2020/06/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアシュタロッテさんが現れました。
■アシュタロッテ > (少し寝付きが悪くてこっそりと教会を抜け出して向かう先は活気の残る平民地区の一角。明日は休日、というのもあってかお天道様が沈み、日付が変わる頃となっても街の様子は明るく、がやがやとにぎやか。)
夜風が気持ちいいですね・・・。
(さらさらと髪を撫でていく風を感じつつ、シスターの少女は街を歩く。眠れない、寝付けない。その気分転換を兼ねて女は気の向くままに街を歩いていく。時折、露店を覗いてはあの子達におみやげをでも買っていきましょうか・・・なんて悩んだり、にぎやかな酒場を覗いてはおさけ・・・、と一時の誘惑に誘われそうになって、頭をぶんぶんと振ってその欲望を振り切って、またある時はつい物陰で愛を確かめ合う恋人・・・のような組み合わせを見つけてしまって、あら、あら、あら、なんて困ったように顔を赤くしつつ、何も見ていません、見ていませんったら、と自分に言い聞かせながらその場を離れたり。ぱたぱたと気まぐれで緩いシスターの夜のお散歩は続いていく。)
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にライヨウさんが現れました。
■ライヨウ > (富裕地区で商人達相手の整体の施術を終えて街へ出て見れば遠野昔に日は落ち、夜の街の活気も最高潮と言った刻限…、何をするにも少しばかり出遅れた時刻となってしまった…そんな事を考えながら男は街を歩いている)
「やれやれ、長話に付き合わされてしまった…」
(景気や政治の愚痴等たっぷりと聞かされて少し気疲れしてしまった…土産にと酒を持たされたのは良いが一人で飲むと言う気分でもなくぶらついて居ればいつの間にか恋人達が物陰で愛し合う声が聞こえる、そんな路地裏迄来てしまっていた)
「おっと、すまない…こんな時間にシスターが出歩く場所としてはふさわしくないと思うが?」
(このまま行くと貧民地区へと入り込んでしまいそうな裏路地、
そんな場所でぶつかりそうになった相手を見て、この場所にふさわしくないその服装に首を傾げて見せる)
■アシュタロッテ > (そもそもの話として、このシスターが住んでいる教会は貧民地区にある。ちょっと今回のお散歩は遠くまで出てきている。教会は平民地区に置ける程財政状況は余裕がないだけに。
その為か、貧民地区に程近い、と言ってもかって知ったる地元。そこに近づく事への恐れは薄い。)
あら。
(そこへ声をかけられればシスターの少女は振り向いて、その穏やかな顔をその男へと向けて。そうなれば、小さな微笑みを浮かべつつ、口元に指を当てて、しーっ・・・、と。)
お忍びのお散歩なんです。どうかお目溢しを。
(ウインクをしながら、しーっ、と秘密、と言うシスターは少々おちゃめな女のようにみえるだろう。ただひたすらに戒律を守り、祈りを捧げ、その一生を神に捧げるような女ではなく、ちょっとばかし緩くててきとうな。悪く言えば・・・隙がある。そんな女に見えるかもしれない。)
でも、ご心配ありがとうございます。あなたの隣人を愛す優しい心は神もきっと見ておいでですよ。
(――少しシスターっぽいことも言いつつ。)
■ライヨウ > 「ふむ…?」
(振り返ったシスターの口元に指を当てる仕草に思わず首を傾げてしまう。)
「なるほど、そう言う訳か…」
(片目を瞑り告げられた言葉に頷いて見せる。しかし彼女の着ているシフター服とこの様な場所を散歩と称して出歩く行動が結びつかずにどこか怪しい者を見る様な目つきで見つめ)
「それっぽいと言えばそれっぽいが、シスターがこんな時間に
散歩を? 恋人達の営みでも除くくらいしか楽しみが無い様な裏路地を…?」
(なにやらそれっぽい祈りの言葉が出てくるも、どうにも信じていないとばかりに彼女をじろじろと見つめる)
■アシュタロッテ > そういう訳です。
(ちょっとかっこつけてお忍び、なんて言っては見たもののちょっとこっそり抜け出して夜風に当たりに来て、ついでにその辺ちょっとふらふらお店覗いて見る、という言う慣ればウインドゥショッピング、のようなものをしていただけであるんだけど。)
シスターでも夜に散歩したくなる時だってあるんですぅ。
(むぅ、と頬をふくらませる様は一応成人してる女性、というよりかは遊び盛りの子供のように。てきとうだとか緩いとか、そういう風に評価されがちな所以の一つはこの辺りにあるかもしれない。)
な、なんでしょう・・・私に何か変な所でも・・・?
(じろじろと値踏みするように見られれば特に思う所がないにしても、なんか悪いことでもしているかのようにちょっと動揺したりどきどきしたりしてしまうもので。どこか服ほつれでもしてますか・・・?と、自身の服装を腰を捻りながら確認して。)
■ライヨウ > 「そう言う訳ですと言われても中々納得しかねるが…」
(頬を膨らませる仕草にどうにも今まで持っていたシスターのイメージが崩れてしまっているのか益々目付きが鋭くなる)
「そんなシスター初めて出会ったぞ…で、こんな場所を散歩して何を?」
(仮にシスターと言うのが本当だとして、こんな場所を散歩に選ぶらだろうか? 男の中では大分偽シスターという言葉が頭を過っている)
「いや、シスターにしては随分と過激と言うか…」
(質素なシスター服の所為で、やけに身体の凹凸が目立つ…
それが余計に彼女の怪しさを増している。)
■アシュタロッテ > 少し、夜風に当たっていただけです。特に何かある訳では、なくて。
(なんかそれっぽい事を言えればかっこいいのだけれど、理由もなき嘘を言うのははばかられる。これでも一応神に仕えるものなのだから。)
もう、そんなに人を疑うような顔して。そんなに私が疑わしいですか?いいです、決めました。このまま手ぶらで帰っては我がクリューソス教会の名折れ。父様の名にも傷がつきます。あなたが納得するまで徹底的に調べてくださいまし。私、潔白ですし、つつかれて痛い傷なんてありませんから! さぁ、さぁ、さぁ!
(いつまでも人を疑う視線をぶつける彼に温厚なシスターもちょっとばかしぷっつん、として。そこまで言うならいくらでも疑問投げかけてきなさい、調べてみなさい、とむすぅっ、と頬を膨らませながら彼に詰め寄って。 ――ふわりと香るのは甘い女の香り。女は無自覚であるし、彼がよっぽどその道に詳しく敏感でなければ気の所為かと思ってしまう程薄く、自然な香り。されど、彼に耐性がなければ淫魔の呪いを受けたシスターの放つ薄っすらとした淫香という名の誘惑は彼に微かな興奮と発情を促すだろう。その効果の程は未覚醒で無自覚に放たれるそれはじわじわと少しずつ男の欲を刺激するだろう。きっと無意識に誘惑されている、など気づくことなくただ目の前のシスターが、女が妙に性的に見えて、妙に身体に熱が薄っすらと灯る程度。そんな微かな変化を少しずつ、少しずつ女の香りを吸えばじわじわと弱火で少しずつ熱するように男に変化を与えていくだろう。
――うふふ、と笑う悪魔の囁きがシスターの脳内に響いたが興奮した女はそれに気づくこともなく。)
これはうちの教会の正式なシスター服です。サイズこそ違えどうちの子供達も、私以外のシスターも同じものを持っていますし、着ています。どうみても露出過多ではありませんし、これ以上となると私もう覆面するしかありません。
(シスターはふくれっ面で主張する。まさか彼が自分の身体の凹凸の事を言っているなど思いもせず、シスター服についてちっとも過激じゃありません、と少しばかりズレた主張を。 ・・・凹凸について文句言われたらそれはそれでこちらから文句言いますけれど!それについては私にどうしろと?という話であるし・・・。)
■ライヨウ > 「正直言ってかなり怪しいな」
突然開き直ったかのように捲し立てる彼女、
男も引き下がれないとばかりに頑として譲らない、
そうして睨みあっていれば、男の鼻を擽る僅かな香り…
毒など直接的な物には耐性を持つ男だったが、呪いや魔術の類と
なると話は別…知らず知らずに身体が熱を持ち始め、
知らず知らずのうちに邪な気が満ちてくる。
「そんな身体の線が露なシスターが居るか? どうせ客引きの類だろう? 好きに調べろと言ったな…ならじっくりと調べさせて貰おうか?」
ほんの少し怪しいシスターに声を掛けた…そんなつもりだったが
いつの間にか男の思考は彼女の身体に向けられている、
好きに調べろとの彼女の言葉の通り、男の手は彼女の身体を
探ろうと延ばされた。
■アシュタロッテ > 怪しい、怪しい、怪しい、と。私、何もしておりませんのに。
(本来であれば多少てきとうで緩くて、お茶目だったりするけれど温厚で柔和なのがこのシスターである。けれどもこんなにも疑いの視線を向けられては黙っていられなくもなる。なにかしたならまだしも、ただ散歩していただけでなぜこんなにも疑われなければならないのか。もう辛抱なりません、とばかりに調べるなら調べてみなさい、と彼に詰め寄っていく。無意識に、彼を誘っていることなど気づくこともなく。)
事実いるのですから、仕方ないでしょう?身体は、その、なんか大きくなってしまったのですし仕方ないでしょう!
客引きなんかじゃありません!それともなんですか、うちの教会に寄付金でもいただけるのですか?そうでしたらありがたく頂きますけど!?
(少し脱線しつつもシスターの少女は必死に男の言葉に反論をする。客引き?引く店などありませんが。でも寄付金いただけるんだったらありがたくいただきます。子供たちの明日のご飯代になります。
そのまま、男がシスターに手を伸ばし、身体に触れてくるならば、特に何か言うことはないだろう。ただ、その手付きが少々いやらしいものを感じたならばちょっと・・・?と苦言を零すことはあるだろうけれど。)
■アシュタロッテ > (そうしてシスターの少女は無実を主張し、男は取り調べを続けていく。シスターの女が無実を証明し、無事教会に帰れたのはいつ頃になったのだろうか。
もし朝になったのなら・・・教会の子供たちからからかわれお土産をせびられるシスターの女が見られたという。)
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアシュタロッテさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にルインさんが現れました。
■ルイン > 朝の時間帯の冒険者ギルド。
まだ仕事の張り出しも少ない掲示板で仕事を探すではなくあえて仕事を貼りだす。
その内容はいたってシンプルで新人向けの薬草採取だったりして。
「偶には仕事を出す側になりませんとね」
そんな事を言って一人頷くがそれは建前、自分で集めるのが面倒なだけ。
そうして貼りだすと後は少しだけの時間つぶしと他に仕事を眺めて。
■ルイン > 「あ、これ探してたんだ」
掲示板を眺めていると目に付いたのは少々前の依頼。
山村での害獣駆除だがそれを手にすれば笑みを浮かべ。
「みんな元気かな。済みませーん、これ受けるよ」
仕事という名目で顔見知りに会いに行く機会が出来たとご機嫌に笑い。
新人も避けるような遠い安い大変という仕事を引き受けてギルドを後にして。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からルインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にジェイクさんが現れました。
■ジェイク > 王都マグメールの平民地区。
富裕層でも、貧民層でもない、文字通り、平民の多くが生活する街は、
王都の中でも最も面積も広く、人口も多い賑やかな場所である。
上下の身分、多種多様な種族が往来する街並みは貧民街に比べれば、
一見すれば治安が良く、住みやすさを感じさせる事だろう。
衛兵の詰め所が存在する平民地区では必然的に街中を警邏する兵士の数も多く、
行き交う人々に彼等が目を光らせている。
だが、それが必ずしも治安維持のために輝いているとは限らない訳で。
「――――其処のアンタ、少し良いか?」
なめし革の胸甲を身に纏い、腰に剣を佩いた警邏中の兵士風の男が
道を行き交う女の後ろ姿へと声を掛ける。
ちらりと覗いた横顔が好みであったのか、或いは、顔見知りだったのか。
口端に滲んだ嗤みは、この後、彼女に降り掛かる災厄を象徴しているかのようであった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からジェイクさんが去りました。