2020/04/24 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にルインさんが現れました。
ルイン > 日の高い時間帯の冒険者ギルド。
受け付けで依頼終了の報告と採取品を引き渡し報酬を受け取る。

これをポーチにしまい込むと向かうのは依頼が貼り出される掲示板の前。
様々な依頼が並ぶ中、出来るだけ短時間でそれなりに稼げるものがないかと眺め。

「中々に……ありませんよね」

流石に新人向けな依頼を受けるのは少々の罪悪感。
かと言って討伐系は一人では厳しいものが多く、採取でも遠出はしたくないという我が儘。
本当にどうしようかなと…人に混じりこれという依頼を探して。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からルインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にアルヴィンさんが現れました。
アルヴィン > 騎士がギルドへと戻り来たのは、もう既に王都に夜の帳が降りた後と言う頃合いであった。
平民地区の街路には、酔漢達が居流れて、街はいっそうの賑わいを見せているという、そういう時刻。

黒鹿毛の悍馬を緩歩にて歩ませて、騎士はギルドへの道を辿る。
依頼されていたミノタウロスの討伐を果たした、その報告をせねばならない。
道行きの途次の森の、ゴブリンの討伐もだ。

とはいえ、殲しても殲しきれずに湧いて出るような小鬼であるから、またすぐにでも、あの森にゴブリンは湧くのであろうけれど。

とまれ、騎士はギルドへと辿り着くと、常のように馬番に愛馬を預けて心づけを弾み、そのまま依頼を果たした報告へ…。

アルヴィン > 鎧の修繕がなるまでの間、騎士の軍装は、漆黒の硬皮革の胸当てと前腕も同様に皮革の防具で包んでいる。
軽装の傭兵とばかりの拵えにて、騎士はギルドの窓口へと。
その場にて、果たしてきた二つの依頼の報告をし、報酬を受け取った。
とはいえ、鎧を直すというだけで相当の物入りだ。
しばらくは、軽くなってしまった懐を気にせねばならぬと、騎士はやれやれと溜息をつく…。

とまれ、清貧は草臥の騎士の常である。
清貧には慣れた、と言いたいが、こればかりは譲れぬというのが…一仕事を終えた後の一杯の美酒、である。

騎士はそのまま、酒場へと。
常のように最も奥まったテーブルへと座すと、冷たく冷たく、どこまでもよく冷えたエールを注文し、さも美味げにそれを干したのだった。

アルヴィン > 一仕事を終えた後の一杯の美酒。
これはやはり、こたえられぬものがあると、騎士は満ち足りたような吐息を零す。

清貧を旨として生きるが聖騎士ではあれど…。
今しばらくは金を稼がねばならぬなあ、などと。

溜息をつく騎士の宵は更けてゆく…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からアルヴィンさんが去りました。