2020/03/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にテアンさんが現れました。
テアン > 日の沈みゆく公園。
その一角にあるベンチに腰掛けてぼけーっとしている少年。
そろそろ帰る時間ではあるのだが、何故か今日は帰る気にならなかった。

理由は…自分でもよくわからなかった。
何故かその気にならない、とはよくある話である。
なので少年はベンチに座ったまま、ぼんやりと周囲を眺めていた。
傍から見れば、妙に黄昏ているようにも見えるだろう。

実の所、無意識化で誰かが囁いていた。
『帰らず、誰かの餌になりなさい。誰かに捧げられなさい。』
少年は無自覚なまま、その囁き声に導かれて『誰か』を待つ事になる。

ただ、時間が来れば…のろのろと気の進まないまま帰る事にはなるだろうが…。

テアン > 「うーん…。」

ゆっくりと立ち上がると、そのまま公園の外へ。
気は進まないが…家路につく事になるだろう。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からテアンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシトリーさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシトリーさんが去りました。