、男は、ギルド内の酒場へと移動する。
単に空腹と言うのもある、なので、酒場でまずエール酒を一杯、肉の料理とパン、スープを注文して、つまみにジャーキーを。
ギルドの料理人が飯を作っている間に、さて、何処に座るかな、と視線を動かす。
先程の依頼のパーティの邪魔をしてはなるまい、と、そっと隅の方に空いている席を見つけて男は腰を下ろす。
全員が全員参加しているわけではないが、それなりの数が集まっているようで、大きな声で行動指針などを説明しているところを見ている。
何せ、飯を待っている間は暇なのだ。)
「―――と、どうも。」
(ふと、給仕の子が酒と飯を荒々しく置いて去っていく、まあ、忙しいとイライラすることもあるし、冒険者たちの中では、お尻障ったりするのもいる。
なので自然とこういう所の給仕も性格がきつくなってくるというのは儘有る話しだ。
取り合えず、礼を言うだけ言って……聞いてはいないだろうけれど、去っていく後姿を見送って。
さて、飯にありつく、か、飯、と、男はエール酒のジョッキをつかんで一口。
喉を滑る酒精の熱さに、いつも感じるそれに、口の端を引いて、にぃ、と笑ってしまう。
酒は、良い……。)
■イディオ > (男は、酒を楽しみ、食事を楽しみ、思う存分、一人静かな食事を終わらせれば、良し、と小さくつぶやいた。代金を支払い立ち上がる。
のんびりした足取りで、冒険者たちの間を縫って階段の方へと向かうのだ。
階段を上り、自分の部屋へと戻れば、今日は休むことにする。
明日からまた、薬草採取依頼の為に、移動して薬草を摘まなければならないのだ。
そんな風に、冒険者の一日は終わっていくのだった―――)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からイディオさんが去りました。